紅麹による健康被害で話題となった小林製薬。

3月22日(金)、紅麹を使用した機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」の自主回収を行うことが発表された。
この商品を摂取した消費者から腎疾患などの健康被害が発生したためとしている。

だが、小林製薬は、紅麹の健康被害を認識してから公開するのに2か月経過している。

紅麹からは、カビ類が生成する成分と構造が似ている未知の成分が検出されたとのこと。

国の研究機関では、昨年、大阪市内の工場で製造された紅麹原料について分析が進めらており、青カビから発生する「プベルル酸」が検出されたほか、少なくとも2つの通常は入っていない物質が確認されている。
ただ、これらが人体に影響を与えているかは不明であるため、厚生労働省にて物質の特定や健康被害の原因解明を行っている。











この発表から株価は暴落しましたね。 
株主総会では、株主がかなり温度高めだったなんて情報も…。

また、小林製薬が発売していた紅麹だけでなく、別商品では「紅麹」という名目で着色料などに使用されていることもあるため、商品を選ぶ際は注意しなければならないと話題になりましたね。


現在、株価は回復傾向にあります。
ですが、5月10日(金)には2024年12期の連結業績予想を取り下げられました。
紅麹問題の影響から見極め困難だとし、売上高から純損益は未定とされています。


✅1-3月期業績(発表日:5月10日(金))
📈純利益:9億円(前年同期比72.9%減)
📈特別損失:38億円
📈売上高:364億円(前年同期比9.0%増)
📈営業利益:50億円(前年同期比0.6%減)