皆既月食

2022/11/08 夕方から夜にかけて行われました。

 

皆さんは皆既月食を見ましたか?

 

今回の皆既月食では、月食中に天王星が隠れる”天王星食”も起こったそうで

小笠原諸島を除く各地域で同時に観られたそうです。

 

この月食中に惑星食が起きるのは極めて珍しく、1580年7月依頼、

約422年振りなんだとか…。

 

ちなみに、私は見ることができませんでした(笑)

皆既月食だということをすっかり忘れていました…。

 

一応、iPhoneで撮影はしましたが、スマホですと画質に限界がありました。

SNSでは今回の皆既月食を機に、どのスマホで撮影したら綺麗に撮影できるのか

写真を比べたり、撮影方法が話題となっているみたいです。

私も、この機種だとこんなに綺麗に撮影できるのか!と勉強になりました。

 

スマホの画質なんて実際に使用してみないと分からないですもんね。

 

 

 

 

昨年、私はSNSに部分月食が行われることを投稿していたような気がするな…と

思っていたらちゃんと撮影して投稿していました(笑)

 

89年振りの「ほぼ皆既」の部分月食だったため、空が赤いです。

雲がかかっていたので、あまり綺麗には見えなかったのですが…。

昨年の月食の写真もまぁ画質が悪いこと…。

iPhoneより画質のかなり悪い機種を利用していたこともありましたからね悲しい

 

 

日食も、小学生の頃に見た記憶があります。

 

先生方が「今日は日食ですよ」と全校児童を校庭に集めて

遮光板のサングラスのようなものを目元に充てて見たな…と懐かしい気持ちです。

 

 

 

月といえば、ご存じの方も多いと思いますが

「月が綺麗ですね」という言葉がありますね。

夏目漱石の言葉で、「愛しています」という意味です。

 

その言葉の返しがなんとも不思議です。

 

「月が綺麗ですね」という言葉に対して「死んでもいいわ」というのは、

その愛に対する最上級の答えであって、

その人と一緒であればもう死んでもいいと思うことからなんだとか。

 

その他にも、「ずっと前から月は綺麗」「あなたと一緒に見る月だから」等の

答え方があります。

「ずっと月を見ていましょう」という答えもありますが、これは

永遠の愛を誓う、いわゆるプロポーズの意味合いを持っているそうです。

 

逆に断り方としては「私が見える月はクレーターだらけです」

「私には月は見えません」「星の方が綺麗ですよ」等があります。

 

 

 

「月が綺麗ですね」という言葉が生まれた成り行きとしては、

夏目漱石が英語教師をしていた時に英語の”I love you"を日本語に訳させた際、

「我君を愛す」「そなたを愛おしく思う」などと訳しました。

 

ですが、それに対して夏目漱石は

「日本人はそんな直球に愛を伝えることはしない。

”月が綺麗ですね”と訳しなさい」と教えたそうです。

 

こんなことを現代のテストで回答したら減点されますよ(笑)

 

 

 

何も知らないで「月が綺麗ですね」なんて聞くと「???」となりがちですが

言葉の意味や生まれた成り行きを知るとロマンチックにも思えます。

 

授業で教えた言葉なのに、現代でも知っている人が多いなんて

夏目漱石の影響力ありすぎですね(笑)