先日、婚活パーティー行ってきた。今回は珍しくとっても良いことがあった。

 

 

婚活パーティーへの参加頻度は1ヶ月に1回程度に抑えることにしたため今や貴重な機会。ただ今回はちょっとばかしそのルールから外れての参加。実は婚活パーティーへは2週間ほど前に参加したばかり。だが今回は参加費を無料にできる分のポイントが貯まっていて利用期限もギリギリであったため、それらを使い切ることを目的に例外的に参加することにしたのだ。

 

 

パーティーの男女比は男5女5。やはり最近はこんなんしか集まらない。そもそもこの日は別の時間帯のパーティーに予約していたのだが、そちらが人数不足で中止になってしまったため、スタッフに参加可能な別の時間帯のパーティーへの振替を提案され参加するに至ったくらいだ。みんなどこへ行ってしまったのか。もう恋なんてしないって諦めてしまったのであろうか。

 

 

そして、恒例行事でもある一度会ったことがある女性がいた。そういう女性はもう何人もいる。毎度のごとく『あ、お久しぶりです~笑』と軽い感じで挨拶をする。彼女は何ヶ月か前に同じ主催会社のパーティーで会ったことがある女性だった。確かそのときは僕から連絡先カードを渡していた覚えがある。なお(当然のごとく)向こうから良い反応は無い。でも、トークタイムでは終始談笑できる程度には僕のことを覚えてくれていたし悪い関係にはなっていないようだ。ほっとひと安心。毎度毎度思うが、田舎では誰に対しても愛想よく接さないと後で辛い思いをする。必ずどこかで再会することになるから。この点は今後も決して忘れないようにしたい。

 

 

さて、本題だが、このパーティーでは気になった女性が1人いた。それも僕の好みにがっつりハマる女性。容姿は誰もが思うような美人ってわけではないのだが、特徴のある可愛さを有した女性とでも言うだろうか。例えるなら地下アイドルにいそうな女性。そしてなによりミステリアスな雰囲気を感じさせる言動や振る舞いがかなりタイプだった。僕はこういう特徴的で好奇心を掻き立てられる女性を好みやすいみたい。

 

 

トークタイムを経ての彼女の印象は、9割真顔、1割笑顔といった具合であったため、その時点では僕に見向きもしてくれない高飛車な女性と思わされてしまった。でも、たまに笑いかけてくれたその瞬間の印象がとても良くって。同じインドア気質なところなんかも親近感が湧いたし、控えめで守ってあげたくなる雰囲気も惹かれたし、ダメ元でも彼女に第一希望でマッチング申請することを決意した。

 

 

まず中間投票結果についてだが、驚いたことに今回は5人中3人からも票が得られた。過去稀に見る高評価で超嬉しかった。錯覚でも男として評価してもらえたと思って、最近特に失われつつあった自己肯定感がちょっとだけ回復した気分。

 

 

そしてそしてそして、僕が気になっていた女性からもなんと票を得られていたのだ。え、嘘だろ、ダメだと思ったのに。あれ、ひょっとして今回はいけるのか!?いやでも、僕と同じで全員に票を入れるタイプの人かもだし……と困惑と期待と不安でごちゃ混ぜの状態で手に汗を握りながらマッチング希望を出してみた。

 

 

すると、なんということでしょう……見事、彼女とマッチングに成功してしまったのだ。正直こんな嬉しい思いをしたのは初めてかもしれない。結果を見た瞬間マジで天を仰いだ。

 

 

でも、やはり僕はこんな性格だからすぐに冷静さを取り戻してしまって。ひょっとして誤選択だったのかなとか、僕は第二希望の男だったのかなとか、心配事がポンポン湧いてきた。喜ぶのはまだ早いと。そんなミスマッチの可能性を消し去るにはまずは二人で食事に行くなりしなければ。喜ぶのはそれからだと。

 

 

パーティーは夜の開催だったけど珍しくもこの後も時間があるからということで、早速彼女とご飯へ行くことができた。夜の場合ってマッチング後は即解散だと思っていたのにご飯の提案に乗ってくれたのは意外であった。こういう時のために会場周辺の飲食店を事前に隈無く調べていたから助かった。特に夜ってお店の選択は結構悩むと思うけど、初めましての人でも連れていけるようなお店も事前にピックアップしておいたからすんなり決めることができた。過去の自分を褒めてあげたい。

 

 

彼女とはお店で2時間くらい話したが、それをもってしても彼女の好印象具合はずっと変わらずというか、むしろますます印象が良くなった。で、なんだかこんな気持ちは久々なもので、ずっと近くにいたいなと思わされてしまった。ちゃんと彼女からも話題を振ってくれたし、しっかりコミュニケーションも取れてたと思うし、悪いようには思われていない……と信じたいがまだ分からない。次のデートの提案もその場では受け入れてくれたが、過去の多くの事例のように良い返事もその場限りで解散後の今日はありがとうございました的なLINEすらくれないパターンだってあり得る。解散して帰宅したあとも依然不安は尽きなかった。

 

 

とりあえず、帰宅して僕から先に今日のお礼LINEを送った。彼女のほうから先に来るのが理想だったけども、彼女に対する思いが先行しちゃった。返事が来なかったら諦めよう。また会いたいという意思を伝えるため改めてデートのお誘い文句も添えた。これに対する返事次第で彼女の気持ちが分かる。あ~頼む良い返事来てくれ~とたぶん初めて神様に願った。初めてではないか。

 

 

そしたら彼女からはちゃんと返事が来た。まずは『今日はありがとうございました』と。よし、第1段階クリア。お礼の返事はしてくれた。ただ肝心なのは次の文句。デートのお誘いに対する返事だ。彼女の回答は……『ぜひご一緒させて下さい』と。きたきたきた!第2段階もクリアだ!!!

 

 

というわけで、週末また彼女と会えることになった。現在もデート日程に関しては調整中であるが返事も早くてあっという間に段取りが進んでいる。返事が早いのは嬉し過ぎる。今までこんなことあっただろうかね。早くても半日後とかがほとんどだったような。それに、パーティーで出会った当日にすでに食事に行っているわけだから、次は実質2回目のデートと言ってもいいわけで。これは、僕は合格ということなのだろうか。それとも、彼女はちょっと変わっているところもあるしその判断は早計か。

 

 

たぶん彼女は今までで一番相性が良さそうな女性だから慎重にいきたいね。でも、もし彼女とうまくいかなかったら立ち直るのに時間がかかるだろうな。婚活パーティーに通うようなこともやめてしまうかも。そういう場所は僕には合わないと。それくらい彼女には既に惹かれているようだ。恥ずかしい奴。ああどうかうまくいきますように。お願いします、お願いします、お願いします。