先日参加した婚活パーティーで連絡先を寄越してくれた女性とLINEのやり取りをしている。

 

 

彼女の名前は”つみきさん”。彼女のインドアでやや幼い趣味と話すときの建設的な物言いから連想した。仕事は僕と同じく男が多い業界で、しかも婚活で出会う女性達の中では珍しく大学を出ていて、知り合ったばかりだけど辺境の地で出会った仲間のような感覚を覚えた。

 

 

LINEのやり取りは1日1往復程度の軽い感じ。食事にはまだ誘っていなく単に雑談をしているだけ。こうやって女性と関係が持てているのって久しぶりに思う。実際は久しぶりではないはずなのだけど、久しぶりと感じてしまうのはなぜだろう。

 

 

思い返してみれば、これまで女性とLINEをしているときって、ほとんどすぐ食事に誘って日程なり場所なりデートに関するやり取りをしているのがほとんどだったような。きっかけも婚活パーティーでマッチングしたり双方の同意で連絡先を交換したり、あるいは街コンで知り合ってっていうパターンばかりだからか、『まずは二人で食事に』という暗黙の了解すらあったように思う。だからLINEでやり取りをしてくれている時点でほぼほぼ食事の誘いには乗ってくれるだろうという確信に近い感覚を持ち合わせていた。

 

 

けれど、”つみきさん”の場合は違う。今の時点では食事のお誘いに乗ってくれるかは確信が持てない。彼女とは婚活パーティーでマッチングはしていない、中間投票では僕から一方的に票を入れただけで向こうからは無し、けれど連絡先は僕からは教えずも逆に向こうからは教えてくれた、という奇妙な始まり方。つまりお互いの興味のほどがよく分からない状態だから、上で書いたように女性とのやり取りに新鮮味を感じてしまっているのだろうと。

 

 

正直、食事には今すぐにでも誘いたい気持ちはある。改めてなぜそう思うのか考えてみると、やはり相手の人と成りを知りたいからなんだ。いくらLINEの文面上では楽しそうに見えてもそんなものは取り繕える。時間をかけてあれこれ考えて文章を練ることができるから。すると問題は、そこにはあらゆる雑念が含まれているはずなのに、受け手は『相手はきっとこう思っている』と一つの答えを求めようとしてしまうところ。そういう齟齬が生じてしまうことが分かっているから、直接会ってあらゆる感性を尽くしながら相手の咄嗟に出てきた言葉や仕草などから相手の本当の姿を確かめたいと思うんだ。

 

 

すべての女性が同じく思ってくれているのならばいいけど、僕の経験上どうやら違う。マッチングアプリで上手くいかないのもひょっとしたらここに原因があるのだろうな。端的にはすぐ食事に誘ってしまったのが原因だと。僕がやってることは客観的にはヤリ目と同じなのかもだし。違うのに。全然違うのに。違う理由で拒絶されたのならば納得がいくけども、そうでないとしたら断じて納得がいかん。

 

 

もうこのような失敗はコリゴリだし、”つみきさん”には慎重にメッセージを送るとする。まだ食事には誘わない。焦らない、焦らない……。一体、どの程度のやり取りを経れば食事に誘っていいのだろう。もちろん話の流れもあるのだろうけどさ。『いま現在お誘いした場合の成功率は〇〇%です』とLINE上に表示されればいいのに。

 

 

さて、今週の恋活婚活予定は週末に街コンが1件。チョー楽しみ。いつ以来だろう。今回は婚活仲間の知人と参加だから何とか二次会まで頑張りたいね。彼はお酒飲めないのがネックだけども。どうやって誘い出すか……これまた違うドキドキがあって楽しい。まぁ、そもそも中止になる可能性が高いからあんまり期待し過ぎるのは良くない。宝くじの当選を待っている程度の気持ちでいるとしよう。