先週参加した婚活パーティーで連絡先を交換した年上女性とランチへ行ってきた。第一印象はミステリアス。眼力が強く念を発してそうなイメージ(失礼かも)。内なる強さを秘めてそうという意味で名前は”ビスケさん”で。某漫画より拝借。

 

 

”ビスケさん”はLINEでやり取りしてるときは最初から僕のことを○○君と呼ぶなど、いかにも僕を年下として扱っているような感じ。なめやがって。なんて思いまではしないが、別に僕は女性を力強くリードできるほど自信に満ちた男でもないし、年下女性よりかは年上女性のほうがバランスが取れて良い関係が築けるのかもな……なんて思ったりもした。

 

 

さて、いざ彼女に会ってみると、LINEとは打って変わってかなーり物静かな女性だった。というと語弊があるが、その口数の少なさは性格に起因したものではなくて、僕に対する興味に起因していたと今となっては思う。

 

 

沈黙が断続的に続くような会食。向こうからの質問が無い。僕が質問してそれに彼女が答える。話を展開させるため関連して僕がまた質問する。彼女が一言だけ返す……の繰り返し。極めて受け身。これほど気を張る婚活デートは初めてだった。唯一、元彼のことに関してだけ彼女は主体的に話してくれた。僕がライトで夜道を照らしてやってようやく歩みを進めてくれた感じ。

 

 

どうも”ビスケさん”はお付き合いしてた人と別れたばかりのよう。話を聞いてるに未練たらたら。僕と出会った婚活パーティーも憂さ晴らしのため参加した様子だ。ただ気になるのは、事前にLINEでやり取りしてるときの様子と、こうして対面で話したときの様子がだいぶ異なる点だ。

 

 

でも、思い当たることとしては、やっぱりマスクのせいかと。婚活パーティーではお互い終始マスクをしたままだったから、今回改めてマスクを外して僕の顔を見たら事前に抱いていたイメージと違ってガッカリしたんだろうね。あとは無理やりにでも気分を上げて元彼を忘れたかった、とかだったり。

 

 

もうこのデートは早く切り上げたかったから僕の方から『このあと用事があるのでそろそろ……』と切り出しちゃった。沈黙があまりにも続くしお互いメリットも無さそうだしこれ以上は時間の無駄のように感じて。最後に社交辞令で『またお誘いします』と告げて解散、終了。

 

 

さて、これで現在の恋活婚活予定は別の婚活パーティーで連絡先を交換した超年下女性とのデートが1件だけ。根明で男を勘違いさせちゃうタイプでその婚活パーティーでは一番人気だった女性。仕草がまた可愛らしかった。あざといってやつだ。狙ってやってたのかな……。僕は年齢差がどうしても気になっちゃったから連絡先カードだけ渡してマッチング希望までは出さなかった。嬉しいことに彼女からはマッチング希望を出してくれたっぽい。僕は特別ハイスペックでもないのに。また僕がマスク詐欺を働いちゃったパターンか……。なんだか、婚活パーティーは向いてないかもと思い始めた今日このごろである。