"ムーンさん”とディナー行ってきた。LINEで告白されるもお断りさせてもらった女性なのだが、どうしても直接会って話がしたいと、その熱量に負けて会うことになってしまった。経緯については下記リンク。

 

 

まじで憂鬱であった。でも一度会うことを約束してしまった以上、ドタキャンという選択肢はなかった。ドタキャンを何度も経験してきた僕はその辛さを知っているから。

 

 

店で泣き出したらどうしよ……って不安でいっぱい。彼女は感情の振り幅が大きいからその可能性としては十分有り得る。けど、今まで対面で話しているときは穏やかな感じなんだよな。特に恋愛に感する事は対面では話したことがなく、LINEでのやり取りに限って凄く感情的になる。まるで二重人格のよう。距離があるだけに積極的になっているのだろうか。今回のディナーもどうか穏やかであってほしい。

 

 

と思いながら、半ば願いながら、改めて”ムーンさん”とお店で対面。先日の猛烈なLINEメッセージが思い返されて彼女と目を合わすのがちょっと怖い。僕、たぶんキョドってたかもな。

 

 

けれど、いざ面と向かうと意外にも彼女は落ち着いてて本当に同じ人とは思えないほどだった。そして話がしたいっていうからこっちはかなり緊張してたんだけど、何の話をするかと思えばまた趣味の話。ペラペラと。一体この時間はなんなんだ……と戸惑いすら覚えた。まあ、僕の方は彼女に感情的になられて周りに白い目で見られるのは嫌だったから、そっちに話題が逸れてくれることは有り難かったけども。それに何を話されてもこっちの気持ちは変わらないし……。

 

 

で、結局最後までそんな調子でいよいよ恋愛に関する話は一切なし。どういうこっちゃ。店を出て解散もすんなり。『今日はお時間ありがとうございました』だけ。解散際に引き止められるかなとも思ったけどそれも無し。これで良かったのかな……って疑問は残ったものの正直ホッとした。

 

 

しばらくして”ムーンさん”からLINEが来た。『本当に言いたいことが言えなかった』と。若干予感はしていたが、彼女は僕と同じでかなり臆病みたいだ。対面では身構えてしまって思い切って言葉を放つことができない。それが少し距離を隔てると肩の力が抜けてスラスラと言葉が出てくる。彼女は特に言葉を発することに臆病になっているようだ。非対面でならそれを考える時間があるからまだ気楽なのだろう。そうしてLINEでは過去の恋愛に関する話に始まり、僕に対してどう思ってるのだとか、今後どういう関係であって欲しいだとか伝えてくれた。

 

 

最終的には『お互い婚活がんばりましょう』という平和的な言葉に終着しやり取り終了。良かった……。悪いパターンばかり想像してたから心の底から安堵した。僕は思わせぶりのような形で2回もデートに誘っちゃっただけに責任を感じていた。貴重な時間を使わせてしまい申し訳ない気持ち。でもそれは決して気まぐれなお誘いではなくて、彼女のことをちゃんと理解するためには必要なお誘いだった。ただ、好意を持たれている自覚があればもうちょっとマシな対応ができたと思うのに、ほんと自分の鈍感さに嫌気がさすわ。

 

 

さて、これにて”ムーンさん”とのやり取りは今度こそ終了。GWの予定は婚活パーティーと街コンを複数予定していたが人数不足でうち2つが中止。さすが地方。今のところ婚活パーティーが1件だけ。デートの予定も何件か入るはずだったのに、諸々エラーがあってゼロになってしまった。断られたり無視されたり。悲しいねー。強くあれ、俺。