残された貴重なる池 | ワイルド☆スターズ10-2ブログ

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アクアリウム業界で生きている男。お得意の生き物や植物を紹介しながら、毎週恒例の旅路も紹介!人生は生物とのワイルドライフ。

つものように新潟県を動く旅は、下越から中越で大自然を散策したり、お得意先から頼まれ物の植物や観賞魚を仕入れてから、国道116号線と国道8号線を使い、上越の街に移動して来るのがお決まりのルートとなり、本日は上越市高田の街から山奥の大自然に存在する野池を見に行って来た。








田んぼの縁に群生している「ヒメミズワラビ=東日本型のウォータースプライト」は、胞子から育ったばかりの小さな株がライトグリーンの色合いで湿った泥土に水上葉を形成。








農薬の影響をモロに受けてしまう日本産の「ヒメミズワラビ」は、何故かアクアリウムの世界では売られていない事が不思議な事であり、東南アジアの水草ファームから輸入されて来るウォースプこと「ウォータースプライト」がアクアリウムの世界では60年代後期から水槽用水草として流通していた。



じっくりとアクアリウムで育てた「ヒメミズワラビ」は、柔らかい水中葉が独特の見た目で水生シダの森を作り、輸入物と同じく葉から小葉をいくつも形成して増えまくってくれるため、熱帯性メダカやアナバンティッドの仲間の飼育や産卵にも適している。








水路の水中で見つけた真っ白けで長楕円形の卵は、この辺りに多く棲んでいる「クサガメ」の卵だけど、ガマン出来なくて水中に産み落としてしまったので、陸地に埋めてあげた。








上越で食べる感動のマグロ刺身定食







上越に来たら上越米を食べないと!








本日の野池








まだ背中に卵を背負っていた








「オオコオイムシ」が多い野池








越の「ホンゲンゴロウ」







発見する度にいつも感動する!








ヒルの攻撃でブルーになる図







俺っちの貴重な血液が…(汗)








帰りにお馴染みの鮮魚専門店へ







美味しそうなサクラマスに戸惑う