まさにエンゼルアート | ワイルド☆スターズ10-2ブログ

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アクアリウム業界で生きている男。お得意の生き物や植物を紹介しながら、毎週恒例の旅路も紹介!人生は生物とのワイルドライフ。

回の新潟県の旅で発見した芸術的な作品は、日本海沿いを走る国道8号線の名立周辺を走行していた時に目に飛び込んで来た熱帯魚のインパクトあるアート作品であり、思わず車を止めて撮影しに行ってしまった。








地下道に入る出入口の壁面に制作された熱帯魚の代表種「エンゼルフィッシュ=プテロフィルム・スカラレ」のリアルな体型のアートは、何故にこの熱帯魚に関係のない海沿いの場所に描かれたのか不思議に思いながら、このエンゼルに反応してしまった。








よく見てみると、まるで天才画家の山下清氏が制作したかのような雰囲気が漂う作品であり、細かい色違いのタイルを張り合わせて見事なエンゼルフィッシュが制作されている。





この作品は、スカラレ種を知り尽くした人が制作に携わったのか?モデルの個体写真の色彩をリアルに再現して作られているのが見て分かり、まさに昔にブラジルの現地から輸入されていたようなスカラレエンゼルが、再現されている事に感動出来る作品。








さらにお隣には、エンゼルフィッシュの王様で知られる「アルタムエンゼル」も並んでおり、スカラレ種とは違った体型、色彩、バンドの違いがリアルに表現されていた。





作品がある名立という場所、今までに何回もこの場所をうちの代表と二人で走っていたのに、こんな素晴らしいアート画を逃していたなんて…








80年代の「Das-aquarium誌」に紹介されていたアルタムエンゼルの記事は、日本のアクアリウム界に大きな衝撃を与えてくれた記事であり、この時代はまさに憧れのエンゼルフィッシュとして話題になっていた。








今でも、アルタムエンゼルは憧れのエンゼルフィッシュ(※エンジェルフィッシュ)であり、世界中のエンゼルフィッシュ愛好家を魅了している。