関東を代表する水辺と言えば千葉県の印旛沼が知られており、俺っちも度々訪れているこの大自然には、水棲生物たちが数多く生息している豊かな里山の風景が広がる地域であり、真冬でも釣りを楽しむ人達で賑わう場所。
印旛沼に流れ込む流入河川を覗いて見ると、今の季節は魚影こそ少ないけど、派手なブルーの羽を纏った「カワセミ」が水辺を飛んでおり、水中に泳ぐ小魚たちを狙う貴重な姿が見える。
外来生物の宝庫となってしまっている印旛沼は、確かに何処の水際を見ていても外来の動植物が目立ち、この水面に浮いて繁茂していた「ホテイアオイ=エイクホルニア・クラシペス」が無数に確認出来る他、特定外来水草として認知されている「ナガエツルノゲイトウ」も水面にて大繁茂を遂げている。
独特の膨らみを持つホテイアオイの水玉と呼ばれる部分を見ると、その中身は浮力を持つスポンジ状となっていて、何故かこの部分だけが水鳥たちに食べられた跡が確認出来るけど、何でこんな中途半端な食べ方をしているのか…
印旛沼のあちこちに立てられている注意看板は、日本全国でも有名となっている特定危険外来生物である「ワニガメ」と「カミツキガメ」のお知らせであり、今なお印旛沼全域の水中に生息繁殖している危ない水棲カメ。
良くメディアなどでも「外来生物は悪者だから見つけたら殺せ!」だの、「自然界を破壊する最悪の外来生物!」などと言われているけど、今一度生き物の命の事も考えて行動しなければならないし、これからの特定外来生物に向けた処置も見直さなければならない。
印旛沼漁協が運営しているレストランに行って、ここ印旛沼に生息している淡水魚を食べに行って来た♪
大好物の「鯉の洗い」
酢味噌でコリコリ食感最高~‼
ここに来たら食べないと帰れない「ナマズの天丼」を堪能しながら、上品なナマズのフワフワ天婦羅に感激して、目の前に広がる第1印旛沼の風景を見ながら、この贅沢な時間を過ごす。
印旛沼の漁師さんの写真
心に響く良い写真だ~
今では入手困難な生き物たちの琥珀や、貴重な生き物たちの化石の数々を見ながら、身近な存在である自然豊かな印旛沼を楽しむ1日になりそうだ!