ブログからすっかり遠ざかってしまっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
スイスは、サッカーの欧州杯 EURO2024がお隣のドイツで開催されているので、「ちょっと」賑やかになってます。
今日のスイス時間で21時からのグループリーグ最終戦で、プレーオフ進出が決まるんですが、その相手が開催国ドイツ・・・。
ドイツは早々にプレーオフ進出を決めていて、同じグループのハンガリーは残念ながらグループリーグ敗退が決定しているので、スイスとスコットランドで残り1枠を競い合うことになります。
スイスが負けてスコットランドが勝った場合とか、両方が勝った場合とか、逆に両方が負けた場合とか、いろいろとシミュレーションして「こうすればスイスが次に進める!」というような記事も読みましたが、そういう細かい話は置いておいて、とにかく勝って自力でプレーオフ進出を決めてもらいたいものです。
来週は、少し大きなお仕事をいただいています。
全部で22曲演奏しますが、そのうちのほとんどはリクエストをいただいてから譜面を起こして練習を始めたものなので、なかなか大変でした。
中にはこれまで聞いたことがない曲も2、3曲ありましたし。
夫は聞いたことがあると言っていたので、私ももっと長くヨーロッパにいたら知っていたのかもしれません。
「オペラの曲をタンドラム / タングドラムで」
というリクエストには頭を悩ませましたし、
「ベートーヴェンがいい」
というリクエストも難しかったです。
自分が好きな曲、タンドラム / タングドラムに合った曲だけを弾いていた時には避けていたような曲も、お仕事となると弾くこともあります。
オリジナルの良さを残しつつ、タンドラム / タングドラムに合ったアレンジにするのに、とても悩みました。
特にベートーヴェンが。
悩んだ挙句、Sonata Pathétique、いわゆる悲愴を選んだんですが、そもそもクラシックは2オクターブしかないタンドラム / タングドラムでは音が足りなくなることが多いのです。
それと、一度に鳴らせる音の数にも限りがありますし、ダダダダとベートーヴェンっぽく(?)連打をするときれいに響かない楽器でもあります。
「思ってたベートーヴェンと違う!」
と言われないように、でもタンドラム / タングドラムに合ったアレンジになるように、どうすればいいのかずっと考えていました。
ここからきれいに音を減らすのって、体重を減らすのと同じくらい大変!
ともあれ、ようやく目処が立ったので、練習したいと思います。