Amazon.comを通して、アメリカ国外からも購入できるかどうかMoozicaに問い合わせてみました。

具体的な国か地域を教えてほしいということだったので、スイスから買えるかどうか聞いたところ、Amazon.deでも売っているのでそちらを利用してほしいという返答でした。

193ユーロで、3月いっぱいは割引クーポンが利用できるので、16.65ユーロ安くなって、176.35ユーロです。

これはスイスフランだと169.45フラン(28,779円)で、Hluruの15音が230ユーロなのに比べるとクーポン無しでも37ユーロ、クーポン有りだと53.65ユーロお得です。

 

値段も魅力的ですが、私には音の配列がHluru系の行ったり来たりするパターンよりも弾きやすいのも長所です。

(もちろんHluru系の方が弾きやすいという方にはこのメリットではないですが。)

Hluru系は、音域を高音部に広げることは可能ですが、クロマティックスケール(ピアノの白鍵と黒鍵の全部がある音階)にはそのままではできません。

磁石を使うか、ペタル(タン)の溝を自分で切って半音下げることは可能なので、それともう一台で二台使えばできなくはないですが、うまくいくかどうかは微妙ですし、音程が不安定になる可能性が大きいです。

 

仮にMoozica 15が音もよく、意匠の問題もないとなれば、最初に買う一台としてかなり有力な候補になります。

Moozica 15で弾いてみて、もっと複雑な曲やハーモニーに挑戦したいと思ったら、KosmoskyかYW Pulsarに進むということもできるからです。

上達してきて、楽器のランクアップを考え始めた時に、それが可能だというのは重要です。

 

タンドラム / タングドラムの選び方で、以前にも書いたことがありますが、瞑想や即興演奏などに向いたタンドラム / タングドラムと、シートミュージックを演奏するのに向いたタンドラム / タングドラムがありますから、ご自分がどちらに興味があるか考えて、後者の場合は音数ができるだけ多いもの、将来的な楽器のランクアップが可能なものを選ぶのが良いと、私は思います。

レッスンで使う可能性も考えて、Moozica 15に実際に触れてみる機会がどこかで持てるといいんですが、ネット販売のみだとまだ難しそうです。