前置き
11音や15音のハ長調(C Dur)のタンドラムをお持ちの方が多いので、それに合った楽譜も書くことが増えたんですが、1月にKosmoskyのNew Waveを買ってから、それに合ったト長調(G dur)クロマティックスケールの楽譜ばかり書いてきたので、ハ長調15音でも弾けそうな曲をコツコツとハ長調に直しているところです。
しかし、移調はできても半音の壁は高いです。
はっきりは覚えていませんが、こんな感じのだったかと。
つまり、編曲で対応できる部分もあるけれど、原曲の雰囲気を残したかったらやっぱりクロマティックスケールの楽器が必要になるというか、私はそっちで弾きたい派なんですね。
半音が演奏できないというのは、カリンバも17音だと同じですよね?
カリンバなら1台で半音にも対応できるモデルがありますが、一つ一つの音を出す舌(ペタル)が大きいタンドラム / タングドラムだと、1台に収めようと思うと音域が狭くなりますし、音域を広くしようとすると複数台必要になってしまいます。
そこで、クロマティックスケールのタンドラム / タングドラムの購入をお考えの方向けに、知っている範囲でまとめてみました。
クロマティックスケールのタンドラム / タングドラム
お待たせしました、本題です。
あえて音についての説明は避けたいと思います。
YouTubeにはこれらのドラムを使った動画がたくさんあるので、ご自身で聞き比べていただければと思います。
その際、エコライザー等で加工していない音の動画がお勧めです。
まずは、日本のさざなみドラムから。
私も興味があって問い合わせたことがあります。
ただ、どれとどれをどう組み合わせればいいのかについて、はっきりとはわかりませんでした。
クロマティックスケールはカスタマイズのようです。
最近、2台セットにしたものを販売するようになりましたし、リムにラバーがつくようになりました。
価格は以前より安くなっているようです。
プロモコードLAILAで、5%引きになります。
お次はZenko(フランス)です。
ここの2ページと3ページに、どの音がどこにあるかの説明が、図解入りであります。
四番目はYW Pulsar(ポーランド)です。
ここはカスタマイズの幅が広いところが魅力で、上に上げた2台以外の組み合わせでも、2台でクロマティックスケールにすることができます。
オーナーのマクシムさん曰く、その場合は1台ずつ演奏することはできず、必ず2台一緒に並べておかないと良い音が出ないそうです。
最後は、Rockcreek(アメリカ)です。
1台で演奏できること、価格が比較的安価である点が良いですが、音域が狭いのが難点です。
最後に
日本から購入する場合、さざなみドラム以外だとそこそこの輸送費と関税がかかるため、本体+αの出費になりますし、現在の円安が続くとかなり値の張る買い物になってしまうのが辛いところですが、参考にしていただければうれしいです。