バンジャガラの断崖 | マーシャ・クラッカワのここだけのブログ

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バンジャガラの断崖があるのは、アフリカ西部、マリ共和国のほぼ中央部。激しい地殻変動によって出来た高さ300メートルの崖が、200キロにわたって続きます。人が近づくのを拒むかのような険しい場所ですが、よく目を凝らすと、崖にへばりつくように人家が建っています。少数民族ドゴン人の集落です。
ドゴン人が崖に住み着き始めたのは、13世紀ごろ。民族間の争いを逃れるためだったと言われています。以来、人々は民族独自の天地創造の神話を大切に守りながら、暮らしてきました。巨大な岩の上で行われる玉ねぎダンゴ作りや、仮面をつけた村人たちによる踊りは、大変ユニークです。しかし、彼らが代々、守り続けてきた暮らしは、近年進んでいる砂漠化によって、今、危機に瀕しています。