フォントネー | マーシャ・クラッカワのここだけのブログ

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フランス東部のブルゴーニュ地方。この地の人里離れた山あいにフォントネーのシトー会修道院があります。地元出身の神学者・聖ベルナールが12世紀初め、ラテン語で泉を意味するフォントネーに修道院を建てたことに始まります。当時、王侯貴族から莫大な寄進を得て発展していた他の修道院に対して批判的な立場をとっていたベルナールは、修道院の基本に立ち返るべきと主張しました。そ
の基本とは、祈りと労働。そして厳格な修行と自給自足の清貧な暮らしでした。修道士が自ら山で切り出した石で作った聖堂は、ベルナールの教えを顕著に物語っています。荘厳にして簡素な作りの聖堂内には、祈りの妨げになる一切の装飾を廃し、いつからか十字架をも外してしまいました。修道士たちは共同の寝室で寝起きをともにし厳冬下にあっても床に藁だけを敷いて眠りました。