敦煌 | マーシャ・クラッカワのここだけのブログ

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旅行、絵画等について書きたいです。

中国甘粛省の敦煌は、中国の西の玄関口と言われるシルクロードのオアシス都市です。西方からもたらされる文化は、敦煌を経由して中国各地へと伝えられました。近郊の莫高窟は、南北1600メートルの断崖に掘られた700を超える石窟からなっています。
シルクロードの要衝であった敦煌は、中国王朝と異民族が奪い合いを繰り返してきました。しかし敦煌を支配した民族の多くは仏教を篤く信仰し、莫高窟に仏像を刻み壁画を描き続けてきました。その歴史は4世紀から1000年の長きに渡ります。5世紀、北方遊牧民、匈奴が刻んだ「弥勒菩薩」は足の組み方が独特です。7世紀、唐の時代の菩薩はふくよかな顔と豊かな表情をたたえています。極楽浄土を描いた「阿弥陀経変図」は、西方の極楽浄土信仰が伝わったものです。最高傑作と言われる「樹下説法図」は、唐の繁栄のもと莫高窟の仏教美術が飛躍的に発展を遂げたことを示しています。
更に、こうした仏教美術を描いた絵師たちの知られざる姿もご紹介します。