クヴェトリンブルク | マーシャ・クラッカワのここだけのブログ

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ドイツ中央部、国家発祥の地と呼ばれるクヴェトリンブルクには、15世紀からの古い木組みの家が1200軒以上も建ち並んでおり、中世の街並みが今も残る貴重な遺産となっています。時の国王が、独立を求める町の有力商人たちを規制するために石造りの建造物を禁止したため、木組みの家だけが残されたのです。
町には古くなって修復を必要としている家が数多くあります。2000年、ドイツ文化財財団は「木組み建築センター」を発足させ、若者たちに家の修復・保存を学ばせ実践させています。自ら志願して町に集まってきた若者たちは素人同然ですが、熟練した職人から技術を学びながら、古い資材を使い昔ながらの手作業で一軒の家を実際に修復するのです。プロの職人と比べると、倍以上の時間がかかってしまいます。それでも、経験を積んだ若者たちの7割以上が、その後も建築や修復の仕事に就くといいます。貴重な文化財を守るため、木組みの古都では将来を見据えたプロジェクトが動いています。