PC用モニター と テレビでは、
PCと接続した場合、
GPU設定が異なります。
4K HDR10 対応の モニター と テレビ の設定の違いは、
以下の通りです。
4K HDR10 の PC用モニターで、
・DisplayPort1.4
・HDMI2.0a・2.0b
に対応していれば、
できれば、DP1.4で接続します。
HDMI2.0bでは、4K HDR10 で 60fps に対応させるには、
YCrCb4:2:2 限定レンジにしなければならないためです。
以下、NVIDIAカードでの設定内容を見てみます。
4K HDR10 PC用モニター
HDMI - RGB フルレンジ
HDMI接続で 4K 60Hz にて RGBフルレンジ にすると
色深度は8bit以外設定できない。 (bpc = bits per channel)
HDMI - YCbCr 4:4:4
YCbCr にすると限定レンジに固定されます。
YCbCr4:4:4だと、色深度も8bitに固定されます。
HDMI - YCbCr 4:2:2
YCrCbで、4K 60Hz 10bit-ColorDepth にしようとすると、
YCbCr 4:2:2か 4:2:0 しか選択できません。
HDMI - RGB フルレンジ 10bit
HDMI で RGBフルレンジ 10bit-ColorDepth にしようとすると、
リフレッシュレートを30Hzにする必要があります。
(実際は、12bitしか設定できません)
DisplayPort - RGB フルレンジ
DP1.4接続だと、4K 60Hz RGBフルレンジ 10bit-ColorDepth
の設定が可能です。
4K HDR10 テレビ
テレビの仕様にもよりますが、通常、HDMI接続で、YCbCr4:2:0
の入力になります。
(色深度は、10bitの設定はできません)