有名人のサイン

 

 

 

 

 

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3月下旬に東京都美術館の

エゴン・シーレ展を観てきた


東京都美術館 エゴン・シーレ展 


平日だが会期終盤なのでかなり混んでいた








エゴン・シーレの作品だけではなく

同時期の画家達の作品の展示もあり

なかなかのボリュームだった

シーレの師のクリムトの作品も

いくつかありお得感



シーレの絵は

ドSの文通相手に初めて会いに行くような

嬉しくて緊張して……そんな感じ




ティーンエイジャーの妹のヌードを描き

近親相姦説もあり


近所の少女をモデルにヌードを描いて

猥褻行為で逮捕されいくつか絵を燃やされ


クリムトにモデルにと紹介された女性と

交際していたけれども

近所に住む中産階級の女性と結婚した方が

安泰だからと献身的な恋人を捨てる


中産階級の新たな彼女には姉がいて

どちらかと結婚できればいいかと

姉妹どちらともお付き合いしてみる





みたいなゲスいけど惹かれる

エピソードがいっぱいあり


作品だけじゃなくシーレ自身にも興味津々







ルックスも内面が滲み出た顔をしていて

かなり好き






貴重なフォトスポットなので
とりあえず自撮りするよね



 シーレは自画像をたくさん残していて




アトリエには全身映る姿見鏡が

いつもあったそうな




ナルシストなのか

その奥にある自己の内面と
対峙していたのか

更なる奥にある
人間への深淵に立っていたのか


私にはわからんけど







貴重なフォトスポットなので
とりあえず自撮りするよね

 シーレのポーズを真似して立って

連れに写真撮ってもらっている人がいて

ちょっとうらやまだった

おひとりさまあるある







人物画は写真撮影禁止なんだけど


なぜにか風景画エリアは写真撮影可という

大盤振る舞いで




したらば

とりあえず撮るよね







撮ってみたんだけど


で?という感じが否めない


写真に撮るためのものじゃないんだろうな





風景画は

シーレのお母さんの故郷を題材にして

好んで描いたそう



スケッチして

いろんな角度からみた景色を構築するので



そこにあるのはもうシーレの中の景色で




一枚の絵の中で


ある部分は直線的で平面な建物


ある部分は滑らかで厚みのある建物



みたいに







ひとつにまとまっているようで



ずっと見ているとどこかアンバランスで

張り詰めていてざわざわしてくる








お題



風景画エリアに来るまでにずっと


ドローイングにもきっちり書かれている

シーレのサインがかわいくて


彼の歩んできた道程というか


アイデンティティを顕示してるようで


愛おしささえ感じた






ので

せっかく撮っていいということで

そこだけ集めてきた







 これが一番お気に入り


加工して待ち受けに使おうかな


















いつも記念にミュージアムショップで

ポストカードを3枚程買って帰るのだけど






シーレのサインがかわいいと思うのは

私だけじゃないらしく




公式より画像借り





シーレのサイン風シール


ポストカード5枚買ってノーマルシール

10枚買ってキラキラシールが

特典という店内の貼り紙を発見して





奮発して5枚買っちゃうよね









シーレは当時大流行したスペイン風邪で

28歳で夭折





未完成の作品が飾られていて


ドローイングにさえサインを入れるのに



素人目には完成しているようにさえ見える

その絵には


サインがなくて


ちょっと胸がぎゅうとなった











前もってこのムックを買って予習した



 

 

「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」完全ガイドブック

 


 

「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」完全ガイドブック

 



この価格でこれだけ内容充実しているのは

すごいなと思う

ムックだからなせる技よな





推しを推すだけの長文に

お付き合い頂きありがとう♪

書ききれていないのでもっかい書きますが

聞いていてくれたら嬉しいです

感謝





一日お疲れ様でした