子供の頃すごく欲しかったもの

 

 

 

 

 

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まだ映画『エゴイスト』の話はつづく

引き続きネタバレあります



ふたつのアカウントどっちでも語っていて

どっちで何を書いたかぐちゃぐちゃだ




ぐちゃぐちゃだ

ぐちゅぐちゅだ


似て非なるものですね



そんなこと言ったら

ぐちゃぐちゃとぐちょぐちょもだ



ぐちゃぐちゃは固形からやや固形

どちらかというと能動

動作


ぐちゅぐちゅはゲル状から液体寄り

どちらというと受動


ぐちょぐちょは液体

固形に液体が染み込む感じ

状態



ぐちゃぐちゃに混ぜると

ぐちゅぐちゅ鳴って

ぐちょぐちょに濡れた





こういうこと書いているから冗長になる








映画の感想の続きを原作を読んでから

書こうと思って



そしたら

あちこち売り切れで



重版分がうちの店にもガツンと並んだから

買って読んでいる





映画の答え合わせのように

原作を読むつもりだったのだけど





なんかもう




読み進めるのが苦しい







自伝小説なんだけど

すごく冷静に自分を分析している


映画観ただけで

自伝小説に

『エゴイスト』とタイトルを付ける人を

わかったような気になってたら

あかんやつだった



もっと根幹から




その深さと緊迫感は自然薯掘るレベルだ






私自身と重なる


彼は私が選ばなかった方の道を歩いていて


私が歩きたかった道を歩いていて




彼の中はお母さんにごめんなさいばかりで




私もそちらの道を選んでいたらば

お母さんにごめんなさいばかり

ずっと感じていたんだろうか


目を瞑らず、耳を塞がず

自分の心に従って生きたら



ごめんなさいごめんなさいって

自分が死ぬまで

ずっと背負っていくんだろうか





なんのこっちゃになってきた






お題




中学生になる頃には

自分が女の子を好きにはならないと

気付いていた主人公の浩輔


余命宣告を受けた母から

「こうちゃんが結婚するまで

お母さん頑張らなきゃ」と言われて



「僕、お母さんの病気を治せる

お医者さんになるよ」と答える浩輔



優しい嘘を吐くこともできず


肯定も否定もしない返事



ごめんなさいってきっと

そこからずっと







浩輔が子供の頃に

すごく欲しかったものは

わかる気がする








寝んべ


暫く語っていますが

お付き合い頂けるならばありがとう




遍く安寧な闇と光の中に在りますように



おやすみ世界












重版出来