とんでけさんの一人言
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2019-01-02 23:08:36

日本十進分類法

テーマ:ブログ

口日本十進分類法

図書館の分類法
僕は、昔、アメリカ合衆国で、コンピュータのデーターベースの仕事をしていた。
(データーベースソフトウェアの開発)
図書館の分類法。
昔、たしか、僕、五武冬史と、大暮維人氏が一緒に作った。
日本十進分類法と名付けた。

岡山県倉敷市が発祥。

たしか、東京都からも、図書館を造りたいのですと、大原さんたちがやってきたのを、うろ覚えだが覚えている。
できが良かったので、先生が先進国に売り出しに言ったのを覚えている。
先進国の方が、もちろん先に、図書館(ライブラリー)はあったのだが、
本の並べ方の、簡単な、データーベースはあったと思うのだが、快く、貰ってくれた。

✳︎本の並べ方は、時と場合によって、1~10までのカテゴリを、好きな順番に並べて並べる。

ふと思い出したので、UPしておこうと思う。



図書館の分類法

日本十進分類法
1総記
2哲学
3歴史
4社会科学
5自然科学
6技術、工学
7産業
8芸術、美術
9言語
10文学

2019-01-01 17:07:30

高梁川

テーマ:水関係

口高梁川

(引いた当時、たしか一番川と言っていたような。No.1リバー)

岡山県倉敷市を流れる、一級河川。

 

 

僕の名前から、ジョン=ワトソン ジジ エンダー 五武冬史 とんでけ 263歳

2回目に人生で、現在の現実年齢 43歳。 現在名 山下彰範

 

 

口イナンバリ川

 

僕が世界3周旅行をしていたとき、アマゾンで、ハリウッドのロケ地。

イナンバリ川に、初代、ベルギーのお嬢様か、アメリカ芸能のトッププロデューサー、マイお姉さんたちと行った。

目測量で、すごい水量の河を見た。

 

その後、(日本)アイランドに帰って、みなさんと、高梁川を引いた。

僕は、ラスベガスで、スロットでお金を少しもうけて帰っていた。

何に使うのと、河でも引こうかと。

アメリカトラック、ブルドーザー組合の皆さんをやとって、河川を引始めた。

日本で、初めての(日本という名前もなかったが)一級河川だ。

お金が足りなくなり、皆さんがお金をもちこんで、(たしか、3か6倍)

みんなで、日本の最初の一級河川。高梁川を引いた。

2018-12-19 14:36:53

TRPG巻きの93  第25話  碧海の魔王

テーマ:TRPG

アメリカ帰りの、ハリウッドプロッター「とんでけ」が送る。TRPG.  Force. ESLAR.

フィアンセ、まびお姉さん。マイさん。ジャニーさん。セフィロスさんに送ります。

 

 

口碧海の魔王


サハギン     20
シーサーペント  4
クラーケン    1







潮風。
潮風に吹かれる、コットンタオル。
水平線に浮かぶ、入道雲。


今日は、久々に、冒険に出たいと、エディブも一緒だ。
「久々の、海洋冒険だ。腕がなるぜ!」
「秘密兵器、持参だぜ!!」
と一人息巻いている。


桟橋に、かがみこみ、手で、水をかぐ、カール。
空を見上げる。
東北東の風。風速10。

おい、カール!
セーラの真似してる場合か。
みんなに、置いていかれるぞ!

いけね。
今、行くよー!






かくして、冒険の旅に出発する、一行。
果たして、どうなることやら。




ミッションスタート
キャスト
人間      カール=ザルツバーグ
エルフ     ソフィア=ゴールドバーク
ドワーフ    アラゴー=マブ=ライルデン  アラゴー=ルイス
ジャイアント  エディブ=ダッド
伯爵      アベラルド=ピコ=バルトロメ
謎の吟遊詩人









港が見えてきたぞー。
マストを下げろー。
舵をきれー。

南の、桟橋にゆっくりとつく帆船。

桟橋に、船の腹部がつく。
碇を投下する、帆船。
はしご階段をかける。

遅れるなー。
船が来たぞー。




船は、紅内海、紅回海、オリオン岬をへて、紅国海へ着く。
紅国海、コモンルーン。クリムソンシーサークル。東南東へ2000km、魔のヘキサアングル。死の紅海だ。
船乗りの噂によれば、このスポットに、碧海の魔王と呼ばれる、クラーケンが存在するという。 



「海洋戦なんか、初めてダァー」
と呑気に、長椅子の上で昼寝をしているカール。

時折水しぶきがかかる。

「いやあー、軽快、爽快」

大量の水しぶきが、カールにかかる。

「んわっ!! なんだー」

「エディブか?!」

横にいる人を掴む、カール。
ぬめっとした触感が感じられる。

「?!」

飛び起きる、カール。
剣を構える。

そこには、全身、青色で、顔が魚類。凶暴な牙を覗かせている。
手には、モリを持って、もう一方の手には、サークルシールドをもったサハギンが立っている。

「でたぁー!!」

4体のサハギンが、甲板にでている。

駆けつけてくる、エディブたち。

「なんだぁー」
「サハギンだ、サハギンがでたどー!!」

武器を構える、エディブと船員たち。

途端に、水しぶきとともに、船体が揺れる。

「うわーー」

武器が、床にころぶ。

船員が船から海へ、転げ落ちる。

擬音「ザッパーン」

「船長、マストがーー」

みると、イカの触手のようなものが、マストに絡みついている。

「急いで、切り離さないと」

船体が揺れる。

「うわーー」

船員が船から海へ、転げ落ちる。

擬音「ザッパーン」

へし折られるマスト。

「うわーー」
「クラーケンだーー!!」

海には、渦があり、何かわからないが、白く巨大が、生物が見える。

三度、船体が揺れる。
今度に揺れは大きい。

「うわぁー。もうダメだーー!!」

擬音「グワシャーーン」







暗転。

黒。

チチチッ チチチッ

目に光が入る。

「小鳥か‥」

「うーん」

目を開ける、カール。

鼻に停まった、小鳥を手で取ろうとすると、突っつかれる。

「アイタッ」

目を覚ます、カール。

カールは、周りを見渡すと、小さな、丸い無人島に、エディブ以下、船員の皆さんが漂着している。

「みんな、無事かな?」

「おいカール!」

「エディブ」

「手分けして、みんな起こさせよう」

口から、魚を吹いている、アラゴー。

ソフィアのもとへ行くカール。

ソフィア「うーん‥」

カール「よかった」

ソフィア「カール。ここは‥?」

カール「!?」

ソフィア「何、この音楽は‥?」

カール「?!」

どこからか、マンドリンの音色と、歌声が、響いてくる。

ソフィア「何?! あの詩は!?」

カール「ほんとだ、行ってみよう」

球面の小高い山の反対側に、一人、吟遊詩人が詩を歌っている。

吟遊詩人「海の、あばれ者、オクトパス。のちに生まれた、弟ぎみクラーケン」
「ある時、諍いになる。オクトパスとクラーケン」
「体格の大きい、クラーケンに、オクトパスの両親は、食い殺されてしまう」
「海中深く、身を隠す、オクトパス」
「漁師に、豊漁の神と称えられる、クラーケン」
「子孫は、繁栄する」
「先祖代々のオクトパスは、子孫がついえたかのように見えた」
「海の悲しき物語」

ボロン、ボロロン、ボロン。

拍手する、ソフィアカール。

ソフィア「なんだか、なつかしい、詩ね」
カール「うーん」
「なんだか、悲しい詩だね」

ソフィア「吟遊詩人さん? いつからこの島に?」

吟遊詩人「かれこれ、長く‥」

エディブ「ありゃ?! 人がいた!」
「なんだか、良いムードじゃないか」

吟遊詩人「久しぶりに、客人が多く、いらした」
「今宵も、もう一曲歌いましょう」

ボロン、ボロロン、ボロン。


ザザーー。ザー。

蒼穹の天球は、またたく星で、散りばめられている。

小高い山の頂上付近で、リュックにあった、保存食品を食べている、一行。
焚き火を焚いている。
「よっ、吟遊詩人さん、もう一曲!」

波打ち際に、焚き木になりそうな、漂木を探している、ソフィアと、カール。


カール「うわっと!」
体制を崩して、こける、カール。

ソフィア「フフ」

カール「おかしいな?! こけるとは‥!?」
「あれ?! この島、動いてる?!」

ソフィア「ホント!」

アラゴー「わわっ!? なんじゃ、なんじゃ?!」

吟遊詩人「気づかれましたね。これは、海の兄君、オクトパスの頭」

アラゴー「なんじゃ、貴様もグルか!!」

発煙筒をたく、エディブ。

数秒おくと、碧海の向こうで、光の合図がある。

エディブ「ビンゴ!!」

光の方向へ、進む、小島。

島はどんどん、進んでいく。


向こうから、見えてくるのは、巨大な、艦船。

シップ=ザ=バルトロメ。

エディブ「ヒャホー」
アラゴー「ありゃ、バルトロメの艦船じゃ」

手漕ぎ船が、バルトロメの艦船から、出て、小島に向かってくる。

アラゴー、エディブ「助かったぁ~」

バルトロメの艦船に、救助される、冒険者一行。

バルトロメ「よかった。帆船、スターシップ号が難破した報を受け、急いで、出向いた次第です」

アラゴー「スターが、バラバラじゃ」

笑う、ソフィア。

アラゴー「それにしても、この船!?なんつぅーデラックス!!」

バルトロメ「蒼海のバルトロメ。私の艦船。バトル=バルトロメ号です」

アラゴー「まんまじゃな」

雨粒が降ってくる。
ソフィア「あ 雨」
カール「ホントだ」

上空に雲が集まり、星の光が消える。
雲間から、ときおり雷光が見える。

バルトロメ「天候が悪くなってきたな」
漆黒の闇の中を、揺れる船体の中進む、冒険者一行。
時折光る、雷光に照らされ、波はオイルのように見える。

雨が強くなってくる。

バルトロメ「みなさん、いったん、中に入りましょう」
船室に入る、冒険者一行。

舷窓から、外を見ている、ソフィア。
カールが、暖かいココアを持ってくる。
船員「一名足りないぞー!!」
アラゴー「吟遊詩人がいない!」
聞いているカールたち。
ソフィア「もう、この波。助からないかも」
カール「良い詩だったなのにな」

時は、午前4時。
ココアをすする、二人。

ソフィア「あれ?! あれ何?!」
カール「!?」

舷窓に指を指している、ソフィア。
カール「んー。よく見えないな」

黒い波間に、白い粒のような影が見え隠れする。

カール「!!」

警笛のなる、船内。

バルトロメ「右舷前方に、クラーケン発見!!」
「ただちに、回避する」

大きく、軋む船体。
船体の衝撃が走る。

擬音「ドガーン」

カール「うわわわ」

船員たちが、慌ただしく、甲板に走って行く。

カール「僕らも行こう!!」
頷く、ソフィア。

口デッキ。

白い触手に捕まっている、バトル=バルトロメ艦。
強い雨が、降りつける、甲板では、船員と、サハギンが戦っている。

帆船とは違い、艦船なので、クラーケンの触手にもビクともしない。

飛び出てくる、エディブ。
エディブ「これ! この時を待っていたんだよ!!」
「血湧き肉躍る」
リュックから、マジックスクロール大の本を出す、エディブ。
「勉強してたんだ!」
スクロールを読みながら、呪文を詠唱する、エディブ。
詠唱し終わる。
エディブ「エディブ=サンダー!!」

天から、落雷が落ちてくる。
落雷は、クラーケンや船員など、めたらめっぽう落ちて行く。
船員「うわああーー」

エディブ「いけねー!!」



バルトロメ「しかし、これでは、ラチがあかんな」
駆けつける船員。
船員「艦砲射撃しましょう」
頷くバルトロメ。

バルトロメ「全艦砲、射撃よーし」
船員「全艦砲、射撃よーし」

バルトロメ「ファイア!!」

砲弾を次々に撃ち出す、バトル=バルトロメ。

クラーケンに全弾命中する。

艦に巻き付いていた、触手が離れる。

バルトロメ「撃ち方、やめーい」

日が差してくる。
碧海に、朝日が昇ってくる。
船員「朝日だー」

勝利の歓声のあがる、船内。

沖に、動く小島が見える。

バルトロメ「あれも?!」

首を振る、カール。

カール「あいつは、悪いやつじゃないみたい」

バルトロメ「?!」

遺体の浮かび上がる、クラーケン。
周りに無数の、オキシキャンディーが浮かび上がってくる。

ソフィア「あ」

カール「オキシキャンディー!!」
「俺、前から、欲しかったんだ、オキシキャンディー!!」

カール「取りに行って良い?!」

飛び降りる、カールに、目を背ける、バルトロメ。

ソフィア「わたしにも、取ってきてよ!!」






海上の上に立つ、吟遊詩人。
踵を返し、含み笑うと、フッと消える。








口エンド
キャスト
人間      カール=ザルツバーグ
エルフ     ソフィア=ゴールドバーク
ドワーフ    アラゴー=マブ=ライルデン  アラゴー=ルイス
ジャイアント  エディブ=ダッド
伯爵      アベラルド=ピコ=バルトロメ
謎の吟遊詩人






 

2018-12-09 14:07:29

TRPGの92  第24話  城塞都市エスオゴ レト編 後編

テーマ:TRPG

アメリカ帰りの、ハリウッドプロッター「とんでけ」が送る。TRPG.  Force. ESLAR.

フィアンセ、まびお姉さん。マイさん。ジャニーさん。セフィロスさんに送ります。

 

 

口城塞都市エスオゴ 

 

 

ランド=ダデム。

白金の渚亭。

季節。初夏。

初夏のさわかやな風が、ブラインドウインドから、入ってくる。

室内は、白と黒のまだら模様。

 

カールの手元のティーカップも、時折、影に入る。

 

エディブ「とうとう出発するか」

「カールの坊ちゃんが、王の血族なんて、正直、ビビったぜ」

 

「ソフィア姫も、王家の血筋」

 

「もしや、アラゴーさんも?!」

 

アラゴー「いや、わしは、ただの年寄りじゃ」

 

エディブ「ホントに?!」

 

アラゴー「ガハハ」

 

カール「今回は気をつけないと」

 

「なんでかわからないけど、レトが王位についている」

 

ソフィア「たしかに」

 

ドグラス「軍事を、預かる、アルフォンソ=ペタ=カミロ侯爵の策略ではとみな考えています」

 

アラゴー「なるほど」

 

 

ドグラス「国民は、レト一色にそまり」

「場内衛士の士気もレトを信奉しております」

 

カール「みぶるいするな」

 

アラゴー「ガハハ。たしかに」

 

ドグラス「まず、エスオゴに着いたら、私の主人。アベラルド=ピコ=バルトロメ伯爵に会ってください」

 

「伯爵は、まだ、使える部下が、数多くおりますので。」

 

カール「ふぅー」

 

ソフィア「いつもの通り、装備を固めて」

 

一同「さあ、行くか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

かくして、冒険の旅に出発する、一行。

果たして、どうなることやら。

 

 

 

ミッションスタート

キャスト

人間    カール=ザルツバーグ

エルフ   ソフィア=ゴールドバーク

ドワーフ  アラゴー=マブ=ライルデン  アラゴー=ルイス

 

国王    アルフレド=エクサ=アリエル

伯爵    アベラルド=ピコ=バルトロメ

男爵    アルトゥロ=テラ=アントニオ

 

偽王    アルフレド=エクサ=レト

侯爵    アルフォンソ=ペタ=カミロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフィア「ここが城塞都市エスオゴね」

 

カール「ふぅー久しぶりに帰った」

 

巨大な城壁に囲まれた街。

街は、オレンジの屋根に、白い壁といった、古風な作りになっている。

 

エスオゴに戻る、カール一行。

帰り着くと、青い、シルクの洋服に身を包んだ、騎士が出迎える。

 

ドグラス「ただいま、戻りました、バルトロメ伯爵」

 

バルトロメ「よくやった、ドグラス!。入れ違いで、レトの密使も帰ってきたぞ!!」

 

バルトロメ「初めまして、爵位。伯爵。アベラルド=ピコ=バルトロメと申します」

「お待ちしておりました。カール王子」

 

カール「ハハハッ。 王子?だって」

 

バルトロメ「カール様のお住まいは、たしかに23番地区。老夫婦もご健在だと」

 

 

カール「そうだよ」

「久しぶりに、爺ちゃんと、ばあちゃんの顔をみるか」

 

ソフィア「フフフ」

 

アラゴー「ガハハ」

 

家にたどり着く、カール一行。

カール「帰ったぞー」

レット爺「カール」

カールは老夫婦を抱きしめる。

 

年老いた、養父と養母。レット老夫婦。

「なんで、あの時、逃げたんじゃ?!」

「アリエル国王が、あなたの、父になるんじゃ」

 

カール「!?」

「どうして、早く、言ってくれなかったんだ!」

「友達とも、急に疎遠になってくるし」

 

レット爺「すまんかった」

 

 

レット爺「それがな、カール。お前にと、アリエル国王から預かったいた、宝剣があったんじゃが、

わしらが留守にしている時に、誰かに盗まれての」

「アリエル国王が、宝剣を持って、王宮まで、来てくれと、言付けが」

「これが、その手紙じゃ」

 

バルトロメ「レトか、カミロだな」

 

レット爺「たいそう、高価な宝剣じゃったので、なくなったのを知られると、わしが打ち首になるかもしれんと思って」

 

バルトロメ「まだ、話していなかったと」

「たぶん、宝剣は、偽帝アリエル国王がもっています」

「諦めましょう」

 

レット爺「そうですか」

「わしは、命拾いした訳ですな」

 

バルトロメはクスリと笑う。

 

 

バルトロメ「それでは、父王、アリエル国王陛下のもとに、ご案内しましょう!!」

 

 

 

 

 

 

 

口バザール

粗末なバラック。

 

バザールに近づくにつれ、浮き足立つ、アラゴー。

カール「アラゴー?! どうしたんだ?」

 

アラゴー「いや、数十年ぶりに、旧友にあえるかと思って」

 

カール「?」

 

粗末はバラックまで行くと。

そこには、両目を病んだ、アリエル国王が。

 

抱きつく、アラゴー。

 

「わしは、だーれーじゃ。アリエル国王陛下」

アリエル国王「よし」

「声に聞き覚えあるぞ」

顔を近づける、アラゴーの顔を、手で探る、アリエル国王。

 

アリエル国王「む、これは、ドワーフ」

「この鼻に、りっぱなヒゲは」

「たしか、どこかで‥」

 

「あ」

「アラゴー=ルイス将軍」

 

「兵器品評会の時、ご一緒した」

 

アラゴー「あたり」

「ご機嫌麗しゅう、陛下」

 

アリエル国王「ハハハ、まさか、カールと一緒とは」

 

アラゴー「品評会で、お酒の回った席で、うっかり、実子がいると漏らしましたな」

アリエル国王「あの時は、大変失礼いたしました」

 

アラゴー「年寄りの遊びで、カールを密かに、探し当て、一緒にパーティーを組んでいた始末ですわ」

 

アリエル国王「それは、それは、ありがとうございます」

 

アラゴー「ガハハ」

 

アリエル国王「あの時は、各国が、ロードを引くという、大規模なインフラの話になりまして」

「我が、エスオゴは、万が一の事態に備え、貴公の国、ガルツザルドからタンクを購入する話に、あいなった訳です」

「タンク、2000台、ありがとうございました」

 

アラゴー「こちらこそ、売れるとは思ってもみなんだんで」

 

アリエル国王「いやいや、それにしても」

アラゴー「懐かしい」

 

カール「!?」

 

カール「えーー、ってことは、いままで、俺の査察に?!」

アラゴー「うむ。そういうことになる」

 

カール「初めて知った」

ソフィア「どうりで、アラゴーが、カールに肩入れすると思ってたわ」

 

アラゴー「ガハハ」

 

「わしらは、エルフと違って、寿命が短いんじゃ」

 

「アラゴールイス、ガルツザルド第56代、ジェネラル。人呼んで、碧雲のアラゴー」

 

拍手する、アリエル国王。

 

 

 

バルトロメ「それでは、カール王子。こちらへ」

 

カールが15の立志式に、一度、会ったことのある、国王。

その頃の国王は、壮麗で、強く、威厳に満ちていた。

どことなく、面影が似ていたのを、冗談がてらに、覚えていたことがある。

 

アリエル国王「カール、会いたかった、我が息子」

「顔を見せてくれ」

もう、目の見えそうにない、国王は、両目を涙で濡らしながら、震える手でカールの顔を触る。

 

カール「おやじ‥?」

 

 

アリエル国王「カール、着いてこい」

 

一人歩いて行く、国王に、着いて行く、冒険者一行と、バルトロメたち。

 

 

 

 

 

 

口ジギラビリンス

四方20kmの巨大な、迷宮。

足音以外、静寂に包まれた、恐ろしいほど巨大な迷宮。

 

カール「だれが、こんな建造物を‥」

アリエル国王「戦前からあったんじゃ」

ラビリンスに、入っていく、冒険者一行。

 

アリエル国王「本当は触れたくはなかったんじゃが」

「わしも、国王在籍中、無茶なことをしておったんじゃ」

 

「情報画策犯を、フェンダール城に、強制隔離しておったんじゃ」

 

「その数、数千」

 

「各国との交渉との手前もあって」

 

 

開く城門。

巨大な城門は、軋みながら、開く。

 

白骨死体とお墓。

 

 

アリエル国王「国を治めると言うことは、汚いことにも手を染める場合もある」

 

「若かりし、頃は、強靭だった肉体も、いまは、ほれ」

 

 

カール「おやじ‥」

 

 

 

各国より、早く、ロケット発射台を備えていた、エスオゴ。

非戦の時代になり、スペースアクシオムの旅行用、ロケットも良いと考えていた。

が、各国の経済界から、追い出された、エスオゴ。

金融封鎖で、多額の借金を負ってしまう。

若かりし時は、体力で、乗り切っていたアリエル国王も、時とともに、重圧に苦しみだした。

非戦を願っての、軍事歴史博物館など、国費の多くを費やしたが、徒労に終わる。

 

知らなかった、王、父の苦しみ。

 

戻らない、両目。

 

心の中に、なにかが、芽生える。

 

首をふる、カール。

 

アリエル国王「カール!?」

 

「よかった、カール、お前に出会えて」

「聞かせてくれ、お前は、冒険をつづけ、この先どうしたいのだ?」

 

カール「俺は、一介の冒険者だ」

「冒険で、貯めたお金で、ささやかでも良い、小さな家を一軒立てたい」

「できることなら、ソフィアと結婚して、子供を産み、ささやかに、暮らしたい」

 

キョトンとするソフィア。

 

アリエル国王「ソフィアと?」

笑う国王。

 

アリエル国王「カール、TVは見ていないのか?」

 

カール「 TVって、最近、エディブがやっと購入したばかりの」

 

アリエル国王「ハハハ」

「私は、ランド=マヨイへ視察旅行へ行った時、乗ったのだよ、自動4輪に」

「いいもんだぞ、ビューっと」

 

カール「ああ!、夢のロードカー」

 

アリエル国王「今は、売り出したばかりで、高いが、新婚祝いに、買わないと」

 

鼻をこする、カール。

 

 

カールの、手を強く、握りしめてくる、国王。

 

アリエル国王「カール」

 

カール「と、父さん」

 

涙が、溢れてくる。

 

カール「わかった、父さん。仇はとる」

 

アリエル国王「カール!」

 

アリエル国王「息子をよろしくお願いします」

 

ソフィアに礼をする、国王。

 

キョトンとする、ソフィア。

 

 

 

 

 

 

口バザール

小さな農園

 

帰ってくる、アリエル国王は、バラックの側の、小さな農園に、みなを連れてくる。

 

アリエル国王「一人で、試行錯誤の末、作り始めた、この小さな農園」

「エルフのセッシェルさんに手伝ってもらっての」

「なんとか、作物が出来ているところじゃ」

 

エルフ「初めまして、カール坊ちゃん。カイ=コーレ=セッシェルと申します」

 

カール「初めまして。いつも、父をありがとうございます」

 

アリエル国王「カール。こちらに、来てみ」

着いて行く、カール。

そこには、葡萄農園が。

 

アリエル国王「どうじゃ、すごいじゃろ」

手で葡萄の房を触る、アリエル国王。

 

アリエル国王「粒の大きい房を作るのがコツじゃ」

「目が見えにくいわしには、ようやっとでの」

「カール、ここで言うのはなんじゃが、葡萄は美味いぞ」

「復讐はやめて、小さいが、この農園を継がんか?」

 

カール「いや、まだ、冒険を続けたいと思う」

 

アリエル国王「そうか‥」

 

コーレ「カール、お父さん、ああ言っているぞ」

「命あっての種ものですし」

 

「お父さんと、いつまでも、この農園で、待ってるぞ」

 

アリエル国王「カールに会って、生きる元気が出て来た」

「時には、タネ入り葡萄でも作ってみようかの」

 

ソフィア「フフフ」

 

コーレ「ハハハ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所は変わって、ランド=エスオゴ。

エスオゴ城。

王室。

ランド=ミサハマの視察に行って、帰る、レト。

一人、考える、レト。

 

フラワーレイス。商店の版権をもつ、隣国ランド=ミサハマ。

経済界。金融界の、ランド=ゴードーとも、親交が厚い。

 

レトは、ミサハマに、交渉に出向くが、断られる。

ミサハマは、情報網が厚く、ヒッピー上がりの新国王になにができると、突き返されてしまう。

素性のばれるレト。

恐怖に震える。

 

カミロ侯爵に、言うレト。

「隣国、ミサハマは、吹く風もとまる程、裕福」

 

エスオゴ城

別室。

机前。頭を両手で抱え、椅子に座るレト。

やってくるカミロ侯爵。

レトは、立ち上がると、つっかかるように、カミロのもとへ行く。

 

カミロ侯爵「どうした? レト」

レト「カミロ侯爵、お話があります」

「我が国には、ガルツザルドから購入した、タンクがあるでしょう」

カミロ侯爵「うむ。道路交通防衛用の」

 

レト「せっかく、大量にタンクがあると言うのにどうしたのですか?」

カミロ侯爵「もしやレト?!」

レト「そうです、力で、奪い取りましょう」

カミロ侯爵「!!」

カミロ侯爵「よく、言った」

「それでこそ、国王」

 

 

 

戦時放送

街灯、冒険者の宿、いたるところのTV。

 

レト「我、アルフレド=エクサ=アリエル」

「これから、ランド=ミサハマに、進軍し、ポリスを奪う!!」

注)ポリス。 ランド=ミサハマの学園都市。過去の世界からある、スーパーコンピューターがある。

 

レト「我、アルフレド=エクサ=アリエル」

「これから、ランド=ミサハマに、進軍し、ポリスを奪う!!」

 

放送は、何重にもなっている。

 

 

ざわめく、国民たち。

「冗談だろ!?」

「でも、ポリスから追い出された俺たち」

「ポリスが手に入ることになったら」

 

「こんな暮らしとは、おさらばだー!!」

「バカ、やめろ!」

「いいぞ!! アリエル国王」

「カッコいいー」

「ヒャッハー!!」

 

ざわめく国民たち。

 

 

 

 

 

 

ランド=エスオゴ

冒険者の宿。

紅の南風亭。

くつろぎながら、食事をとっているアリエル国王と、冒険者一行。

TVから、臨時政権放送が流れる。

 

レト「我、アルフレド=エクサ=アリエル」

「これから、ランド=ミサハマに、進軍し、ポリスを奪う!!」

「我が国がほこる、鉄機戦団を使う」

 

仰天する、冒険者一行。

アリエル国王「バカめ、戦争に踏み切るだと」

「タンクは、道路交通防衛のため、購入しただけじゃぞ」

バルトロメ「タンクを戦争に使うだと」

 

アラゴー「いかん、いかんぞー、タンクは!」

 

人が変わったように、壇上で、叫ぶレトを見るカール。

カール「あんなだったかな?!」

 

ソフィア「大変なことになったわね」

 

冒険者の宿に、突入してくる、憲兵隊。

 

「バルトロメー、捕獲に参った!!」

 

剣、武器を抜く、冒険者一行。

 

怯えるマスター。

 

マスター「まだ、ローンが残っているんですー!!」

 

憲兵隊VS冒険者

 

バルトロメ、冒険者は、ことごとく、憲兵隊をうち倒していく。

 

アントニオ「手におえん。場所を変えよう!!」

 

紅の南風亭を、後にする、冒険者一行。

 

 

 

 

バルトロメ「ひとまず、バラックへ」

 

走りながら、アラゴー。

アラゴー「あれをやるか?!」

 

カール「TNT?!」

 

笑う、バルトロメ。

 

アラゴー「爆薬、詰めるだけ持っていけ」

 

 

 

 

 

 

口英雄集結。

 

碧雲のアラゴー。蒼海のバルトロメ、飛天のアントニオ、仰夏のカール。爽風のソフィア。

 

季節は、夏。 時は、早朝。

爽夏の空のもと。集まる、5人。

 

ソフィア「いざ決戦ね」

 

 

 

並ぶ戦車。その数、400台。

戦車一台で、騎兵200機の能力がある。

残り、1600台は、倉庫に入っている。

 

 

騎士「バルトロメ伯爵!!」 

敬礼する、騎士。

騎士「40機団体、揃いました」

快晴の空のもと、水平線に並ぶ、1200機。

 

 

お願いします、アラゴーさん!

 

アックスを立てると。

呪文を詠唱する、ドワーフ。

「悠久の時は、収束し、時間は、虚空の空間へと帰る」

「ストップ!!」

 

地平線には、積乱雲が浮かび、時計の盤面が浮かんだように見える。

 

 

ホライゾンラインと並行に走る、アントニオ。

並ぶ戦車の前を疾風のように、駆け抜ける。

先頭車両に、TNTを並べる。

吹き飛ぶ、キャタピラ。

 

 

「始まったぞー!!」

 

 

キューポラに、TNTを投げ込むアラゴー。

キューポラから、慌てて、逃げ出す、兵士。

爆発して吹き飛ぶ、砲塔。

 

アラゴー「ガハハ」

 

 

 

バルトロメが騎兵をつれて、次々と、城門をくぐる。

 

バルトロメの40機団体と、場内衛士。

その数、1200と3000

 

北門を除く、三門から、次々に流れ込む、バルトロメの騎兵。

 

騎士、衛士、近衛兵、入れ乱れ。

乱戦に。

 

 

スペクタクルアクション。

 

 

 

 

バルトロメ「カミロー!!」

カミロ侯爵「バルトロメ伯爵」

 

バルトロメ「私の留守中に、よくも、アリエル父王陛下をはめたなー!!」

 

カミロ侯爵「バレてしまっては、仕方ない!!」

 

剣抜く、カミロ侯爵。

 

カミロ侯爵「我、アルフォンソ=ペタ=カミロ、 お相手つかまつる」

バルトロメ伯爵「我、アベラルド=ピコ=バルトロメ いざ、尋常に」

 

 

カミロVSバルトロメ。

 

剣先で、牽制しあう、カミロとバルトロメ。

時折、突きを出しては、間合いをはかる。

 

駆けつけるアラゴーたち。

 

アラゴー「ああ、もう、あんななっとる!」

 

アラゴー「来い、カール!」

カール「OK!」

タルを横に置き、その上に板を置く。

板の後ろに立つ、アラゴー。

アラゴー「準備はオーケーじゃ!!」

 

カール「GO!」

回廊の上から、板の前に飛び降りる、カール。

 

擬音「ビヨーン」

 

飛ぶ、アラゴー。

 

アラゴー「わしの一撃をくらえ!!」

 

カミロ「うわああ!!」

 

アラゴーのアックスの一撃に、カミロの剣が弾け飛ぶ。

 

カール「先を急ごう!」

 

 

 

 

走る、カール。

エスオゴ城。王宮。

王室。

 

「来たぞー、レト!!」

 

レト「待っていたよ、カール!」

 

カール

「さあ、こい、勝負だ、レト!」

 

レト「僕は、白兵戦は、好みじゃないんだよ、っと」

振り向きざまに、デリンジャーを打ち込む、レト。

 

かわす、カール。

カール「卑怯な」

 

逃げるレト。

 

カール「待て!!」

 

 

 

 

場内、尖塔の螺旋階段を登る、レトとカール。

アーチをくぐる。

屋上まで、レトを、追い詰める、カール。

碧空の屋上。 真っ青な空。

 

 

飛行機がやってくる。

12機編隊で、直線滑空をして飛び、分かれる。

 

空を見上げる、アラゴー。

アラゴー「ありゃ、飛行機あったのね」

 

 

 

 

剣を抜く、レト。

 

カールVSレト。

 

突く、レト。

剣で、さばくカール。

つづけざまに、回し蹴りを入れる。

吹き飛ぶレト。

走るカール。

剣の一刀。

カールに剣を払われ、弾き飛ばされる、レトのつるぎ。

 

両手を前に出し、止まれと合図する、レト。

 

遅れて、駆けつける、アラゴーたち。

 

 

 

 

手元の、三角形のブロックが光る。

 

記憶の真相をたどる。

 

黒をバックに、レトと、カール。

 

光がレトとカールを包む。

 

「?!」

我に帰る、カール。

 

レト「?」

 

レト「強い剣士だね。負けたよ、カール」

 

「強い男がいないとダメなんだ!」

 

カール「同性愛者か‥」

 

レト「妻は自殺し、他界した」

 

カール「?!」

 

レト「カール、君も僕と、同じ運命をたどることになるぞ!」

 

カール「俺が!?」

 

 

アラゴー「待て、レト!!」

 

 

 

「おぬしの言動が、戦争を引き起こしたのじゃぞ」

 

「気はどうかしたのか?!」

 

 

 

 

レト「もうわからないんだ!!」

 

アラゴー「おぬし、記憶から逃げているだけじゃないのか?!」

 

「人間は、妻に先立たれた、苦しみさえ、記憶の一部として

「人間は、苦しみも、記憶の一部として、痛みが消えるまで、大切に覚えておく」

「それだから、人間なんじゃ」

 

レト「負けたよ、ドワーフ」

 

「おぬし、それだけか! 戦争を引き起こしたのだぞ」

 

レト「僕ではない。すべて、カミロの命令でやったまでのことだ」

 

アラゴー「バカモン!!」

 

怯えるレト。

 

レト「カール、カールお前は、どうなんだー!!」

 

カール「お、俺は‥」

「俺は、自分の過ちであっても、罪を認め、奥さんとの思い出を大切に一人生きる‥」

 

レト「!」

 

 

 

入ってくる憲兵隊。

憲兵に連れて行かれる、レト。

あまりの恐怖に、気が触れるレト。

「オモロ、オモロ、オモロ、オモロー」

 

 

 

 

偽王アリエルに、政権を先導され、国王アリエルは追放されていた。

 

カール王子の、戴冠式。

王座までのカーペットの両脇に、立つ、爵位家。

カールがカーペットを進むと、礼をする、バルトロメたち。

アリエル国王のもとへ行くと、冠を頂く、カール。

拍手する、爵位家。

 

カール「こうして、冠を頂いた、俺、コホン。私だが、エスオゴには、まだ、腰を下ろせない。また冒険へ旅立つ」

 

再び、王座へ戻る、アリエル国王。

アリエル国王「おいぼれは、末長く、待つとするか!」

「バルトロメを、侯爵に推薦する」

 

拍手喝さいの場内。

 

ミサハマの重鎮「ありがとうございました、アリエル国王」

 

もう一度、カールの手を取り、両手をあげる、アリエル国王。

 

拍手喝さいは、絶頂に。

 

 

 

 

 

 

 

 

Fin.

ミッションエンド。

キャスト

人間    カール=ザルツバーグ

エルフ   ソフィア=ゴールドバーク

ドワーフ  アラゴー=マブ=ライルデン  アラゴー=ルイス

 

国王    アルフレド=エクサ=アリエル

伯爵    アベラルド=ピコ=バルトロメ

男爵    アルトゥロ=テラ=アントニオ

 

偽王    アルフレド=エクサ=レト

侯爵    アルフォンソ=ペタ=カミロ

2018-12-04 13:30:15

TRPG巻きの91  第23話  悔業と悪夢 レト編

テーマ:TRPG

アメリカ帰りの、ハリウッドプロッター「とんでけ」が送る。TRPG.  Force. ESLAR.

フィアンセ、まびお姉さん。マイさん。ジャニーさん。セフィロスさんに送ります。

 

 

口悔業と悪夢 レト編 






「過去の戦争の失敗をふまえ、ミリタリィムセイオンを開こうと思う」
拍手する国民。
姫が、アリエル国王のほっぺたにキスをする。
沸く国民。
レト「これが、アリエル国王か」
チャンネルを回す、レト。
CMが流れている。
夢の乗り物、ロードカーをあなたに。
颯爽と、綺麗な景色の中、走っている、車。
レト「他国は、お金を持っているな」
レト19の夏である。

いつしか、外の世界が気になりはじめるレト。
夢は、世界のワーキングツアー。

7カ国目。
ランド=ダデムで、王女アシュリーとの恋。
命からがらの逃亡。
一路、故郷エスオゴへ。

帰り道。4カ国目。ランド=レラーナ。

行きがけは、立ち寄っただけだが、戒厳令都市ランド=レラーナに興味がでるレト。
通行人を装って、ナイトメアステーションから、城塞都市に侵入することに。
エリア2。 ジュニアハイスクール付近。
レト「こんな所に学校が」
学校の周りには、バードハウスが集まっている。
ふと通りを見るレト。
一軒の家から、美しい女性が、数人の男たちに囲まれている。
若かりしレトは、中に立ち入っていく。
チンピラ「なんだ、てめえは」
レト「まあまあ、どうしたんですか?」
チンピラ「これから、この姉ちゃんに、カタに、体で支払ってもらう」
女性「助けてください」
レト「いやがっているじゃないか」
チンピラ「なんだ、てめえが、助けるだと!」
レト「お金ならある」
チンピラ「ほうー、旦那さん、物分かりがいいね」

懐から、旅銭を出す、レト。
チンピラ「冒険者?!」
「どうやって、都市に?!」

チンピラ「あ、まあ、儲かったから、今日は帰るわ」
去っていく男衆。

女性「ありがとうございます、冒険者さん」
「わたし、ヤーン=シライシ。独り身なんです」
「この国が、嫌で嫌で」
レト「たしかに、窮屈な作りになっているような」

ヤーン「あの、もしよかったら、私も連れて行ってくれませんか?」
レト「えっ?!」

これが、レト、25歳。妻、ヤーンの馴れ初めだ。

半年後、帰郷。
故郷、エスオゴで、間も無くして、ヤーンとの間に長女ロニーが生まれる。

嬉しさのあまり、働くことを決意するレト。
しかし、情勢が悪い、エスオゴで、雇ってくれる場所はなかった。

貧しさの中しのぐ、ヤーン。

政見放送
「ミリタリィムセイオンが、破産宣告をうけ、各国財界から、ロケット先進国の
エスオゴの、独禁法違反で、経済ロケットの停止を命じられる」

レト「よくは解らないが、ますます、財政が赤字になってきているんだな」
「どこの職場も、使ってくれない」
ヤーン「あなた、職業に貴賎はないのよ」
レト「たしかに、水商売と力仕事が残っているな」
嬉しそうに笑うヤーン。

配送手伝い。飲食など、転々と職を回る、レト。
しかし、現実は甘くなかった。
給料日に、夜逃げする、経営者。
意味のわからない、仕事を押し付けられる、職場。
給料の支払いを、伸ばす、職場。

世間をさげずみ初める、レト。

帰宅するレト。
ボロアパートに、レラーナから落ち延びてきた、ヤーン=シライシと住んでいる。
定時に、働きに出るレト。


まかないが付いている、高級ホテルのレストランでの、ボーイの仕事だけが、心の休まる職場だった。
レト、40歳の頃に話である。

ある時、毛皮のファーのコートをまとった、夫人が現れる。
カミロ侯爵夫人だ。

カミロ夫人は食事を済ませると、一人、フラフラとホテルの一室に帰っていく。

給仕長。レトに「カミロ侯爵夫人、体調が優れないので、先にホテルの205号室に帰ったので、
コートを持って行くように」と。

205号室まで、コートを持っていくレト。

ドアをノックするが、反応がない。
ドアは開いている。

入っていくレト。

誰もいない。ベッドにはボスローブが投げており、シャワールームが使われている。

「んっ? シャワーかな?」

コートを置いて、帰ろうとするレト。

カチャリと、ドアのキーが降りる音が聞こえる。

「カミロ侯爵夫人!?」

一夜を、共にする。レトと、カミロ侯爵夫人。



それから、度々、情事を共にする、レトとカミロ侯爵夫人。



目をギョロつかせながら、レトは帰宅する。
息を切らせながら、レト。
ヤーン「どうしたの?」
レト「俺は、今日から、アルフレドと名乗ろうと思う」
ヤーン「かわいそうに」
レトの側に行き、抱きしめる、ヤーン。



いつものように、帰宅するレト。
ボロアパートに、ヤーンが一人佇んでいる。
側で泣いている子供。
ヤーンに、レトの不倫の事実が発覚していた。

レト「ヤーン!」

ヤーン「もう、呼ばないで!!」

服毒する、ヤーン。




葬儀は、身近のもので、簡素に行われた。
喪服に身を包む、レトとロニー。
レトの側に寄ってくる、一人娘のロニー。
「お父さん」
青空のもと、泣くレト。






高級ホテル。

カミロ侯爵夫婦。

カミロ侯爵「今日は、ご主人も来られた」
もどしそうになるレト。
カミロ侯爵「妻から、話は、色々聞いてます。レト君」

レト「すみません、最初は、怖さから、関係を持つことになって」

顎を横に振る、カミロ侯爵。

カミロ侯爵「レト君、不躾ながら、断れない、提案を差し上げましょう」

レト「!?」

カミロ侯爵「美しい長女だ。年は、15、6なかばかと見受ける」

レト「?!」

カミロ侯爵「単刀直入に言おう」
「長女、ロニーを、養女にもらおう」

レト「!!」

真っ青になるレト。

レト「そ、それは‥」

ロニー「お父さん?!」
数名の黒服に連れられているロニー。

レト「!!」

レト「待ってください!!」

連れて行かれるロニー。

レト「ロニー!!」






ランド=エスオゴ。 シティラペタ。
昼。
トラックに、梱包した、本棚を積み込む、レト。
頭には、手ぬぐいをしている。

夜。
ホテルの路地裏。
一人、食事を戻す、レト。

「ほれ、次の配送は23番地の、レット爺さん宅、カールさん宛だ」
「なにか、聞いたことがあるな」

23番地まで、宅配を届ける、レト。
「こんにちは、宅配です」
反応がない。
ドアが開いている。
「失礼します」
荷物を持って中に入る、レト。
中に入ると、壁に、ピクチャーが掛けてある。
『優しそうな、老夫婦。真ん中にカール』

「!」
「これは、たしか、ミラソーサで会ったことのある、カール」
「へえ、ここが、カール宅か。同じエスオゴ出身だったとは」
荷物を置こうとする、レトはなにかに気づく。

机の上には、宝剣が乗っている。
「!?」
「これは!?」
印を見るレト。
印には、エスオゴ城のエンブレムが入っている。
「これは、国王の宝剣」
横に手紙が置いてある。
目を通す、レト。

手紙
「この剣を持って、王宮に来くること」
「訳あって、いままで、育てることができなかった」
「君は、わたし、アリエルの唯一の実子だ」
「待っている、父より」

とたんに、さとる、レト。
「たしか、アリエル国王は、女系家族」
「君子の、生まれはなかったはず」

目の色が変わる、レト。
「これは、僕がいただく!!」

宝剣を掴んで、逃げる、レト。

出口で、騎士にぶつかるレト。
「レト!!」
「カミロ侯爵!?」



カミロ侯爵邸。
窓ぎわの、机。朝。
本をうず高く、積み上げ、勉強をしているレト。
昼食の差し入れがくる。
手早く済ませて、勉強に戻る、レト。
夜。
ランタンで照らされる、机。
辞書を照らし合わせながら、勉強をしているレト。


エスオゴ城門前。
人だかりができている。
受験者だ。
自分のナンバーがあるか、調べる、レト。
喜ぶレト。
青空のもと。
見事、下級士官に合格する。




王座に横になる、アリエル国王。
司祭がやってくる。
身を起こす、国王。

アリエル国王「カール、カールはどうしたのじゃ!?」
「老いぼれは、まちくたびれたぞ」
「聞いた話によると、宝剣はたしかに、持ち去ったと」
「使者の、伝言はまだないのか?!」

司祭「もうしばしの猶予を、アリエル国王陛下」







「バルトロメ伯爵が、帰ってこられたぞー」
馬車から颯爽と降りるバルトロメ。
踵を返すと、エスオゴ城へ入っていく。

会議室。
司祭を前にして、バルトロメ伯爵。
バルトロメ「最近、老陛下は、自室の閉じこもりっきりで、いったいどうなされたのです?」
司祭「いえ、陛下は健在です」
バルトロメ「聞いた、話では、もう、目がよく見えないとか」
司祭「いえ、陛下はご健在です」
バルトロメ「しかし、この、数年、公の場に姿を現させないとなると」
司祭「じき、お姿を、表すでしょう」
バルトロメ「ふーむ」
「私は所用がありますので、今日は帰らせていただきます」
司祭「どちらへ?」
バルトロメ「ランド=マヨイまで」
「それでは」






口士官会議
長テーブルの周りに、士官がずらっと座っている。
出席する、レト。
帽子を目深に被っている。
議題をもとに、提案をいう、下級士官。
上級士官が、取り仕切っている。
じっと聞いているレト。
発言がレトの番に回ってくる。
突然起立する上級士官。
上級士官「カミロ侯爵殿下!」
全員起立して、礼をする。
カミロ侯爵「レッド君」
出向くレトに、耳打ちするカミロ侯爵。
カミロ侯爵「それでは、レッド君は、ちょっと失礼するよ」
去るレト。
カミロ侯爵は、先ほどまでいたレトの席に座る。
カミロ侯爵「さあ、はじめてくれ」






レト「とうとうこの時がきたか」
自室に戻ると、枕もとから、宝剣を取り出すレト。
ベッドに置かれた王族の衣装に身を包むレト。
目の色が変わる。
レト「いくぞ!」


エスオゴ城 王宮。
王室前。
近衛兵に宝剣を見せる、レト。
「王位継承者、カール。父王、アリエル国王陛下に、ご謁見を」
近衛兵「今日はご面会の予定は」
宝剣を見せる、レト。
近衛兵「お待ちしておりました」

王室に入る、レト。
そこには、壮麗で、強く、威厳に満ちていた、王の姿はなく、背の少し曲がった、弱々しい国王の姿が。
「カール」
「カール、会いたかった、我が息子」
両手を前にだす、アリエル国王。
レト「カールです、お父さん」
手に宝剣を渡す、レト。
アリエル国王「うむ。よくやって来た」
「私は、高齢のため、目が見えない」
「よって、即位の儀を行いたいと思う」

王は静かに、王座の横の机にある、箱の鍵を開け、王印を出す。

レトに、王印を渡す、アリエル国王。



カミロ侯爵が、数名の部下と共に、王室に入って来る。
カミロ侯爵「お見事!!」

怯える司祭。



カミロ侯爵「ご子息に、王位をお譲りになられますな」
アリエル国王「うむ」

カミロ侯爵「直ちに、アリエル国王陛下を更迭しろ」
アリエル国王「!!」
「な、なんじゃ」

カミロ侯爵「国王陛下は、しばし、お休みになられる」

アリエル国王「まて、話したいことが」

「カミロ、謀りおったなー」

連れて行かれるアリエル国王。

豪華な牢獄部屋に軟禁される。
アリエル国王「ゆるさんぞー、カミロー」




宮殿。日の差す回廊。
数名の部下とともに、歩いているアントニオ。

「んっ? かすかに、角笛の音が!?」
振り返る、アントニオ。
「謀反が起きた!」
「いくぞ!」
数名の部下と、ともに、走り出す、アントニオ。

衛兵との剣劇。
倒れる衛士。

アリエル国王「アントニオ!!」
アリエル国王「アントニオ、わしは、今、無償に力がみなぎっている」
「息子カールが、生きて、わしに会いに来た」

アントニオ「いいえ、国王陛下、それが違うかもしれないのです」
「カミロの策略かも」
アリエル国王「まさか、息子が別人だというのか?!」
アントニオ「その、線も大いに、考えられます。陛下」
アリエル国王「ふぬぅー」
アントニオ「王印を渡したのですね」
アリエル国王「む」
アントニオ「ひとまず、ここから、逃げましょう」
「あとで、態勢を」
アリエル国王「うむ」
「すまぬ、アントニオ」

脱出する、アリエル国王と、アントニオ。





数年の月日が流れる。
クワを土に刺す、汗をぬぐう、アリエル国王。
空には、ひつじ雲が浮かんでいる。
「そろそろ、戻るか」

バラックの一角。
粗末な家。
窓から入る、薄暗がりで。
粗末なパンとスープと食べている、アリエル国王。
かたわらで、本を読んでいる。
「ジベラリンか‥」
そっと本を閉じる、アリエル国王。
「ちょっと、高いな」




所は変わって、ランド=レラーナ。
メモランディウムエンデ造幣局。
エスオゴ用の紙幣を大量印刷している。
次々の擦られる、お札。



国王になったレト。
カミロ公爵「どうする?レト」
「君の考えを、言ってみろ」
「現在、ミサハマから、学生難民が、大量に流れ込んでいます」
「お金を、使うしか」
バウティスタ公爵に、27%。
バルトロメ伯爵に、15%。
「私の取り分は」とカミロ。
貿易品で、金になるのは、鉄鉱石、アルミニウムくらいだな。
アントニオ男爵と、エリス子女の縁組。
バルトロメ伯爵には、ロッドセスの、最高のチケットを。





先帝の興した、ミリタリィムセイオンの赤字。
各国から、ロケット台の封鎖。
金融制裁で、貿易は赤字。

徐々に、暴動の、予感がしてくる。

経済界と、話をする機会を得る、レト。
カミロ公爵。
「肩に力をいれずに」
レト「過去の戦争の過ちからの、ミリタリィムセイオンは、廃業に追い込まれました」
「わずかに残った、国費と、経済界のお力添えを頂いて、今度は、民族博物館を作りたいと思います」

財界人「ほう」
「おもしろそうですな」

レト「現在では、軍事ではなく、経済。わかりやすく、民族の愛を訴えていきたいと思います」

財界人「なるほど」
「民族の愛ですな」

財界人2「ふむ」
「これは、ひょっとすると、当たるかもしれませんな」

笑う一同。

財界人「若い国王は良い」
「たしかに、財界からも協力させてもらうよ」

「今期政策は、民族博物館を作る。前回、ミリタリィムセイオンは、不作に終わった。今、エスオゴには、ミサハマから、人口が流動してきている。他民族国家になりつつある、我がエスオゴ。今こそ、民族博物館を作り、民族での愛を訴えたいと思う」

国王に拍手喝さいを送る、民衆。

レトの後座で、カミロ侯爵はうなづく。









口ランド=ダデム。
白金の渚亭。
昼下がり。秋。
くつろいでいる冒険者一行に、マスターダッドが話かけてくる。



エディブ「これからは、国際化」
「冒険者のみなさんも、国際人になってもらいたく、買ったのよ」
重そうな箱を開ける、エディブ。
中から、でてくる、ブラウン管TV。

エディブ「高かった。このTV」

「新聞だけでは、遅れていると、同業のロセに言われてな」


アラゴー「うむ」
「ごたくは良い」

ソフィア「さっそく見よ」

チャンネルをつける、エディブ=ダッド。

白黒のグレアノイズが徐々に鮮明になってくる。

TV『ランド=エスオゴでは、病気を回復され、再び、国王が列挙されました』
『みなさん、拍手で、お迎えください』
『アリエル国王ー!』
『アリエル国王陛下ー!!』

壇上で、手をあげる、レト。


カール「あれっ?」
「これってレトじゃ?!

ソフィア「あ、ほんとだ」

エディブ「なにぃー、国王陛下と知り合いかー?!」

胸騒ぎのする、カール。

アラゴー「ガハハ」

カール「なにか、あったんじゃ!?」






バルトロメ「帰ってきたぞー」
「アントニオ、久しぶりだな。元気だったか」
口に指をあてるアントニオ。
バルトロメ「?!」
頷く、バルトロメ。

手招きするアントニオ。
ついていくバルトロメ。
離宮の、使われていない、一室へと、案内する、アントニオ。
「兄者、こちらへ」

「それが!!」
アントニオとバルトロメの言葉がかぶる。

バルトロメ「うむ、それが、現在のアリエル国王。若返ったとはいえ、若すぎる。私は、遠方のランド=マヨイまで、出向いて聞いたことなのでが、アリエル国王」
声をひそめる、バルトロメ。
「遺伝ベビーなのでは?」
アントニオ「?!」
「遺伝ベビー?! たしかに、その線も」
バルトロメ「以前、アリエル国王が、よく解らない、小市民に、多額の報奨金をかけた事件があってな。たしか、名をレトと言う」
アントニオ「なるほど」
「いや兄者。現在、本当のアリエル国王は、生きている。
「軟禁されそうになり、逃げている」
バルトロメ「どこにだ?」
アントニオ「現在、バザールの側の、バラックに隠れ住まわれている」
バルトロメ「ホントか!」
アントニオ「ああ、兄者」
「カミロ侯爵が、新しい国王を連れて来た。」
「カミロ侯爵の謀反だ」
バルトロメ「私が、遠方に出向いている時に‥」
「で、アリエル国王陛下は?」
アントニオ「‥会わせましょう」


昔、フェンダール城には、ジギラビリンスを通り、諜報で捕まった人材を
捉える、因習があった。各国に言われ、エスオゴがその役を司っていた。




市街地。路地をまわると、ボロを見にまとった乞食が。
バルトロメ「?!」
アントニオ「国王陛下」
ボロから、顔を出す、老王。

ついてこい、と、首をふる、国王。

バザールに連れていく。
そこには、小さな菜園が。
アリエル国王「もう、目が見えなくなってきているが、これも、人の為と、(自分の為でもあるが)、農作物を研究しながら、日々作っている」
笑う国王。
アリエル国王「ミリタリィムセイオンを見にきてくれた、客が、帰りに、購入してくれたらと思い。
栽培している」

アリエル国王「少し前から、エルフのブシドー館の、方が友達になっての、畑を手伝ってくれておる」
アリエル国王「それで、アントニオ、現在の情勢は?」

アントニオ「今は、新しい国王に変わり、民族博物館で、歌に踊りの、愉快な、世相になってきています」

アリエル国王「レトの演説で、軍事に踏み切ろうと言う、動きは?」

バルトロメ伯爵「ある、各国から、ロケット発射台の、停止と、過去の戦争責任からの、出資」
「国民は、怒り心頭している」
「で、この演説だ」
小さなTVレコーダーをだす、バルトロメ伯爵。
「アリエル国王」
TVの小さな、モニタ。
そこには、レトがエスオゴ城の、高座から演説している様子が映る。
レト「今期政策は、民族博物館を作る。前回、ミリタリィムセイオンは、不作に終わった。今、エスオゴには、ミサハマから、人口が流動してきている。他民族国家になりつつある、我がエスオゴ。今こそ、民族博物館を作り、民族での愛を訴えたいと思う」

国王に拍手喝さいを送る、民衆。


TV放送を見終わる、アリエル国王、一行。


国王は口を開く。

アリエル国王「それは、昔、ある時、ランド=マヨイに、視察旅行に行った時のことだ」
「マヨイは、熱砂の国マヨイとあるように、砂漠気候の国だ」
「あまりに、巨大な施設群のある、公国だ」
「手紙をいただいた、ドゥレン公国城に在籍されておられる、カシュカーン=ケセス国王を訪ね、その後会食になる」
「ケセス国王は、食後、ドゥレン公国城から、2km南西に、はなれた、研究施設」
「サンドラドに連れて言ってくれる」
「そこで、ノンフリーズウォーターという、奇妙な液体を見せてくれる」
「隣のライフコーポレーションの、冷凍倉庫で、凍結した、動物がいるのを見る」
「話によると、この液体を研究開発すると、宇宙まで行けるとか」

「その頃から、わしは、密かな夢に、平和のための、旅行用ロケットをつくってはどうか?と考えるようになっていた」

「ノエールの研究者がおっての」
「ノエールには、前時代から、人種の、全データーベースをとっておるコンピューターがあるらしい」

「私の遺伝ベビーができたのも、マヨイに行ったことからだ」

バルトロメ「?!」

アントニオ「まさか、レト!」

頷く、国王。

アリエル国王「わしは、あの時、初めて、カールの顔を見ようとしたから、気が動転してたようじゃ」
「たしかに、演説をみていると、レト本人かもしれぬ」

アントニオ「たしかに」

バルトロメ「国王の若い頃に、そっくりだ」

「その、宇宙旅行ロケットの話は、カールには?」

アリエル国王「いや、まだ、会えていない」
「来てから、ゆっくりと話そうと思う」





口バザール側、小さな農園。

長身の美しい、男性が、やってくる。
エルフ「アリエル国王陛下」
「また、外宇宙の話ですか?」
会釈する、アリエル国王。
つられて、会釈する、バルトロメとアントニオ。
エルフ「こちらの、お二方は?」
バルトロメ「わたくし、伯爵のバルトロメ。こちら、男爵のアントニオです」
エルフ「初めまして、私、名乗るのが遅れました、エルフの村の、カイ=コーレ=セッシェルです」
アントニオ「話は存じております、陛下を助けていただきありがとうございます」
笑うエルフ。
「大変でしたね」
「大変つづきですが」
真顔に戻る、エルフ。
「そろそろ、おこりそうですよ」
アントニオ、バルトロメ。
「?!」
エルフ「暴動が‥」





動く憲兵隊に、連れて行かれる、民間人。
ジギラビリンスに連れていかれる。


送られてきた、紙幣を、エスオゴ城の金庫に、大量に積まれている。
紙幣の山に、手をかける、レト。
レト「これだけある、お金が、ペーパーに毛を生えたくらいの値段か‥」

美しい女性に、囲まれているレト。
レト「僕に、力を貸してくれ」

エスオゴ城の、レトの自室。
机の上で、お金の束を、封筒に選り分けているレト。
封筒に署名を書くレト。
束をより分けて、次々に封書を作っていく。
レト「これで、よし」

ドアを開けて、秘書が入ってくる。
レトの側まで来ると、耳打ちする、秘書。
レト「!!」
レト「ばかな!? 国王が生きているだと!!」
秘書「はい、突き当てた、話では、エルフ族のものと、国交を計っているとか」
レト「エルフ族!!」
「たしか、上位種族」
「エミリー。もういい。今日は、帰ってくれ」
秘書は、一礼すると、丁寧にドアを閉め去って行く。

歯を小刻みに、ガチガチと噛む、レト。
「殺される‥」

机の上の、ティーカップを落とすレト。
レト「そうだ、エルフ族について、調べないと」

エルフ族の、情報を時間をかけ、調べるレト。
2日後。エスオゴ城の、レトの自室。
レトには、疲労の色が見え、顎には、うすらヒゲが生えてきている。
辞書の一面をめくると、急に立ち上がるレト。
レト「いた! 前に会ったことがある。 第44代王女。プリンセス、ソフィアだ!!」

すぐさま、ソフィアを王宮に呼びたいと、秘書と連携をとって、ランド=ダデム。白金の渚亭に、使いのものを出す、レト。






口二重使者

ランド=ダデム。
白金の渚亭。
夜。0時前。

TVでは、ニュースも済んで、歌番組が始まっている。

エディブ「で、どうだったんだい?ユリーサの旅行は?」
カール「うん、子供は可愛かったよ」
「アトラクションで、ギャーっと、ワーっと楽しんで」
エディブ「ガハハハ、そうかい。そうかい」

カラン、カラン。

バンガードアを、通って、人が入って来る。

エディブ「なんだい、こんな夜更けに」

密使「我、エスオゴからの使者、ドグラス。カール様たるもの、存じますか?」


一同「?!」

カール「ああ、俺がカールだが」

ドグラス「エスオゴの伯爵。バルトロメ伯爵殿下が、あなた様を、探しておられます」
「よろしければ、一度、ランド=エスオゴまで。ご足労いただきたいのですが」


カール「エスオゴ。俺の生まれ故郷だな」
「一度帰らないと、いけないと、みんなに話していた所だ」



ドグラス「よかった」

カール「故郷にいる、レット爺、婆。残したままなんだ」

ドグラス「いつ頃、戻られますか?」

カール「んっ それは‥」


カラン、カラン。
バンガードアを、通って、真夜中に、再び別の使者がくる。


第二密使「我、エスオゴ。国王。アリエル国王陛下の、使者。オッレ。第44代ランド=ソホン王女。ソフィア=ゴールドバーク王女。探しに、参りました」

ソフィア「? こんどは、私?」

鉢合わせをする、使者と使者。

オッレ「貴者、たしか、バルトロメ伯爵の」
「失礼、急用を思い出しましたので」

バンガードアから、急いで出て行く、使者、オッレ。

ソフィア「?」

カール「アリエル国王、たしか、今レトじゃ?‥」
「それに、ソフィアを探しに?」

アラゴー「レトが、ソフィアを探しているとな」

「いくぞ! カール!」

カール「今から?」

アラゴー「明日の、朝に、旅立じゃ」









口ランド=エスオゴ
エスオゴ城。
場内。一室。
書斎。

国王レト。
帰ってくる使者。

レト「どうだった? オッレ」

オッレ「それが、バルトロメ伯爵に、先手を打たれまして」

レト「!!」

レト心の声『白金の渚亭に、先に密使を送ったと言うわけか‥』

レト「もういい、下がれ」

真っ青な顔の、レト。

入ってくる、カミロ侯爵。

カミロ侯爵「どうやら、大変そうですな」
「アリエル国王殿下」

レト「カミロ侯爵!?」

レトに近づいてきて、カミロ侯爵、耳打ちする。

カミロ侯爵「そろそろ軍事をと‥」







To  Be  Continued.

 

 

 

 

2018-11-30 16:08:02

妊娠

テーマ:水関係

口妊娠

妊娠中に食べるもの。
口良質なタンパク質が、赤ちゃんの脳を大きくする。

良質なタンパク質とは、植物性タンパク。
小麦A マクドナルド(フィレオフィッシュ)(エビバーガー)
ドトール。
グルテンに近い、古市のぶっかけうどん。など。
新しい時代からだが、ミスタードーナツ。

グルテンで育てると、3000g超えの、ビッグベビーが生まれるが、
生まれると、よく摂食障害で、マクドナルドしかたべれなかったりする。

グルテンほどほど。

フィッシュ。これは大切。
鯛、マグロなどのカブト。豊富なDHA。
焼き魚。ムニエル。ソテー。
貝類はダメ。
オイスター(どうなんだろう。ちょっときになる。わからない。看護長に聞いたらダメだと言われた。よって、ダメ。)

サケの骨缶など。ちょっと辛いかもしれない。
こんど、取り寄せてみる。(ちょっとわからない)
にぼし。(奥さんの唾液)

あと、常識だが、ミルク。
ミルクも難しい。(本当は、明治乳業の株をかって、お得様ミルク。もしくは、スーパーのちょっと見ないと思い出せない。2番目)
口、セノビックミルクを飲ませると言う、奥様がいるらしいが、これもわからない。
聞いた話では、4000gジャンボベビーが生まれるらしい。
ピーナッツ。(奥さんの唾液)
卵。
お肉。

お米も僕は、良いと思う。
和食は、さしみ。イオンなど綺麗だが、場所によっては、ちいさな細菌がいたりするので、
細菌がいたら、赤ちゃんの、脳が痛むらしい。
気をつけて。


飲み水(ミネラルウォーターなど)も気をつけて。いろはすは、安全なほう。
ダカラ
いろはす、なし
爽健美水
(ミウ)海洋深層水ミネラルウォーター。

サワーウォーター。

サワー漬物など。
キャベツ、キュウリ、この間食べた、パンプキン。

?ほんのちょびっと、パパス水。(これは僕の考え)

母乳。

パプリカとか、アボガド(皮に強力な防腐剤が塗っているかもしれないので、気をつける)とか、ベジタブル。

(昆布とか、ワカメとか、手作りもずくとか、海の葉緑素も良いかもしれない)
ソイスープ

アミ大根(ちょっとのお酒は体を大きくすると聞いたことがある。?)
お酒を取り過ぎたら、(アルコール)。赤ちゃんが脳障害になる。

コーヒーはちょっとわからないが、赤ちゃんが眠るらしい。(怖くなって、睡眠するのかもしれない。ノルアドレナリンは、赤ちゃんの形成に良くないとか)

ホットココアミルクなどは、良いみたい。
 

 

今聞いた話では、奥さんが、ベビーフードをよく噛んで食べると良いらしい。

2018-11-30 16:02:11

昔の医療

テーマ:ブログ

263歳。 ジョン=ワトソン ヤーコプこと、ジジ。 現在名 山下彰範

二回目の人生。 現在43歳。

 

 

口昔の医療

いったい、どんな世界だったのか。
お金がない、物資が高い世界。


「先生、血清、間に合いません」
「リンゲルぶち込んどいて」
「先生、患者ナンバー〇〇、△△黄色黄疸もしくは、皮膚がただれています」
「すぐに、リンゲル中止」


当時は、アルコール製剤が高く。
昨日、購入した、アルペット1780円が、一桁高く、20000円くらいはする。
銃弾摘出に、エコーと放射線で、何センチの所に埋まっているか。
アルコールが手に入らない時。煮沸消毒、熱菌処理を、メスにする。
定規で調べる。筋組織の本で、筋肉の筋にそって、メスを2回いれ、(最初は、皮膚を薄く切って、筋組織を見て、綺麗に筋に入れる)銃弾を逆ピンセットで開いて、ピンセット(鑷子)で摘出する。
縫合(ワイセ)する。
現在は細胞シートテープなど、便利なものがある。

セッシとか、日本名は、ジャニー先生たちが決めている。
ワイセは、看護長の、塩見君のお母さん。


ジャニー先生が名付けて、僕が良いですねと言ったのは。
当時、日本がアイランドで、マフィアには狭すぎる。
裏稼業を、誰がするのか?で、昔から、いた任侠が良いのでは?
と言う結論に至った。

妊娠中に食べるものを書いていて思うが。にぼしの育成が、色々ありそうですね。
 

 

 

 

2018-11-30 07:41:00

コールドスリープ

テーマ:水関係

口コールドスリープ

 

263歳。 ジョン=ワトソン ヤーコプこと、ジジ。 現在名 山下彰範

二回目の人生。 現在43歳。

 



日経新聞2018/11/29  12面記事より。

死期「先延ばし」

ロシアや米国では人体を凍結するサービスがある。
生前に申し込んだ人が亡くなると、遺体の血液を抜いて、不凍液を流し込み、セ氏レイ零下196度に冷やす。将来開発される技術で、凍結した人体を解凍して、血液を流し込み、蘇生する。


日本では、静岡大学に、不凍液の取引がある。
不凍液(たぶん。青色の液体で、血液に近い、防腐剤の入った、オキシジェン濃度の高い液体ではないかと思う)
当時、リンゲル液から、開発をしたのではなかったかと、うろ覚え。

たしか、昔、静岡大学と岡山大学にリンゲル液の研究施設があったような気が。


血液にもDNAがあるから、脳に働く、ニューロンに関係ある。
よって、変な血液では、認知症になったりする場合も。あるかも。
(血液型は合わした上で)


不凍液を使うことによって、宇宙船にも、人体を搭載できる。
多元宇宙で、仮に、地球と同じような惑星があるとする。
高度文明である。
惑星に着いたら、解凍する。
昔、奥浩哉先生と話を、伺ったことがある。
スマートフォンの部品を作っていると、時に、この部品は、なんの素材で作っているのが解らなくなることがある。と。
もしかしたら、他の惑星から輸送されていたりして。フィクションです。


日本
スーパーマーケットで働いている人は、遺伝子孫が繁栄するとか。
女性に、オリモノがきたり、真面目に働く男性スタッフ。

ふと思う。
製薬会社?経由で、宇宙に、遺伝子を送っていたらどうだろう?
多元宇宙で、地球によく似た星で、同じ人種が、多く生きている。
アジアで、似た人種が多くいる。とか。
フィクション?です。

2018-11-20 12:57:20

口衣服

テーマ:ファッションイラスト

推定年齢263歳。 ジョン=ワトソン ジジこと、山下彰範です。

 

衣服の歴史を、ふと思い出したので、書いておきます。

 

口衣服

遠い昔、イオンのユニクロで、アメリカ合衆国の皆さんと、役割を分担していた。
僕は、敏感肌だったので、コットン部門で、Tシャツ、タンクトップ、ブリーフ、など。
たしか、僕も愛用している、トランクスは、奥浩哉先生が考案したような記憶が。

ある日、先進国の方が、僕の家に泊めてくれと言ってきた。
良いですよと。
寒いなあと、ちょうどあったのが、Tシャツとかが大量にある。
重ね着しますか?と。
何枚くらい?
4、5枚くらい。
ほんとだ、暖かいなあ。と。

その話から、12一重ができたとか。
当時、チャイナ系、日本人がイオンベビーで、生まれてきていたので。
アスタリフトを塗って、ちょこんと、座らせておこう。とか。

その後、イオンベビーについては、ちょこんと座らせておくのももったいないから、
バイトでもさせるか。と。

その話が、派生して、ちゃんちゃんこができた。

イオンの上役が、これは暖かいが、デザインがなあ。と。

で、できたのが、化繊に、わたなど詰める、アメリカ合衆国の、空軍服。
NB2  MA1とかだ。

12一重ができた頃に、極秘裏に、ドイツのみなさんと懇談会があった。
実は、僕は、軍服デザイナーである。

先進国は、いつまでも、宇宙時代の服では、いけないだろう。とドイツの方。

ミハエルエンデの本が一冊あった。これが、先進国だなあ。
ドイツの方が、古風ですね。と。

どうする?と、で出来たのが、12一重を逆にした、スーツだ。

ホームズ先生に、一番にモデルになってもらった。

これは、動きやすくて良いなあと。

コートは、ホームズ先生が考案した。
金融ビジネスマンにアメリカ合衆国と使おうと。話になった。

なら、イオンの上役は、体を鍛えて、Tシャツにトレンチコートとジーパンのモデルがカッコイイなと。こんど、TVアニメで放映される、ドクターストーンの最初の原作者。所長、ジャニー先生だ。

以上、衣服の話でした。



 

 

 

2018-11-19 19:25:42

TRPG巻きの90  第22話  王国の衛士

テーマ:TRPG

アメリカ帰りの、ハリウッドプロッター「とんでけ」が送る。TRPG.  Force. ESLAR.

フィアンセ、まびお姉さん。マイさん。ジャニーさん。セフィロスさんに送ります。

 

 

 

口王国の衛士

グリフォン   6
ゴーレム    2
テンプル騎士団 8




ランド=ダデム
白金の渚亭。初夏。
昼下がり。
開け放たれた窓から、初夏の風が入ってくる。
ブラインドは、風できしみ、光の縞模様が、波のように、動いている。
ブラインドが風で、きしむ音、食事のナイフとフォークの音、蓄音機からの、アメリアンの乾いた陽気な曲、以外聞こえない。
静寂の店内には、静かに、アメリアンの、乾いたミュージックが流れている。
タンクトップの、ソフィアとアラゴー。
まだらの光の中、仲間と食事をとっている、カール。
カールの元に、エディブが飛び込んでくる。


エディブ「なにがあったんだ!!」
「カール」
「テンプルナイトが、お前を追っているじゃないか!!」

カール「?!」
カール「えっ、テンプルナイトって、あの?!」

エディブ「また、えらいことやらかしたんじゃないのか?」

カール「いや、俺はなにもやってないよ」
「&%$#~」
「なんだか、不味い展開になってきたな」

エディブ「レイク=ギガポート南東、落ちた都市「ラファエル」ゲヘナ=フロントあたりで待っていると」
「おりゃ、知らねえからな」

アラゴー「なんつること?!」

ソフィア「一緒に、ついて行ってみましょうか」

カール「ハハハ」
乾いた笑いのカール。




ミッションスタート
口王国の騎士
キャスト。
人間    カール=ザルツバーグ
エルフ   ソフィア=ゴールドバーク
ドワーフ  アラゴー=マブ=ライルデン









一日置いて、約束の期日。馬車を走らせる、冒険者一行。

美しい湖畔。レイク=ギガポート脇を通り抜け、一路ゲヘナ=フロントへ。

ゲヘナ=フロントとは、その名の通り、草の根一本生えない、硬い大地の、砂岩地帯だ。

砂龍岩から、にょっきりと伸びる、積乱雲。

舗装されてない道を、馬車は、カラカラと進んで行く。

落ちた都市「ラファエル」に近づくと、突如、開野になってくる。

雲とホライズン。

遠くに、空と地を動く点が見えてくる。

走る、馬車。

テンプルナイトだ。

馬車から降りる、一行。

ソフィアとアラゴーが降りると、礼をする、テンプルナイト。



カール「テンプルナイト?!」


テンプルナイト「カール。カール王子」
「あなたには、ここで死んでもらう」

カール「?!」
「王子!?」

上空を飛ぶグリフォン。
動く、ゴーレムの後に、構える、テンプル騎士団。
一人、ゴーレムの前に出てくる。

テンプルナイト「剣を抜きなさい」

カール「?!」

カール「ちょっと待ってくれ」
「俺は、何もしていない」
「なんで、俺が、ナイト達と戦わなければならないんだ?」

テンプルナイト「手合わせしたい」
「もちろん、一対一でだ」

上空のグリフォンは、飛ぶのを諦めて、降りてくる。
後ろに控える、テンプルナイトは、グリフォンの首を撫でてやる。

カール「あなたたちは、先進国、リリー側の騎士ではないですか」
「ましてや、テンプルナイトは、セントポールの血統、上級騎士じゃないか」

テンプルナイト「話がはやいでは、ないですか」

カール「!」

「対人は、あまり‥」
「厳格なキリスト教では、対人戦はやってはいけないことだと、聞いたことがある」

テンプルナイト「よく知っておられる」
「しかし、それを、テンプルナイトの、私たちに言っても」
苦笑する、テンプルナイト。


ソフィア「カール断って」

テンプルナイト「騎士道たる、軍人は、各国との戦いに出向かなければいけないこともある」

ソフィア「!」

カール「‥」


カール「いや、受けよう」

「しかし、俺が勝ったら、さっき言っていた、王子?というのを教えてくれ」


テンプルナイト「約束しましょう」

 




対面すると礼をする。テンプルナイト。
つづけて、礼をする、カール。

静かに、剣を抜く、両者。

グリフォンと他のテンプルナイトは、横に控えて、見ている。

構える二人。

正中線に構える、カールに対し、上段から、突く形に構えるテンプルナイト。

初夏。微動することのない二人。

つむじ風が起こり、砂塵が起こる。

目を細める、両者。

目配せする、テンプルナイト。

テンプルナイト「それでは、いきますぞ!」

鋭い突きが、カールめがけていく。

体捌きで、カールはかわすと、振り向き様に、大腿骨に、剣で弧を描く。

受ける、テンプルナイト。

「ふむぅー」

距離を置く、両者。

「たしかに、かわすのは、上手い」

「それでは、私に剣を受けてみなさい」

上段から、剣が弧を描く。



剣を受ける、カール。
「なんだ?! この手応え!」

テンプルナイト「心おどるでしょう!!」
「やはり、あなたは、おのこだ!」

擬音「カキーン、カキーン」

「目が落ち着いておられる。良い顔つきになってきましたな」

カール「どうだ!!」

鋭い突きを繰り出す、カール。
さばく、テンプルナイト。

テンプルナイト「良い、突きだ!」

「それでは、いきますぞ!!」
構える、テンプルナイト。
剣が、白銀の弧を描く。
「ムーンスラッシュ!」
「ムーントライアングル」

カールの剣が、トライアングルを描く。
剣の合わさる音が、鳴り響く。

巻き起こる、砂塵。

「上手い、受けに使われましたな」

「楽しそうだな」

「そろそろ、俺の番だ、交代してくれ」

「もう、良いでしょう」

先ほど戦った、テンプルナイトを睨みつける、ナイト。



テンプルナイト「話をお教えしましょう」

兵器の歴史を、一手に引き受けている、エスオゴ。
人種としては、先進国に少し、遅れをとる。
各国より、早く、ロケット発射台を備えていた、エスオゴ。
非戦の時代になり、スペース〇〇の旅行用、ロケットも良いと考えていた。
が、各国の経済界から、追い出された、エスオゴ。
その時、第二王妃に身ごもったのが、カール王子だ。
王妃は、体が弱く、世継ぎを産めないでいた。
天から授かった、嫡子を殺されてはいけないと思い。
優良な、老夫婦に預け、極秘裏に育てる。
成人の儀まで、出生は秘密にすることと。

カール「?!」
「俺が、王子?!」

テンプルナイト「国を継がれるか?」

カール「!?」
「‥よくは判らない、一度、戻ってみる」





テンプルナイト「うむ。見事、王子、やはり後継は、あなたしかいない」
「これを!」
フレイムブレードを投げてくれる。

カール「うわっち」

テンプルナイト「気を鎮めると、炎も静まる。鍛錬とともに、じきに使えるようになるでしょう」

「では、さらば」
グリフォンの背に乗り、飛び立つ、テンプルナイト。

取り落とした、柄を拾う。
構えてみる、カール。
すると、原子の光が伸び、ソードの形になる。
返しの下にレバーがある。
「これは、なんだろう?」
レバーを引く、カール。
柄の部分から、透明のソードの、光形に、オイルに、まわるように、炎がつく。
試しに剣を振ってみるカール。
炎は、槍となり。燃える、剣先が10メートルほど伸びる。
「こ、これが、フレイムソードか」
「グレイト!」
「いいわね」

「それにしても」
「テンプルナイト」
「いい人だったわね」

「ふぅーん」
「エスオゴか」

「ガハハ」











ミッションクリア。
ボーナス。 フレイムソード。







 

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