精神障害について考えるとき、それとどう向き合うかと、繰り返し見直ししていくことが重要だと思う。
何が支援されればよいのかが明らかであれば、それに対処する方法は多く見つけることができる。
しかし、精神障害においては、実際の症状すら不明であることが多い。
まして本人にとってのメリットといったものは、一概に決められるものでもない。
それに輪をかけて、善悪といったものすら混沌としていくこの時世では、客観的な評価となる指標も積極的に定められ難い。
そういった諸問題を短絡的にまとめあげれば、本人とその環境について、本人がどういった面に価値を見出すか軸をとらえて、その目標を設定し、それを実現すること、そしてその繰り返しが、障害の有無に無関係な本人のありようを形成していくものであればよいかと思う。
言わずもがな、とてもむずかしいことだろう。
また、いくつものアプローチのなかの一つの考え方にすぎない。
ただ、そういった考えから逸脱しないように時々振り返るのは悪くないのではないか。
