新しいものに触れたい、、ということで今日は「人生競馬初体験」ということで
皐月賞を見に行こうと思ったのですが、

最近ライブ見すぎて
お笑い熱があがってしまったのと、寝不足続いていたので、今日はライブひとつみていただけの
一日であとは川崎の知人の家で ものまねを練習してました。

今日は、先日の学生HEROSにうつったでもおなじみ
オーケイズの川北君と青学ナショグルの川俣君の組む「真空ジェシカ」
の出る
「太田プロJrライブ昼の部」を見に行ってきました。

正直 ワタナベと吉本がメインになってしまっていて、太田プロの仕組みをあまり知らなかったのですが、
イメージとして

{吉本}

ばちーんんんLIVE 
ばちーんんんJUMP
ばちーんんんSTEP M1三回戦くらい

↑ここまでが上位100位

ばちーんんんHOP   M二回戦くらい
ばちーんんんチャレンジバトル
ばちーんんんチャレンジ

{ワタナベ}

WEL   
WEL JR
STEP STEP STEP 夜の部
STEP STEP STEP 昼の部

という構図に対し

{太田ぷろ}

太田プロ月笑ライブ GI
太田プロ月笑ライブ GⅡ
太田プロ月笑ライブ GⅢ
太田プロJrライブ 二部
太田プロJrライブ 一部

というシステム 

ぼんやりと太田プロJrライブ一部、、
「ここでのアンケートの成績上位者は、、Jrライブ二部などのライブに出ることができる」
となっている。

こう考えると
「太田プロライブ的には一番下のクラス」ということなのだろうが、ライブを見た感じ、


「レベルが高い」

しかも冷静にみると出演者に
細かすぎるものまねの優香のものまねの「麦芽」さんとかもいるし、よくよく調べてみると
「普通に太田プロ所属」となっている芸人さんがこのクラスに出ている。

よくレベル基準がわからない。
要するに
「知名度だろうが、テレビに向いてるから所属していようが、ライブにおいては
そこで現場で笑いをとれる人が上にいけるライブシステムをとっているようだ」

そしてどのネタを見ても
「その道での完成度がものすごく高い」
「素人とは絶対に思えない、うまさや表現力がある」

だけど、、全体を見渡した感想として

「頭ひとつ抜け出せる圧倒的アイデンティティを持っているような芸人さんが
少なかったような気がする」
「みんなのうまさが個性を打ち消しあっている」

そんな感想だった。
うまい、おもしろい、すごい、、と思うがそれに対する
「鳥肌がたったり」「思わず急いでメモしたくなるような衝撃」
の少なさ

きっとそこがあると、「夜の部」「所属の人のライブ」
に出れるのだろう。

太田プロのシステム的には「養成所」的システムも最近できたばっかりなわけだが、
今日出てた芸人さんは大体どこを眺めても
「最低でも芸暦3年以上はある」
といった感じのネタをやっていた。

吉本の
ばちーんんんでいえば、HOPレベル。M1はとりあえず二回戦にはいけるだろう、、って感じの
漫才のイメージだった。

そして実際それがほとんどだと思う。
だからきっとこの「ライブに出るオーディションにとおることすら厳しい審査基準」なんだと思う。

「舞台経験」も
「練習量」も
「ネタの練り具合、推敲具合」も

かなりのハイスタンダードなのに「じゃあテレビで必要か」というと
「もうすでにそこには人がいる、ニーズがない」

そんな危機をライブを見ながら思った。
そしてこの人たちが、これを続けていれば、
「さらにどんどんうまくなる」「おもしろくなる」

でも、需要がない。 使い道がない。もったいない。
そんな感想だった。

「ここを突き破るには、、いったん ネタを破壊しなくてはいけない」
でもその「破壊」があまりにも危険すぎる賭けになってしまう。

そういう点で、やっぱり「破天荒のメッカ東洋大学お笑い落語研究会出身の蓮見(戦艦蓮見)くん」が

大学お笑い界(アマチュアゆえの自由感)+プロ養成所の経験(プロとしての表現力、オーラ、ネタ)

この「ドッキング」が「最強を生むヒント」な気もするが、、なんの保障もないww

真空ジェシカは、俺は大学生お笑いでやれば「堂々のエース格」の風格と「アマチュアゆえの自由感と独創的なアイデア」があるし、二人の面白さはよく知ってるが、、今日は「養成所で学ぶ部分の欠落」をつかれていたような気がした。
そして、これは結構な「あるある」な気がした。ジョニー春夫対浅井たけのこライブのときや、過去にも大学お笑いの優秀な後輩がそういう状況にあるシーンをよく見る。

そしてそろそろ「打破」の時間かなぁと思った。「打破できる時間だな」と思った。

なぜなら「大学お笑いで学べること」は、、「養成所で学べることより」、、
、レア度が高いからだ。

先日の「ミニ沢さんのライブ」も象徴する「すっぴんお笑い力」は
一度「化粧にどっぷりはまってしまうと簡単に鍛えられるものではない」

「化粧毎日してるとすっぴんがみせにくい」、、まあ普通のあるあると一緒か。。
大学生お笑い界には「すっぴんおわらい力を鍛える余地がある」、ここにいつもメリットを
感じているので、チャンスはあるな、、、、そう痛感した一日でした。

香盤表

○六六三六「心理テスト」
関塚裕二「辞表とどけ」
○ライフライン「雑誌が売れてない」  「だまれがりがり」、、「いやデブだよ」のくだり好き
関口ジョニーズ「ダンス!ひたすら!」
○真空ジェシカ「さいのかわ」
○宇梶楼蘭「進研ゼミの漫画のシーンピン」
青木悠貴「エビゾウ」
○大門与作「市川団十郎だじゃれ漫談」
◎高橋小形「学校の先生」
○あしとみしんご「マリオ引退記者会見」
○どてちんソルジャー「結婚の許可」
本日は晴天なり「ループする人気番組」
池田りょう「立場が逆なバイト面接」
いけがみこうた「(自分の字が汚くて解読不能)」
◎末吉くん「いいたいけどね。。漫談」 つかみ「いや~晴れましたね~」が爆発
○麦芽「王様のブランチ」
火縄銃「いけばな教室」
○神宮寺ししまる「殺人事件初体験刑事」
◎ばくれつパンダ(心霊番組)
ダドゥーン(整体にいきたい)
佐藤ねろめ(電車のマナー)
ほしのゆき(バイトの裏側)
○コブラナッツ(小旅行)
ぐりんぴーす(父と子供の問題)
かがわ一人称?(かみしばい実写版ドラえもん)


◎は会場で爆笑が起こったいたという耳の判断。
○は、芸風にもよるので「技術、表現力」含めて、面白いなぁとすげえなぁととにかく思った個人的なものです。

持ち時間で 3分×25組 は結構のボリュームだったのですが、全体的に面白い芸人さんだらけだったので
あれですが、、、このことがいかに「芸人飽和状態」かを物語ってる気がします。

「いやさすがにこの完成度と、このネタ見せられたらオーディション落とせないっしょ、しかも
一番したのクラスのライブなんだから」、、、的な感覚でいると、
「絶対落とせないようなレベルの人だらけ」なので、 太田プロのオーディションの審査での苦悩が
感じ取れるようなそんな印象がとにかく    とにかくでした。


最近よく思う
「全員が、すべての芸人さんが、、みんな面白くなったら、、どうするんだろうな?」

ものすごく、初歩的な疑問。
実際、カラオケとかいけば、「プロよりうまい友達はいる」、、

結局
「個性」が勝つ時代だろうな   それでも俺は 矢野顕子や、忌野清志朗さんやブルーハーツ、サザン、
ビーズの声に
魅力を感じてしまう