せめて堂々とニートらしく 本気モード2011-110421_1745~01.jpg

久々の 阿佐ヶ谷 杉並産業商工会館!

今日は前々から気になっていた K-PRO絡みのライブ
『ミニ沢ミニ晴』さんの主催ライブを見に行きました。

俺の大好きなプロレスラー故三沢光晴氏(高校時代のピッチ(PHS)のアドレスが misawanoelbowだったくらい好き)
なレスラーのオマージュ芸人だとしたら

もしや

と期待していたライブですが
期待を大きく上回るライブでした。

一言でいえば
『自由』

『やりたいことやって笑いをとる』

『勝ち負けじゃない サムシング』

『アドリブか 台本かわからない展開』

プロレスとお笑いの接点は『カリスマ力』なんて大それたものでなく『人惹き付け力を競う』という点が一緒なだけじゃないんだわな
すっげえ共通点があった
改めて原点を見つめ直せた

プロレスってほんと素敵だなぁ
『作り物なのに 本物より リアル』

これはものすごく大切な要素だと思う

モテたけりゃ
ウケたけりゃ

『はい、ど~もー』ではじまる漫才 ビシッと決めりゃいい

だけどこれもまた作り物だ

どうせ作り物なら
今更恥も体裁もない

ふとお笑いの訓練や研究をしてく上で

今の自分は間違いなく小学校中学校のときより
『面白い言葉も知ってるし』
『笑いの起こるメカリズム』も
『空気読む力』

レベルアップしてるはず


なのに
なぜか
『自分は小学校中学校のときのほうが一番面白かったんじゃないか?』

という疑念が一切消え去らない

でもカラクリはここにあった

歳をとるにつれ
『笑いの化粧をおぼえた』
『防御の鎧を着はじめた』

滑りたくないと思ってやりたいこと、言いたいことを言わなくなった。
滑ったくだりは反省して学んでしまい、勝手にタブー化してしまっている

どんどん手数や 賭博がなくなっていく

結果ありふれたつまらない大人になった

子供のときの俺は滑ろうがウケようが志村ケンの真似だろうがパクリだろうが

ガムシャラにやりたいこといいたいこといって笑いをとりにいってた!

歳をとったはてに
むやみに年配キャラだったから
恥もかけないし
ボケられない

挙句
『こうすれば笑う』 『こうすれば滑る』
上から目線の まるで策士気取りの 自分の 感覚

散々論理構築しておいて
自分でいうのはなんだが
『論理じゃないんだよなぁお笑いもプロレスも』


プロレスと今日のライブの共通点

『すっ裸』
『すっぴん』
『わらべごころ』

に尽きる

だからこそ
『醜い部分もあるかもしれない』
『バランス悪い部分もあるかもしれない』
でも みんな
『すっ裸でやりたいことやってんだな』

だから至極
『男性的なライブ』(別に下ネタだとかドタバタが多いからという意味ではなく潜在的に)だろう

女性及び一般光の社会はやはり
『化粧されたネタ』を好む

実際
出演者みんな実績も実力もある人ばっかだと思った


そりゃそうだわな
『すっ裸』で鍛えあえる こういうライブがあるからね


プロを目指したら
養成所、上の人の目を気にして

サークルはサークルで年とるにつれて やりたいことやれなくなったり 滑ったら人気なくなったり地位が危うくなるからみたいな理由で
縮こまっていく


お金をとるライブに出るようなプロになっちゃったらなおさら
できない

『すっぴん芸風で舞台にでる』

このこと
それができる場
ものすごい宝物


でも俺なりにプロレス影響型芸風として無意識に自分のネタは『すっぴん』を意識して作ってきたつもりだ。
『デカダン』にしても何にしても。
自分のネタには新歓とかに出るときはアンパンマンやらなんやら化粧をしたバージョン
のもあるが
大概はすっぴんネタを作ってる自負はある


ムラチの『GMO』もまた正統派漫才やってたころの『化粧状態』のムラチから本来のムラチの『面白部分をぶつける肉弾スタイル』にして覚醒した感覚もある
だからあんなに面白い

とはいって
誰もが誰も
『裸』で強いとは限らない

あるいは
『裸』が失礼な舞台もある

そのための
『化粧や鎧』はある

だが
真の意味で面白くなるにはやはり
『生身を鍛える』作業も必要不可欠

その機会を
『見つけるのが困難な時代 ここにあった奇跡』とともに 今回が最終回という悲しさもありつつ

改めて生身の強さ鍛えていきたいな

と決心が強まりました
とにかくありがとう このライブ!


ライブ後にもいったがこのライブに出ることで

その後5倍面白くなる芸人もいれば トラウマになりお笑い辞めたくなるだろうなぁ

という素直な感想です。
そして自分の中のお笑いネタへの定義づけ

三種類

『化粧の濃いネタ(プロのネタ含めウケている対象の真似や昔の凡例を研究し論理的にウケると思われるものをしていく笑い)』と

『すっぴんのネタ(笑いの原点、相手を笑わせたい、驚かせたい、これいったら相手どんな反応するだろうかというワクワク発進の笑い。)』

『覆面をかぶるネタ(いわゆる相手に何も予想させないこちらがわ手動の謎の投げ掛けスタイル。手品師やシュールネタや伏線芸術的な知的な部類)

のヒントをくれたライブに感謝です

レジスタで化粧バージョン、ミニライブですっぴんバージョン、

kーproの強さの秘密が少しわかったような気がします


一応香盤表です

ティラノサウルス(ガールズトーク)

カバリズム(カバリズム)

しまんどー 一時間目(日常のおかしな言葉)

世界のナベアツ
(ありえなくはない!漫談)

growing growing(鶴の恩返しかわいいバージョン)

吉川唯之(ねこをFAXに)

ティラノサウルスオーズ(料理のさしすせそ)

ミニ大喜利

ゴゴシタ (あいのり)

kproプレミアムリハ1

黒猫の背中(すもう漫才)

マーティンルーサーキング小寺(ほんとにやりたいネタ)

ゲンガー(野球の指導から、、)

ツムラ(卒業式かけあい)

しまんどー二時間目 (アタッチメントショートコント)

ティラノサウルスグリード(ひじが、、)

かごしまね(合コンによばれた)

kproプレミアムリハ2

とりさわたくろう(特殊な漫談)

マシュマロサンデー(準備室オタク)

寺田博明(ドラえもん?)

マリッジブルーこうもと(コンビメーカー)
ゴッホ向井ブルー(ドレミの歌)

ヨージ(思春期シリーズ)

ティラノサウルスタカトラバッタタトバタトバタトバ(測定不能)
フローライダーオーズカスバカタマキンカバタカバタカバタカバタ
カルマライン(ヘアメイク)

まるやまれいや(コントテレビ番組)







以上
ナイスボリューム。
ティラノサウルスさんのネタの名前が仮面ライダーなのは
仮面ライダー好きにはたまらないですが

ティラノサウルスははじめてみたけど いいコンビだなと思いました ツッコミうまいしボケも 知的だし いいボケ方。

あと いまさら
『ヨージさん すげえ』てのあれだけど

あの人はほんとすごいわ

どんな舞台でも
一瞬で自分の世界のひきこんじゃう
『ヨー次元』とでもいおうか

いやぁたまらない
かなわない
普通『お笑いのフリは横や縦にフェイントかけるわけだが ヨージさんの場合 一旦違う空間作り上げて 次元をこえたとこから 伏線やらが襲いかかってくる』んだわな


ブチャラティみたいだ
と長々文章を急に閉じます