情報化社会において 『完璧主義』が生きづらい理由のひとつに

『情報が得やすい』かわりに
『得たくなる情報が多すぎる』


少しネットを絶ってみたり ぼーっとしてると
知らない言葉がばんばん出てくる

『真理の扉に 髪を持ってかれた』と石嶋がつぶやいていたが

これはたまたま
俺が先週 無理矢理
『鋼の錬金術師』を読んでいたから理解できた言葉だ

これは
たかが『アニメ』『漫画』の話だが

たかがではすまされない

西野カナにしても 敬遠していたが 流行り出せば 相応の知識は持っておかなければならない

ツイッターにしても AKBにしても 新宿ビタースイーツビュッフェにしても

どれが無視していい知識で どれが無視するべきでない知識とかの判断が難しい


『お笑い』に携わる限りは『流行』には詳しくなくてはいけないし食わず嫌いはご法度だが

ならば
『一生情報奴隷』なのか?

幸い人間には『知的好奇心欲』もあるから
それを
『快楽の一部』とすればしめたもんだが

しばしば疲れを感じることも確かだ

『南国姉妹』という吉本の芸人が

水着のハワイアンアロハギャル二人組で
ボケるたびに
谷間で悩殺してくるような理由で

M1三回戦行ってるのかと思ってたくらい油断してると好きなお笑いの分野ですら知識は遅れていく
(実際はスーパーマリオとインドカレー屋店長みたいなおかまことばの男とツッコミの二人)


たとえば大学生になればmixiをやってないと『友達のワッカ』から外れてしまうプレッシャーレベルまできていた時代もあった

今はツイッターか。



インターネットが我が家に本格導入したのは俺が 高1のときで
『ああこんな便利な情報のデパートがあと四年早くあったらなぁ』
と思っていた世代が 今年の社会人一年目や大学四年生!

ましてや
小学生のときからネットに触れる世代も来てるわけで

どう足掻いたって情報負けする世代が 俺や俺の上の世代だ

図書館を5往復しなきゃいけない内容のレポートが 椅子に座ってパソコンの前でできてしまう

俺たちの世代が
費やしていた
『図書館にいく労力』分なにか得してるなぁと嫉妬してしまう反面

俺の上の世代は
かといって

『逆に無頓着な強み』がある

気楽に生きている

mixi?
ツイッター?
知らんよ

と気楽に縛られることなく生きている

2ちゃんねるなども知らないかわりに

実体験伴わぬ
まやかしの情報や

卑屈が集まってより卑屈の海に沈む

ようなことがなく
生きている


そういう意味で
いわゆる

『板挟みの世代』の俺には辛すぎる


『ネットを使えば欲が出る。もっとさまざまなことを知りたくなる』
『ネットをないものとして生きられる世代でもある』



だからこそ完璧主義な俺はどっちも ほしくなるから 辛い


単純に
48時間必要だ

こんな理由で不眠症におちていた去年までの俺は やっぱ病気だったみたいだ

今年は治療の甲斐あって
毎日7時間はきっちり寝ている



それとも ここは 読書ネットくらいしかやることがないから

バイトや学校の勉強だ気になる異性のことだ
余計なこと考えずに済む

入院生活のおかげで

納得行くぐらい毎日情報が入ってきて

だから眠れてるだけなのだろうか?