バナナ たくさんたべちゃうんです | 自分が自分のお医者さんになる

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バナナ

甘くて美味しいですよね。

もともと、バナナは大好きです。

お菓子は食べないけど、

バナナで甘いもの摂りすぎになってしまう気がして、

以前のBlogでも、一度別れを決意しました。

今週になって、

'バナナたくさんたべちゃう'が再発しています。

暑くなってきたので、体を冷やしたいのか?

生もの食べてないので酵素を摂りたいのか?

単純に炭水化物減らし過ぎからの欲求なのか?

そんな、バナナの栄養成分を改めて調べてみました。

 

バナナのカロリーを三大栄養素の視点からみると、

ほぼ炭水化物としてのカロリーです。

蛋白質も脂質も極わずかです。

かなり、ビックリです。

確かに、甘くて美味しいわけです。

でも、果物は甘いけど、

血糖値を上げない、と聞きますよねぇ。

果物に含まれる果糖については、

「果糖は安全な糖」と言われていますが、

本当でしょうか?

糖分を摂取すると、血糖値が上昇し、

血糖値を下げるために、インスリンが分泌されます。

果糖ではこれが起こりません。

インスリンが分泌されることによって、

血糖値の変化を脳が察知するので、

果物では、満腹感が得にくくなります。

体内に入った果糖は、

直接、肝臓に送られます。

肝臓でブドウ糖や脂肪に変わるので、

肝臓にダメージを与えて、脂肪肝の原因になります。

極めつけは、

果糖はタンパク質と結びついて、

AGE(終末糖化産物)を作りやすい!

AGEs(糖化最終生成物)は、

体内で、不要な糖と蛋白質が結びついてできます。

AGEsは老化物質ともいわれています。

これが体の中に溜まると、

動脈硬化の原因になったり、

皮膚のしわやたるみ、骨粗鬆症

白内障などを引き起こします。

果糖は、ブドウ糖の10倍以上の速さで

タンパク質や脂肪を糖化させて、

AGEsを作り出してしまうのです。

怖いです。

もちろん、摂りすぎが良くないわけで、

果物には食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含み、

抗酸化物質も備えています。

じゃあ、どれだけ果物を食べていいの?

115gまでの果糖はOK

100g当たりの果糖の量は

バナナ 2.7

リンゴ 7.6

です。

バナナの方が沢山食べられるのかな。

しかし、バナナを炭水化物の含有量から考えると、

一日2本程度までにしておいたほうがいいようです。

一般的に、

果物の一日摂取量の目安は80kcal程度で、

片手にのる程度が推奨されています。

果糖の負の効果をできるだけ減らして、

効果的に取り入れたいと思います。