兄を心配してます


本人の記憶が曖昧なので
どのように対応したらよいか
考える必要があります

隠していたプライドが
剥き出しになる時が増えました

重症糖尿病になる前に
脳梗塞になり一カ月程入院していたことを
忘れています(2回)
聞くと???な顔になります
たまーに思い出しますが
それを脳梗塞だとは思ってないようで
右半身の力が弱い
視野狭窄もある

話に夢中になると
運転中でもハンドルから両手離して
話す(身振り手振り)
わたしを何度も見ます

そんな時は
『ハンドル握って❗️』と注意します

その時も
???な顔『えっ?』
両手放ししてるなんて思って無いのです

そういうことで
福岡と熊本往復は命がけ

途中のパーキングエリアで長めの休憩
ところが
そのパーキングエリアでも停めたい所目指して直進します。指定された通路走ろうよと言うと
『ボクはこのやり方なんだよ』不機嫌になる
サイドブレーキも忘れます
車がスルスル動くこと多いです
車を降りる前に
ブレーキ確認
財布携帯バッグ確認
鍵確認
声出し確認は私の役割

軽トラ運転は
私と一緒じゃないと不安らしい
というか兄の嫁も娘も兄の軽トラ運転を見て見ぬふりしている
止めてと言ったら険悪になるから
軽トラ運転の件には誰も触れない
軽トラの自動車保険は兄限定にしている
だから私も運転出来ない

記憶が曖昧
物忘れが増えた
運転中目がボヤけてくる

重症糖尿病なのに
三度目の脳梗塞になったら
兄はどうなるだろう

既に2回脳梗塞で入院したことを
忘れている
呂律か回らなくなったとき
ヨロヨロ歩いて病院に辿りついた時からの
記憶が無いので入院した記憶もボヤけてる

実は
着物の着付を教えに来てくれる
従姉妹は連続3回くも膜下出血で入院している
やはり最初の入院の記憶がなく
家族から聞いた話しでの記憶のみ

兄は
一件穏やかだけど
突然短気になる
執着心が強い
情も深い優しい
神経質
独特の美意識と拘りの中で生きている

兄の頭の中では
糖尿病のことしかない
脳梗塞の後遺症のことは消えている

歩くと迷子になる
公的交通機関も乗りこなせない

そういうことで
軽トラの助手席に私が腰掛けることになる

別に
兄に命を捧げてるわけではなく


だけど
山鹿温泉の宿泊費用のことを
いつも2人分払ってる
食事代も2人分払ってると
ブツブツ言う

言うわりには
自分の都合で誘う
私は行きたいわけではない
兄が誘うから
行く

それも術後2週も経ってないのに誘う
そういうところ
理解力が低下してるのかなと心配になる

術後2週間
温泉には浸かれないと言うと
???えっなんで?と言う

お腹の中切って縫ってるからと
何度も言ってるけれど
初めて聞いた顔をする


そんな兄が心配で
しばしの辛抱と
思い出作りだと
付き合うことになる

前回より酷くなってるのが心配です

私もばかちんな妹だ