ここもほたるが舞う季節になりました。
ちょうど月あかりがなく
北斗七星が輝く星空のした、
ほたるが舞い上がって上にうえにいくと
星の大きさと同じくらいになる。
聞こえるのは
川の水音と虫の声
風が心地よく通りすぎる。
ここに住んでから
この季節になると
毎日欠かさず見に行ってしまう。
クイズショウの前
僕の妹の前 好きなドラマを忘れてしまうほど
蛍を見る ということがとても大切な事なのです。
ほたるの光を追って
自分のかたわらを音もなく通り過ぎてしまう。
実体のない過去がすぐかたわらにある。
とてもあいまいだけど
ほたる でしかその感覚はあじわえない。