就職活動を始めてから現在に至るまでの経緯

 

 

以前の記事でもお話ししましたが、私は、昨年の12月に約3年4か月ぶりにパートで働き始めました。

 

 

長期にわたるブランクがあり、しかも自信を持って自分をアピールできるような職歴もない私は、どのように就職活動をしたのでしょうか?

 

 

アラフィフ位の年代になると、どうしても体力的にきつい仕事は避けたい、室内での座り仕事など快適な環境で働きたい方が多いかと思います。

 

 

でも、私は、快適な職場で働ける仕事にこだわるといつまで経っても仕事が決まらないのではないかと危機感を抱き、あえて事務系や座り作業系の仕事は避けて職探しをしました。

 

 

希望条件をつけすぎると仕事の選択肢はどんどんなくなっていくから、絶対に譲れない条件を自分の中で決めておく必要がありますね。

 

 

ちなみに、私は、次のような条件を優先して求人情報を見るようにしていました。

 

 

・できればあまり人と接しなくていい仕事

 

・基本上司にお伺いを立てなくても1人でできる仕事

 

・家庭の用事での勤務日や時間の変更に応じてもらえる

 

・年末年始、お盆、GWはある程度まとまった休みが欲しい

 

 

このような条件に当てはまって事務系や座り作業系の仕事でないというと、清掃関係や工場での作業員なのかなってイメージでしょうか。

 

 

だけど、長い間のブランクもあって、正直、私はどんな仕事がしたいのかも十分把握できていなかったので販売業、飲食店などにも選択の幅を広げてみました。

 

 

販売業や飲食店だと、土日祝や世間の長期休暇の時期に休みがとりにくいのかなと思っていたけど、そのような時期でも他の従業員の方と交代の勤務になるので、すべての営業日に出勤しないといけないことはないようです。

 

 

また、短時間(1日あたり4〜5時間、週2〜3日程度)の勤務でも相談に応じてもらえる点は魅力的でした。

 

 

接客業には苦手意識はあるけれど、求人は圧倒的に多いし、接客業の経験があればまた仕事を探さないといけなくなった時にも仕事が見つかりやすいんじゃないかなって。

 

 

そのように考えて販売業や飲食店にも応募はしてみたけど、未経験であることが壁になって不採用が続きましたね。

 

 

未経験であることもだけど、私自身あまりテキパキした雰囲気に見えないし、実際急かされると焦ってしまう方なので、なんとなく合わないと面接の時から見抜かれてしまっていたのかな。

 

 

こうして、私の就職活動は行き詰まりかけていましたが、そんな時にふと目にしたのが今の職場の求人でした。

 

 

仕事内容は車のクリーニング

 

未経験でも可

 

女性も歓迎

 

週3日から勤務可能

 

勤務時間は相談に応じる

 

第二、第三水曜、日・祝は休み

 

年末年始、GW、お盆は長期休暇有

 

勤務場所は自宅から自転車で片道15分、車通勤も可

 

 

時給も今までに勤めていたパート先よりかなり良かったので、まずは話を聞いてみようと思って面接に行きました。

 

 

今のパートに決まった経緯や、その後半年程の仕事ぶりについては、以前の記事でも書いていますので、ぜひご覧下さい。

 

 

 

 

色々苦労はあったものの、どうにかそれ以降も仕事を続けることはでき、今で10ヶ月半程経っています。

 

 

いつまで続くかは分からないけど、ご縁がある限りは働き続けます

 

 

だけど、今の職場、実は正社員以外の社員の入れ替わりはかなり激しいんです。

 

 

私は、今の職場で、濡れた車のボディや内窓を拭く仕事をメインでやっていますが、決して楽な仕事ではないし、あまり夢を持てるような仕事でもないですね。

 

 

・同じような作業を5〜6分位の間隔で繰り返す仕事なので、スキルアップにつながる実感がない

 

・ずっと立っているか体を動かしているかで、座れるのはほぼ休憩時間しかない

 

・自動車の整備工場のような感じのところでの仕事で空調がなく、夏は暑く、冬は寒い

 

・良くも悪くも、人間関係が希薄であまり雑談もない

 

 

ただ、仕事をする目的を、将来自分がやりたいことをやるための資金にするためと割り切れば、意外に良い仕事のようにも思えます。

 

 

他社の同様の職種の時給は分からないけど、これまでに私が働いてきたスーパーの商品陳列や店内清掃、クリニックの受付、部品の検品などの軽作業などに比べるとかなり良いのは事実です。

 

 

また、残業なしで終われますし、週3日なので仕事がない日は用事を済ませたり、自分の趣味を楽しんだりもできてます。

 

 

それでも、今の仕事がいつまで続くかは自分でも分かりません。

 

 

体力的なしんどさや単調な仕事の繰り返しに嫌気がさしてとか、他に挑戦してみたい仕事が見つかったとかであっさりと辞めるかもしれません。

 

 

逆に、今の職場は比較的働きやすい環境ではあるので、ふと気づいた時には驚くほど長く働いていたということになるかも。

 

 

とにかく、ご縁がある限りは、私と一緒に仕事ができてよかったと思ってもらえるように一生懸命働き続けたいです。

 

 

自分の仕事のスタイルを決めるのは、世間の評判ではなく自分自身

 

 

今の仕事を続けるにせよ、辞めるにせよ、今の私には、仕事で何を実現したいかといった理想像は何もありません。

 

 

その理由は、2020年に働いていた職場の労働環境に完全に心が折れたことで、仕事に対して本当に何も期待できなくなってしまったからです。

 

 

 

 

理想像がないことは悪いことのように思えるけど、良いように言えば自分の思い込みで決めた理想像に縛られることはありません。

 

 

今の職場でより必要とされる人材を目指すもよし、自分の天職になり得るような新しい仕事を開拓するもよし、理想像に縛られなければ自分の仕事のスタイルを自由に決められます。

 

 

確かに、世間的に見てイメージの良い業種や職種はあるだろうけど、働くのは自分ですから。

 

 

自分の能力を活かせて、無理なく続けていける仕事なら業種や職種にこだわる必要もないし、自分の仕事に誇りを持てば良いのではないかと思います。

 

 

これから職探しをする方が、納得できる就職先にめぐり会えますように!