プロペラさんとはちょうど2年前にバイクで行って以来のお泊りキャンプとなりますが、今回は冬のアイテム使用ってことでクルマでとなりました。
我が家まで迎えに来てもらい、その後大阪中央環状線を西へ。
国道176号線で兵庫県三田市へ。
176号線沿いで昼食です。
しかし、三田市内の176号線沿いにはラーメン屋の多いこと!!
米系のご飯が食べたかったけど、ラーメン屋は数在れど米系は牛丼店が数件あっただけ。
もちろん、他の道路にはあるんでしょうけど、我々が走ったルートにあったはラーメン屋がほとんどでした。
ようやく見つけた店で2人ともかつ丼を注文。
確か、2年前のキャンプでの昼食も木津川沿いのレストランでかつ丼を食べたはず。
奇妙な一致はこれだけなのか・・・?
今回訪れたのは『西脇市日本のへそ日時計の丘公園オートキャンプ場』
プロペラさんが予約してくれました。
茶色く色付いたメタセコイヤ並木がお出迎え。
まずはチェックイン。
ここは14:00からチェックイン可でチェックアウトは13:00なので着いてからも出発時も余裕を持ってテント設営が出来ます。
各サイトに水道栓があり、トイレもウォシュレット装備。
シャワーも無料で使えて、洗濯機&乾燥機も設置されています。
早速、テントの設営です。
プロペラ隊長のご指導の下、とんべ隊員はフレームを組み立てます。
さも一人前のようにやってますが、何度も失敗し隊長からの優しくも的確なアドバイスが飛びます!!
このテントはプロペラさんがご家族とのキャンプの際に使ってはる4人用のもの。
今回はそのテントの中にソロ用のテントを設置します。
今回、なぜこんな大掛かりなテント設営をしたかと言うと、灯油ストーブを設置したかったから。
これで暖かい環境でゆっくりと過ごせます。
ストーブを囲むように置いてあるテーブルはプロペラさん手作りのもので、4本のパイプを締め付けることで4枚の天板の固定を行うと共に、そのパイプを脚として使うという優れものです。
商品化しても十分売れるであろうアイデアと品質でしたよ。
ロープも張って設営完了です。
前室の壁をフルオープンした状態。
その壁を閉めて一休みしている とんべ。
もしものために「熊撃退スプレー」も用意してくれたプロペラさん。
受付の人に聞いたら「熊は出没していない」とのことでした。
テントも設置したし、日暮れにはもう少し時間があったのでキャンプ場内を散策することに。
葉の形がモミジに似ていますが、Googleレンズで調べたら紅葉葉楓(もみじばふう)というアメリカ産原産の樹木とか。
紅い絨毯ですな(^^)
何やら黄色い実の生った木が?!
落ちていた実ですが10cm近くありました。
これまたGoogleレンズに聞いてみたら、花梨(かりん)という中国原産の樹木とか。
この実は酸味と渋味が強くて生食には向かないようです。
ポーズをとるプロペラ隊長。
食事準備の前にシャワーを浴びて設営の汗を流しました。
日が落ち、明りの灯ったテント。
ツインコンロで調理開始です、プロペラさんが。
今夜の献立はニンニクのたっぷり入った『もつ鍋』です!!
もつ鍋をシェラカップでいただく、これぞキャンプならではのスタイルかと。
〆はラーメンの玉を(^^)
とっても美味しゅうございました!!
食後のマッタリタイムでくつろぐプロペラ隊長ととんべ隊員
食後の珈琲をば。
改造モンキーのこと、ツーリングメンバーの話など、普段以上にあれこれ話ながら晩秋の夜を楽しんでおりました。
が、この頃からテントにポツポツと何かが当たる音が?!
そう、雨が降ってきたんですよ!!
なんと、2年前のキャンプでも雨に降られ、また今回も・・・
現在のところ、プロペラ&とんべでキャンプに行くと100%の確率で雨です。
天気予報を確認すると、この雨も夜中の内には上り、明日は晴れると。
選りによってキャンプの日に雨とは「雨男」はどっちだ?
ま、降ってるものは仕方ないってことで、ボチボチ寝ることに。
それぞれ自分のテントに入って寝る準備をしていましたが、隣のプロペラさん、静かになったなと思ったらもう寝息が聞こえます。
さすがにキャンプ慣れしているし、今日は運転からテント設営、料理等々、ほとんどを一人でやってくださったので疲れたんでしょうね。
そんなことで私も寝ようとゴソゴソしてました。
というのは、私は冬用(低い気温用)の寝袋を持っておらず、大小2枚のポリエステル製の寝袋を重ね着して寝ようとしていました。
狭いテントの中でなんとか寝袋に入ったのは良かったのですが、逆に暑くなってきてチャックを外して寝てしまったんですよ。
で、まだ真っ暗な午前4時過ぎに寒さで目が覚めました。
寝る前の天気予報では朝方の気温は6℃だったはず。
そんな気温の元、寝袋をキチンとした形で着ていなかった私は震えるほどの寒さを感じ、まずはトイレに行ってから、寝る前には脱いでいたジャンパーを着て、寝袋のチャックも閉めて寝ようとしましたが、しばらくは震えてました。
ヤバイなぁ~と思いながらも、チャックを閉めた寝袋内は徐々に暖かくなってきたのか、いつしか眠ってました。
ようやく辺りが明るくなってきたのとプロペラさんが起きる音で自分もテントから出ました。
雨は止んでますが地面は濡れてました。
まずはストーブに火を入れ、モーニングコーヒーを一杯。
ストーブの上で朝食のコッペパンを炙りました。
昔の小学校は石炭や石油ストーブだったので、こうして給食のパンを焼いたことを思い出します。
昭和生まれのジジイなもんでね。
朝食後、撤収作業開始です。
結露などで濡れたグランドシートや寝袋を干していきます。
これを怠ると次回使用時にカビの発生など悲しい思いをすることに。
今回、4人用の大型テントを設置したので内と外の水滴の除去にかなりの時間と労力が掛かりましたよ。
と、偉そうなこと言ってますが、その作業の大半をプロペラさんがやってくれたんですけどね(^^;
あたしゃ、シコシコと自分のテントや寝袋を収納してただけですよ ( ̄ー ̄)
この頃には地面も乾いてきました。
プロぺさんが新兵器がもうひとつ!
ガスボンベで使える小型ストーブです。
思いの外、暖房能力が高く、ソロテントなら中程度のパワーでも十分暖かくなるだろうという結論に。
換気は必須でしょうけどね。
撤収作業も終了し、一休み中。
テーブルと折り畳みチェアを残すのみ。
見ての通り、雲も切れて日が差しています。
チェックアウトが13時なので、キャンプ場で昼ご飯を食べて帰ります。
チーズカレーと塩元帥のカップ麺。
この後、またプロペラさんの運転で往路と同じルートを大阪へ帰りました。
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お疲れさまでした。
プロペラさんには今回もすべての段取りをやっていただき、感謝の極みであります。
久しぶりのキャンプ、やっぱり非日常を味わうのは楽しいですよ。
次回こそは雨の降らないお泊りキャンプを体験したいものですね(笑)







































