南紀ツーリング2日目スタートです。

 

 

宿泊した翌朝の朝食、大好きなんです。

 

今回は和食ですが、洋食であろうがバイキング形式であろうが、普段の朝食の倍は食べてしまいますよ(笑)

 

今回のメニューに生卵があれば最高だったんですけど、その欲求は昼食で満たされることに(^^)

 

 

ゲームコーナーには懐かしのスマートボールが設置されてましたよ。

ただ、誰も遊んでませんでしたけどね。

 

 

正面玄関で一枚。

 

 

ホテル全景も。

 

宿を出て最初に向かったのは那智勝浦港

 

 

 

港までの道中に昭和レトロな建物が並んでました。

 

ペイントのハゲ具合が良い雰囲気を醸し出してますね。

 

 

このアーチ看板もエエ味出てますわ。

 

 

奥に写っているのが近畿圏では有名な「ホテル浦島」です。

 

宿泊客は港から船でホテルまで送迎されます。

 

「忘帰洞」という天然洞窟の温泉もあり、一度は泊まることをお勧めしますよ。

 

 

友人1号&CB400SF

 

 

友人3号&GB350

 

 

やはり和歌山とくれば海は外せませんわな。

 

今回は2日間とも良い天気で、海をバックにした写真も映えますよ。

 

 

漁船とSR400、善哉(^^)

 

 

勝浦港から県道43、46号と走り、向かったのは今回のツーリングで「訪れたいもうひとつの場所」

 

 

 

白い鳥居をくぐり

 

 

石段を降りた先に

 

 

勢い良く流れ落ちる那智の滝

 

熊野那智大社の別宮である飛瀧神社の御神体として崇められている那智の滝ですが、訪れた時は流れ落ちる水量がやや少ないように感じました。

 

エエ加減な記憶ですけど、以前に訪れた時の印象より少ないように思いました。

 


 

 

 

滝を見上げるとんべ(^^;

 

 

滝つぼ前の積みあがった石類にも神聖なパワーを感じる・・・かも

 

今回、熊野那智大社には参拝せずここで引き返しますが、国道42号線に向かう途中にあるスポットに立ち寄ります。

 

 

大門坂は熊野古道の面影を残している場所です。

 

 

熊野古道を含む文化的景観は「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年に世界遺産に登録されましたが、熊野古道を本格的に歩いてみたい気持ちになってきましたよ。

 

 

 

 

本格的に歩きたいと言っておきながら今回は夫婦杉まで歩いて引き返しました(笑)

 

 

大門坂近くの駐車場に設置されていた八咫烏(ヤタガラス)の像

 

八咫烏は日本書紀に神武天皇を熊野から大和へ道案内したと記された伝説の鳥。

 

サッカー日本代表のシンボルにもなっていますね。

 

 

さて、次に向かったのは昨日行けなかった太地町の燈明崎です。

 

和歌山在住のブロ友、DRZマンさんから教えていただいた場所です。

 

太地と言えばクジラの町で、クジラ博物館には行かれた方も居られるでしょうけど、燈明崎となると道中の道も狭いところがあり、なかなか訪れることのないポイントになります。

 

 

 

 

古式捕鯨燈明崎山見跡

 

ここから海の波間にあがるクジラの潮吹きを探していたそう。

 

 

 

潮吹きを見つけたらここから狼煙をあげたりほら貝を吹いたりして港で待機している漁師に知らせたようです。

 

 

快晴の時には左手に三重県まで見えるそうですよ。

 

どこから見ても南紀の海は雄大ですな。

 

 

定番の捕鯨船の前での集合写真もパシャっと(^^)/

 

国道42号線に戻り、新宮市を目指します。

 

 

新宮市に入ったのが13時を過ぎていたので昼食をとることに。

 

地元の名物でもと思っていたのですが、時間的に混んでいるだろうし、まだまだ走らないといけないのでここは時短目的で牛丼屋「好き屋」で牛皿定食を注文(^^;

 

朝食で食べられなかった生卵でTKGを(^^)

 

 

日本一長い距離の路線バスが走る国道168号線を北上します。

 

次なる目的地は瀞峡(どろきょう)です。

 

瀞峡とは熊野川の支流、北山川の渓谷で瀞八丁とも呼ばれる景勝地で、国の特別名勝と天然記念物に指定されており、船で川側から奇岩や滝を見ることが出来ます。

 

今回、目的地を「瀞峡」と設定していたのですが、それでは範囲が広すぎたようで、各人が思っていた場所とは違うところに行ってしまうことになりました。

 

そうなると思いもしない3人は道の駅 瀞峡街道熊野川で休憩です。

 

 

 

と、入り口に見慣れない小さなバイクが停まっていました。

 

 

「なんやろ、あれ?」

 

「もしかしたら初代モンキーというか、まだモンキーになる前の多摩テックの遊具として作られた奴かな?」

 

「けど、ナンバー付いてるで!!」

 

と友人と話していましたが、帰宅後に調べたらスーパーカブから流用の50ccOHV単気筒エンジンを搭載した多摩テックの遊具がZ100で、それを公道も走られるようにしたものがCZ100というモデルで、今回出会ったマシンはCZ100ではないかと。

 

 

駐車場には懐かしいCBX400Fも停まっていました。

 

モンキーのご先祖様ほどでは無いにしろ、こちらも年季の入ったモデルですね。

 

 

そうこうしていると、CZ100であろうマシンが出発していきました。

 

このライディングフォームはツーリング仲間であるプロペラさんの刀モンキーと同様身体に厳しい、修行のようなものですな ( ̄ー ̄)

 

我々も出発しましたが、そこそこのスピードで走っていても追いつきません。

 

「多分、脇道に入ったんと違うか?」と話していたんですけど

 

「あ、居た!」と先頭を走る友人3号の声が!!

 

 

速度は40㎞/hぐらいは出ていたかと。

 

このサイズでこの走行性能は凄いです(^^)

 

 

 

 

しばらく走っていると突然友人3号の「ウワッ、とんび!」という声が!!

 

 

側溝からいきなり飛び立ったみたいです。

分かり辛いですが友人3号が上半身を右に寄せてますよ。

 

写真ではかなり離れているように見えますが、走行中にあのサイズのものが真横から現れたらそりゃビックリしますわな。

 

食事中だったのか、狩り中だったのか、飛び立ってから何かを落としたように見えました。

 

街中では子供の飛び出しに、山中ではとんびに注意しないといけませんね(^^;

 

さて、先にも書いたように先頭を走る友人3号のスマホのナビが長いトンネルに入ったせいか、位置をロスとしてしまい「瀞峡」がどこなのか分からなくなり、訳ワカメな状況に・・・

 

それでも復活したナビで調べたら近くに道の駅があるようなので進みます。

 

 

道の駅  おくどろに到着。

 

この道の駅にも立ち寄る予定だったのでまずは一安心です。

 

で、道の駅から500mほどのところに、これまた計画にあがっていた上瀞橋という吊橋があるので向かいました。

 

 

欄干や床版のグレーチングもすべてスチール製のように思えたし、道幅も谷瀬の吊橋より広く、パッと見で水面からもそれほど高くないように思えたので私でも渡れるだろうと判断したのですが・・・

 

 

橋の1/3も走らない段階でメッチャ後悔してました。

 

思っていたより揺れるし、高さもあるし・・・(>_<)

 

けど、橋の上で止まるのも怖いし、ましてやUターンなんて出来ないので前に進むしかありません(泣)

 

 

で、行ったからには戻らんといかんし、怖さ増し増しですやん!!

 

と、ビビりながらも転倒したり川に落ちることもなく無事帰ってきましたよ。

 

 

この段階で大量の冷や汗で身体はビチャビチャ(+_+)

 

これぐらいなら大丈夫と思ったんやけどなぁ~~~

 

 

友人達は徒歩でも橋の真ん中まで行ってました。

 

 

バイクで渡れたんだから歩いても大丈夫だろうと進みましたが、ものの15mほど進んだところで「今日はこれぐらいで堪忍しといたろ」と、コソコソ退散してきましたよ・・・

 

友人が撮った北山川の風景

 

 

 

 

ちなみに私は肉眼ではこの風景を見ていません。

 

バイクで渡っている時は試験場での一本橋の如く、真っ直ぐ前だけを見てましたから。

 

戻って来て心臓バクバクを落ち着かせようとしていた時、じいちゃんが運転する1台の軽トラがやって来ました。

 

 

歩いただけで揺れて怖いのに、ギリギリの幅の橋をガッコンガッコン揺れながら渡って行きましたよ。

 

さすがジモティですなぁ

 

 

当初の計画では168号線に戻って熊野本宮大社に寄る予定でしたが、疲れてきているし時間的にもかなり押していたのでこのまま169号線を走って、吉野からかつらぎ~香芝を通って大阪に帰ることになりました。

 

熊野本宮大社は次回のお楽しみということで。

 

吉野川沿いを走り、道の駅 杉の湯川上で初日の朝に着ていたウインドブレーカーを再度着ることに。

 

 

大阪に入り、東大阪市の花園ラグビー場近くのうどん店で夕食を。

 

冷えた身体に暖かいカレーうどんが美味し!!

 

ちくわの天ぷらをトッピングしたです(^^)

 

 

帰宅は21時過ぎ。

 

走行距離は1日目が316㎞、2日目は286㎞で合計602㎞でした。

 

SRにはトリップメーターがひとつしかないので合計しか表示できません。

 

首、肩、腰、手首、尻と身体のあちこちが痛いけど、念願のお泊りツーリングを存分に楽しみました。

 

紀伊半島はまだまだ行きたいところがたくさんあるので、また日帰りでも計画したいと思ってます。