ここ最近の工作の報告をば。
まず我が家のスーパーカー(エブリイ)なんですが、ルームミラーをデジタルインナーミラーに交換しているため、本来のルームミラーとしての役割が果たせていません。
そのためフロントウィンドウに小型のミラーを設置していて、取り付けベースは吸盤タイプのものを使っていました。
(吸盤式の取り付けベース)
けど、ここ最近の暑さの影響か、貼り付けてあったところからベースごと外れて落ちてしまい、ボールジョイントが壊れてしまったんですよ。
わざわざ買い直すのも勿体ないので修理することに。
ミラー側に穴を開けて、パーツ箱に転がっていたステンレスの棒を差し込みます。
ボール部にも穴を開けてミラー部とエポキシパテで接着しました。
今度は車内が暑くなっても落ちないように挟み込むタイプのベースにしました。
日除けバイザーを挟む形でセットしました。
これでまた自分の顔や後部座席の様子を見ることが出来ます。
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もうひとつの修理はSR400です。
しばらくの間、息子宅へ出稼ぎに行ってたSRですが、帰って来て洗車していて見つけました。
シートのビニールの表皮がめくれて、外に出てきてるんですよ。
テールカバーを外して確認すると黄〇部分で留めてあったステープル(ホッチキスの針みたいな奴)が外れてしまってました。
乗降を繰り返しているうちに一番引っ張り力の掛かるこの部分のステープルが外れてしまったんでしょうね。
このまま放置して乗り続けるとシート表皮は確実にズレてゆき、最終的には破けたり破損してしまう可能性が高いです。
なぜか工具箱に入っていたタッカー、これで直していきます。
タッカーとはホッチキスと同じ理屈で打ち出した針でモノを固定する際に使う工具です。
写真のものはハンドタッカーといいます。
こんな工具、家庭では滅多に使うことはありませんが、工具フェチなとんべはこうしたものを手元に置いておきたくて(^^;
使い方はホッチキスとほぼ同じで、打ちたいところにステープル(針)の出る部分を押し付けて、タッカーのレバーを握るとパンッ!って音とともにステープルが打ち込まれます。
ホッチキスと違うのは打ったステープルがホッチキスの場合は内側に折り畳むように90度折り曲がりますが、タッカーは針はそのまま真っ直ぐに刺さり、折り曲げません。
同じような構造ですが、ホッチキスとタッカーは使う用途が違いますね。
ちなみにタッカーには写真の手動式のほか、圧縮空気仕様や電動式、金づちを打つように使うハンマータッカーなど複数の種類があります。
持っていたタッカーのステープル(針)が純正で使われているものより細かったので、当初留めていた個所数より多めに打っておきました(^^;
テールカバーを取り付けてもきれいに収まってます。
車体にセットして修理完了です。
その後、また錆の浮いてきたスポークをシコシコと磨きましたが、暑さで汗が噴き出してきましたよ。