前の職場の同期のメンバー3名と比叡山へ行って来ました。
普段、同期で集まる際には昼食又は夕食を食べながら私以外の人間は酒も呑みつつ、過去の話題で盛り上がるってのが定番でしたが、今回、はじめて外をウロウロしてみようってことに。
同期の一人がメタセコイヤ並木で有名な高島市在住のため、初回は距離的に真ん中辺りの比叡山参拝となりました。
集合場所&時間はJR湖西線の比叡山坂本駅に午前8:30。
我が家からだと京都と大阪を結ぶ私鉄の京阪電車でJR京都駅の近くまで行ってから近鉄電車もしくはJR奈良線に乗り換えて京都駅ってルートになります。
往路は京阪電車の東福寺駅でJRに乗り換え、一駅乗ったら京都駅のルートで行きました。
平日の7時台の京都駅は通勤の人達で混んでましたね。
比叡山坂本駅へは京都駅から4駅目となります。
京都駅を出てすぐに右手を東海道新幹線が追い越していきました。
長い間、新幹線にも乗ってませんわ。
比叡山坂本駅に到着。
この駅舎の横には以前は有料で湖西バイパスと呼ばれていた現国道161号線が走っています。
この道は何度も走ってますが、この駅で降りるのは今回がはじめて。
ホームから琵琶湖側の眺め。 直線距離だと琵琶湖まで850m程でしょうか。
8:30前に全員揃ったので徒歩で比叡山ケーブル坂本駅に向かいます。
登録有形文化財にも指定されている大正ロマンを感じる駅舎
往復の切符ですが、記載されている「縁」と「福」はそれぞれ車輛の名称で乗車される皆様に良い縁を導きますよう、また幸福へと導く車両となりますようにと命名されたそうです。
乗ったのは往復共に縁号でした。
あっさりとした運転席です。
ま、本来の運転はしてないんでしょうけど。
坂本ケーブルは昭和2年開業で坂本駅から延暦寺駅までの2,025mを11分で結ぶ日本一長いケーブルカーです。
木々の中の急斜面をゆっくりと登って行きますが、同じ土木屋の同期達と
「よくもまぁ、こんな場所に線路を敷設したなぁ~」
と感心しましたよ。
11分の乗車でケーブル延暦寺駅に到着です。
駅舎前からの眺め。
天気が良いと伊吹山も見えるそうですが、今回は霞んでいて見えませんでした。
駅から延暦寺まで歩きます。
同期と言っても年齢は違うので退職した年はバラバラですが、こうして定期的に集まってます。
延暦寺に到着。
専用の消防車ですね。
延暦寺の中心、根本中堂です。
残念ながら現在「平成の大改修」の最中で、完成は令和12年、2030年の予定。
素の状態の姿は見られませんでしたが、逆に普段は見ることが出来ないような視点から見学出来ましたよ。
屋根は瓦ではなく銅板葺きなんですね。
文殊楼(もんじゅろう) 国重要文化財
延暦寺の山門にあたり、徒歩で本坂を登ってくるとまずこの門を潜ることに。
境内には巨大な杉の樹がそびえ立っていましたよ!!
大講堂 国重要文化財