我が家の青モンキー、乗り出してから早5年半、走行距離ももうすぐ2万㎞に届きます。

 

そんな青モンのメンテのひとつとして、タイトルにもあるようにドライブスプロケットとドライブチェーンの交換を行いました。

 

 

Amazonで購入した今回の交換パーツ。

 

左上からドライブスプロケット、ドリブンスプロケット、ワイドチェーンガイドプレート、下がチェーンです。

 

今回、ドライブスプロケットは純正の15丁からKITACO製の16丁に変更します。

鈍感な自分でもその変化を感じられるかどうか・・・?

 

同じくドリブンスプロケットもKITACO製をセットしますが、ハブダンパーセットの発注を忘れていたので届くのを待って一緒に交換することにしました。

 

チェーンはEKチェーンのQXリングシールチェーン 420SR-X  98L。

 

 

まずはチェーンカバーを外します。

 

 

 

既存のクリップを外して

 

 

プレートも外します。

 

 

ジョイントを外すとチェーンが分離します。

 

スプロケットに巻いているのは新しいチェーンを繋いてセットするのみ便利だから。



新しいチェーンはオイルで白っぽく見えます。

 

 

新旧のチェーンをジョイントで繋いで、古い方のチェーンを駆動方向に回していくと新しいチェーンが勝手にバイクにセットされます。

 

 

新しいチェーンが一周したら付属のジョイントにこれまた同封されているグリスをたっぷりと塗ってはめ込みます。

 

で、ここからが手間取ったこと。

 

上の写真の状態にプレートを取り付けるのですが、これがキチンと固定出来ないんですよ!!

 

EKチェーンのシールチェーンはセミプレスクリップジョイントという方式で固定するのですが、その際にはウオーターポンププライヤー等の工具が必要になります。

 

でも、私の手持ちのウオーターポンププライヤーが大き過ぎて上手く挟めないため圧入出来なかったんです。

 

ラジオペンチなどでは力が入らずセット出来ません。

 

どうしたものかと思案し、ネットで検索していると「これでいけるかも?!」という方法がアップされていたのでやってみました。

 

 

使うのはΦ5mm程度のナットをひとつ。

 

 

そのナットをジョイント部の片方のシャフトに被せるような位置で圧着したところ・・・

 

 

無事、プレートが固定されて

 

 

クリップをセットすることが出来ました(^^)/

 

 

お次はドライブスプロケットの交換です。

 

左が純正15丁のスプロケ、右がKITACO製の16丁のものです。

 

 

同じく、左が純正のチェーンガイドプレート、右がKITACOワイドチェーンガイドプレートです。

 

スプロケのギヤの歯数を増やしたのに伴い外径も大きくなり、純正のままではギヤに当たるため、チェーンガイドも変更します。

 

 

新しいチェーンガイドを取り付けた状態。

 

これをエンジン側に取り付ける際、そのままではチェーンガイドがすぐに外れてしまうため、硬めのグリスを塗って接着剤代りとして設置しました。

 

 

新しいスプロケをセットしますが、締め付けトルクは12Nmです。

 

 

16丁のドライブスプロケット、取り付け完了です。

 

 

チェーンの張りも調節して、最後にチェーン調整用のロックナットを固定して作業終了。

 

 

アイドリングで回してみましたが、引っ掛かりも無くスムーズに動いてました。

 

その後、周辺を走ってみましたが違和感や異音もありませんでした。

ギヤ数の変更による違いはよく分かりませんが、なにか違いはあるんでしょうね(笑)

 

残りの作業としてドリブンスプロケット及びハブダンパーの交換時にはリヤのホイールを車体から外す必要があります。

 

今回の作業でもかなり腰にきたので、次回は万全の体調で挑まねば(^_-)