本日は寝屋川市内にある旧跡などを巡ってみました。
久しぶりにメリダのスクルツゥーラ700で走りたかっただけなので、近場をウロウロしただけで、距離も時間も少な目です。
最初に向かったのが、東高野街道と山根街道の合流付近にある大谷南大師祠 。
東高野街道は平安時代からある道で、京都から八幡市、枚方市、などを経由して高野山に続く道です。
この辺りは交野市と寝屋川市との市境になります。
このお地蔵さんは祠も全部石造りで、石祠の中に65センチの弘法大師像が安置されています。
大谷南大師祠の前の道が東高野街道で、現在は民地等で街道が消失している箇所もあるとか。
次に訪れたのは 打上の弘法井戸
打上の弘法井戸は寝屋川市内に4ヶ所ある弘法井戸(弘法大師を信仰する人々の渇きをいやしたとされる井戸)のうちの1つです。
ここから水が湧いてるのかな?
現状は民地の一部のような感じになってますが、実際はどうなんでしょうね?
打上の弘法井戸から400mほど狭い路地を南下したところにある明光寺の雷神石。
雷神石は高さ135センチメートル 、幅75センチメートル、厚さ42センチメートルで、凝灰岩製の遺品です。
かつて、明光寺のある打上周辺は「八十塚(やそつか)」といわれ、多くの古墳がありました。 雷神石に用いられたと思われる石棺もこれらの古墳の中に納められていたものと考えられているそうです。
明光寺からは登り道が続きます。
私の貧脚では漕いで登り切るのは無理でした (ーー;)
あちこちに寝屋川市が設置した誘導サインがあり、遺構まで迷わずに辿り着けます。
誘導サインの横からの眺め。
打上神社展望台に到着。
大阪の市街地。南西方面の眺め
北西方面の眺め。背景の山並みは六甲山系です。
北東方面の眺め。 背景は北摂の山並み。
打上神社(旧高良神社)
真ん中の道を進むと石宝殿古墳がありますが、今回は自転車を繋いでおく盗難防止チェーンを忘れたので訪問せず。
さすがにこの道を自転車担いではしんどいからね(^^;
以下の2枚は以前に訪れたときに撮ったものです。
石宝殿古墳って明日香村の石舞台古墳のミニチュア版のような雰囲気
帰りに寝屋川公園に寄りました。
東屋に茶トラが居たので、怖がらせないよう遠くからズームしてパシャっと(^^)
その後、近寄ってもまったく逃げる気配も見せず、日向ぼっこしてました。
公園を訪れる人たちから可愛がられているのか、人間を怖がりません。
でも、これ以上に近づいて日向ぼっこの邪魔をしても可哀そうなので、写真だけ撮って離れました。
今日も風の無い穏やかな気候でした。
まぁ冬なんで朝方は寒いですけど、自転車を漕いでいたり、自転車を押して坂道を上っていると暑くなってきましたよ。