前の部署の先輩、後輩&初対面の新人さんと京都市街をウロウロしてきました。
この集まり、元々は京都のお寺の御朱印を集めている先輩が発起人となり、御朱印を集めている者はそれぞれお寺で書いたもらい、集めていない者は観光して、夜は京都の味を楽しむってのが主な趣旨でしたが、コロナ禍のため数年中止されていたものです。
京都市営地下鉄の蹴上駅に集合して、まずは『ねじりまんぽ』へ
明治時代、今のような施工技術が無い時代で、鉄道などと直角ではなく、斜めに交差するトンネルなどを築造する工法のひとつとしてレンガをらせん状に積んで、応力に対応しました。
JR東海道線では大阪の高槻市や茨木市内にあり、今も現役で使われています。
興味の無い人には単なるトンネルですが、好きな人には面白い構造物ですよね。
次に訪れたのは臨済宗南禅寺派の大本山である南禅寺です。
南禅寺三門
三門には登ることが出来ます。
東側からの京都市内の眺め。
場所によっては紅葉を楽しむことができます。
法堂は法式行事や公式の法要が行われる場所であり、南禅寺の中心となる建物です。
南禅寺水路閣
南禅寺の境内にある琵琶湖疏水の水路橋です。
琵琶湖疎水とは明治の中頃、事実上、都が東京に移り、衰退した京都に再び日本の都だった頃の輝きを取り戻すため、滋賀県の大津と京都を結ぶ水路を建設し、その水力で新しい工場を興し、舟で物資の行き来を盛んにしようと計画されました。
明治18(1885)年に工事が開始され、約5年に及ぶ難工事の末、明治23(1890)年に第1疏水が完成しました。
琵琶湖疏水の建設は、設計から施工まですべての工程を日本人の手で担った、最初の事例となりました。
【日本遺産 琵琶湖疎水】より
南禅寺周辺も色付いていたり、緑のままだったりと見頃はもう少し先なのかも。
お次は南禅寺の北側に位置する永観堂です。
池の小岩にとまるアオサギ。
永観堂の次は『哲学の道』を歩いて『霊鑑寺』へ。
御朱印帳の受付には2匹の大型犬が。
ゴールデンレトリーバーのナミちゃんと
プードルのココちゃん。
顔をナデナデしてあげると目をつむって気持ち良さそうにしてましたよ(^^)
「哲学の道」に戻り、銀閣寺を目指しますが、その前に銀閣寺参道の入り口にある原喜久食堂で遅い昼食を。
懐かし食品サンプルが並んでます。
洒落た横文字の並んだ豪華な作りのメニューよりも、このサンプルの方が一目瞭然。
しかし老舗食堂でも中国語や英語での案内が貼ってあるのは、さすが国際観光都市ですな。
先輩は湯豆腐、後輩はカツ丼を注文していましたが、私は大好きなカレーうどんをば。
値段の割に量が少なく、味は大阪のカレーうどんより上品でしたよ。
まぁ、値段もそれなりでしたが、観光地京都、それにメジャーな銀閣寺の門前ですから仕方ないですねぇ~
お腹も膨らんだので本日最後の訪問地である銀閣寺に向かいます。
やはり有名処にはたくさんの観光客が訪れており、外国人の数も多かったですよ。
参道の両側には鮮やかな色合いの土産物屋が並んでいます。
銀閣もち・・・
銀閣寺に到着。
思いの外、広いお寺さんです。
京都市内、見えているのは上京区辺りかな。
銀閣寺からは京都市バス203系統で京大~出町柳~御所~上七軒~北野天満宮と走って、西大路三条のわらじ亭へ
「京のおばんざい わらじ亭」はテレビ番組でも取り上げられたことがあるらしく、先輩が「前にも行って美味しかったから」とお薦めのお店です。
前菜やきずし「しめ鯖(〆さば)」など、オヤジのお腹にも優しい品々で、最初の二品以降は美味しくて写真を撮るのを忘れてました(笑)
17時から20時までゆっくり食事し、ほとんどの参加車は阪急京都線で大阪へ向かい、私ともう一人の京阪沿線組は阪急電車で京都河原町駅まで出て、そこから徒歩5分の京阪電車の祇園四条から特急に乗って帰阪しました。
職場の人間と久しぶりに歩いた京都、観光客も増えており、賑わいは戻ったものの、静かに京都を楽しむってのはまた難しくなりそうです。


























































