今日はSR400のフロントブレーキのパッドを交換しました。
純正のブレーキパッドは3,000~4,000㎞で交換時期を迎えるようで、実際に息子が乗っていた時も4,000㎞弱でオイル交換しにYSPへ行った際にパッドの交換を勧められたと言ってました。
とんべ : 「オイル交換と同時にパッドも交換?! それおかしいんちゃうの!!」
と言ったことを覚えてます。
ネットで調べたらそれはSR乗りの共通した認識らしく、交換スパンを伸ばしたかったらサードパーティー製のものと交換するしかないと。
で、息子は初回は純正品に交換したものの、2回目からは非純正品に交換して乗っていました。
私の元に来てから半年以上経っているので、バッテリーに続いてブレーキパッドも交換かなと確認したんですが、よくわかりません。
情報ではパッドには溝が切ってあり、減ってくるとその溝が消えて見えなくなる。そうなると交換時期であると。
My SRのパッドを見るんですけど、見え辛いし、見えたと思っても溝がわかりません。
「う~~ん、あれがパッドのはずだし、そうなると溝がまったく無いように見えるし、やっぱり交換時期なんかなぁ~」って、思い付いたが吉日ということで、交換に取り掛かりました。
今日はフロントだけ交換して、リヤは別の日に交換します。
リヤはタイヤを車体から外さないと出来ないので、時間に余裕があるときにでも。
はい、今日は午後から娘の用事があり、お父さんの時間はありません。
父親というのはいくつになっても娘の言い成りなのであります ( ̄ー ̄)
フロントのパッドとリヤのシューやシリコングリスなどは以前にAmazonで購入済みだったので、その気になればすぐに取り掛かれます。
ブレーキホースは一番上のボルトを、キャリパーは真ん中と下のボルトで固定されているのでそれを外します。
写真はピストンの外周をパーツクリーナーで掃除した後のものですが、車体にセットする前に出ているピストンをキャリパーに押し込んでおかないとキチンとセットできません。
今回取り付けるのはデイトナ製
左が新品のパッドで、右が取り外したもの。
新品には溝がありますが、古いものにはありません。
溝が無くなるまで使っていたのかぁ~、ヤバかった!!
と一瞬思ったんですけど・・・
あれ? 古い方でもまだ4mm弱ほど残ってるけど、溝が無いのはなんで?
元々、溝が掘られてなかったんか??
一般的にパッドの残量が3㎜を切ったら交換が望ましいってことなので、古い方でももうしばらくは行けたかも。
ま、遅かれ早かれ交換せんといかんのなら、その気になったときにやっておくのもエエかなと。
適当な計り方なので、正確な数値ではありませんが、新品は6mmほどです。
ちなみにパッドはディスクの内と外にセットしますが、SRのブレーキは油圧によってピストンが動いて、パッドをディスクに押し当てて制動する仕組みですが、まず外側、その後に内側のパッドが押さえ付けられるので、内と外でパッドの減り方が違います。
上が内側、下が外側にセットされていたパッドです。
内側の減り方だとまだ半分も減っていなかったのかも。
新しいパッドをセットする前に紙やすりで面取りをしておきます。
必ずするものでもないようですが、面を取っておくことでディスクプレートとの馴染みを早める効果があるようです。
ディスクブレーキは高温になる部位もあるので、熱に強いシリコングリスを塗布します。
キャリパーを固定するボルトのネジ山の無い部分にも塗っておきます。
新しいパッドをセットしました。
規定トルク(27Nm)で締め付けます。
最後にブレーキレバーを何度か握って、ピストンを正規の位置まで動かします。
今度はパッドもそこにある溝もハッキリ見えます。
メインスタンドを立てたまま、フロントタイヤを回して状況を確認します。
部分的な引っ掛かりも無いので、今度は押し歩きしながらブレーキを掛けての確認です。
これも問題なく止まったので、お次はエンジンを掛けて実際に走行しての制動確認です。
が、いざ出ようとしたときに息子がやって来ました。
息子 : 「オトン、工具貸して。このパーツ付けたいねん」と。
何にどんなパーツを付けるのかはまた次の記事で(^^)