奈良県の五條市と和歌山県の新宮市を結ぶべく計画された国鉄の『五新鉄道』

 

紀伊山地を南北に縦断するという壮大な計画でしたが、太平洋戦争やその後の社会情勢の変化に伴い、事業は中止となりました。


しかし、部分的に完成していた施設が今も遺構として残っており、なかなか絵になるデザインだというので見に行って来ました。

 

大阪外環状線(国道170号線)を南下し、大和川を渡って、河内長野市付近で310号線~371号線と走って紀見トンネルで和歌山県へ。

 

 

県道13号線の橋本橋で紀ノ川を渡り、県道55号線で東進。

 

この55号線は昨年、ショワインファミリーのメンバーとフルーツロードを走って、ライダーズカフェ「ヴィンテージ」に行った際にも走った道です。

 

 

本日、最初の目的地である南海電車高野線の紀ノ川橋梁に到着。

 

 

橋長217m、橋脚は基礎部分が鉄筋コンクリートで、その上に石積みの橋脚が築かれた桁橋+トラス橋で、2009年に近代化産業遺産(高野山参詣関連遺産)に指定されました。

 

 

線路はこの先で西に90度曲がって高野山への入り口であり、高野線の終着駅である極楽橋駅に向かいます。

 

 

写真を撮っていたら丁度列車が来たので慌ててパシャっと(^^;

 

欲を言えば「特急こうや」の30000系だったらもっと良かったけど・・・

 

 

さて、県道55号線で国道168号線まで出て、吉野川を渡り、国道24号線に出る手前の「新町口」交差点を西に入ると、そこは「新町通り」。

 

 

古い町並みで、【重要伝統的建造物群保存地区】に選定されている雰囲気のあるエリアです。

 


そんな通りを横切るように「五新鉄道」の構造物が現れました。

 

 

 

 

SR400のパンフレット画像みたい(^^)

 

 

 

この先は吉野川の堤防です。

 

 

こちらは新町通りより北側になります。

 

構造物が途絶えている部分は国道24号線が横断しているんですよ。

 

 

 

 

 

SRのデザインは、こういう街並みにも馴染みますなぁ~(^^)

 

 

さて、五新鉄道の片方の起点になっていたかも知れない、現在のJR五条駅です。

 

 

1時間に1本のダイヤですかぁ~

 

 

ここが始発の列車なのか、乗客も乗せずに停まったままでした。

 

この頃には気温も上がって来て、写真を撮っているだけでも汗が噴き出すような状況になってきたので引き上げることに。

 

24号線~県道30号線と走って、奈良県葛城市當麻にある中将堂本舗

 

 

 

 

我が家と娘宅へのお土産によもぎ餅を買いました。

 

 

 

こし餡の乗ったよもぎ餅。

やさしい甘さのこし餡です。

私は粒あんの方が好きなんですけど、こうした餅にはこし餡の方が向いてるんでしょうか。

 

走行距離 約160㎞

時  間 約6時間