ショワインファミリーの一人、ごまさんと近場のツーリングに行って来ました。
じつはごまさん、ある資格を取得され、そのお祝いに以前から行きたいとおっしゃっていた『暗峠』を案内することになったんです。
暗峠のある暗越奈良街道(現・国道308号)はその昔、大阪と奈良を最短距離で結ぶ道で、のちに伊勢参りの街道にもなりました。
外環(国道170号線)のコンビニで待ち合わせ、一路、東大阪市の国道308号線へ。
この時期の暗峠は木々が生い茂り、日差しを遮るような状況となっていて、まさしく「暗い峠道」って雰囲気が漂ってました。
上記以外に「暗がり」の名称の起源は、「鞍借り」、「鞍換へ」が訛って「暗がり」となったとする説や、あまりにきつい坂のため馬の鞍がひっくり返りそうになることから、鞍返り峠と言われるようになったという説もあるようです。
写真は最大勾配になるヘアピンカーブで、その勾配は31%と言われていますが、数字だけではピンときませんよね。
とにかくモンキーだと1速でしか登らないし、一旦停まると再スタートもやり辛いほどの勾配です。
以前、ハイキングで歩いた時の写真ですけど、誇張じゃなくてこんな勾配です。
ごまさんが頑張って登ってますけど、地面に残るタイヤ跡の黒いラインがここの状況を物語っていますよ。
峠に到着です。
峠付近の道路は石畳になっていて、歩くにしても、走るにしても慎重に進まないといけません。
このルートは話のタネに一度は走っておいても良いけど、何度も訪れるほど楽しい道じゃないかも(^^;
奈良県側(生駒市)に降りて、国道168号線を南下し、近鉄電車生駒線の東山駅前の交差点を右折して信貴フラワーロードに入ります。
快適なワインディングロードを走って着いたのが張子の虎で有名な朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)
駐車場に停めようとしたら「バイクは上にある空地に置いといて」と。
原付二種までなのか、大型でもいいのか聞き忘れましたが、125ccは無料でした。
茶トラの猫が日陰で涼んでましたよ。
でっかい振り子の寅の前で一枚
この日は30度を越す気温で、ライディング装備のままお寺の階段を上ると汗が噴き出してきましたよ(>_<)
まだ山の上にも建物はありましたが、お互い「もういいよね」ってことで引き上げることに(笑)
信貴山から大和川に出て、石川沿いを南下します。
次の目的地は以前からごまさんが行きたいとおっしゃっていたライダーズカフェ リトルパインです。
前回、訪れた際にメンバーの多くが食べていたハラミ丼を注文。
柔らかなお肉と独特のタレで美味しかったです。
その後は170号線を北上し、淀川近くにある摂南大学前で解散しましたが、道中ずっと話していたので短く感じましたよ(笑)
しかし、暑かった!!
5月中旬で真夏日ってどうしたん?!