今日は和歌山県まで行ってきました。

 

和歌山は、私が小学校に入学するまで暮らしていたところです。

紀伊田辺というところで、パンダで有名なアドベンチャーワールドのある白浜のひとつ手前の街で弁慶の出身地でもあります。

 

で、今回は紀伊田辺までは行かず、JR和歌山駅から和歌山電鐵貴志川線に乗って貴志駅へ。

 

そう、猫が駅長を務めていることで有名なあの駅です。

そこで『たま駅長』に会ってきました(^^)Y

 

大阪からはあべのハルカスがある天王寺駅から阪和線に乗って約1時間でJR和歌山駅へ。

 

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JR和歌山駅から和歌山電鐵 貴志川線で13駅先が本日の目的地。

 

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JR和歌山駅の一番端っこの9番が和歌山電鐵のホームになります。

 

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ここで線路は終わり。

 

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私は4回も乗りに来れないけど、今回は端から端まで全線乗ったからちょっとは協力できたでしょうか?(^^;

 

当初は車で行こうかなとも思ったんですけど、せっかくのローカル線だし、元々、猫を駅長にって発想も廃止寸前だった線を復活させようとしたアイデアのひとつだったので、乗り鉄でもないけどその電車に乗っていくべきだろうと。

 

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和歌山電鐵では写真のおもちゃ電車うめぼし電車いちご電車そしてたま電車など、乗客確保のためにいろんな電車を走らせていて、外装だけじゃなく車内も手の込んだ装飾が施されています。

 

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おもちゃ電車、略しておも電の車内。

 

ガチャガチャやミニカー、人形などがケースに陳列されています。

 

都会の平日朝のラッシュのような状況にはならないだろうから、車内のスペースを展示品などに割いても問題無いってことなんでしょうね。

 

この『おも電』は途中の駅止まりだったので写真だけ撮って、実際に乗ったのは終点 貴志駅行きの『絵手紙電車』

 

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パッと見は普通の電車なんですが・・・

 

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吊り広告部分と壁の上方には和歌山電鐵に送られてきた年賀状?が貼り付けられています。

 

帰りには『おも電』に乗れたんですけど、どちらの車輌も一般の広告が一枚もありません。

 

本来なら少しでも売り上げを伸ばすために車内広告を出すもんでしょうけど、テーマに沿って作っている車体には余計なものは付けない方針なのかも。

 

なんか、格好エエね、和歌山電鐵 (^^)/

 

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和歌山電鐵貴志川線はワンマンカーで降りるときは一番前の車輌の運転席の横の扉から出ます。

 

その際に料金箱の上に掲示されている料金を入れます。

 

乗るときは1両目の後ろ側の扉から入り、その時に整理券を取っておきます。

 

なので、各駅では改札というものが無く、ホームへの出入りは自由です。

 

なんとものどかなシステムで最初は戸惑ったけど、今回は始発駅から終点の往復だし、一日券を買っているので関係なかったですわ(^^;

 

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途中の駅で『たま電車』とすれ違いました!!

 

出来ればこの電車に乗りたかったんですけどねぇ~

 

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『たま電車』に改装されたのは最近でしょうけど、車輌自体の製造は昭和45年ってことは大阪万博の年ですね。

 

もう48年も走ってるのかぁ・・・

 

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朝日があたって白く飛んでしまいましたよ。

 

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これが貴志駅の駅舎。

 

猫をモチーフにした駅舎。

2010年に建替えられたきれいな建物です。

 

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居ました、タマ駅長!!

 

三毛猫ってメジャーな猫種でしょうけど、実物をじっくり見るのは今回が初めて。

愛称は二代目のタマだから『ニタマ』

業務内容は『客招き』

ちゃんと週休二日制で勤務時間は午前10時~午後4時までの6時間労働。

 

私より好条件やねぇ~(^^;

 

先代も同じ三毛猫で、20156月に寿命を全うして、今は『たま神社』に祭られて乗降客と和歌山鐡道の安全を見守っているとのこと。

 

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こちらが初代たま駅長

 

この子が和歌山電鐵を日本はもとより海外にまで知らしめた猫なんですね。

 

駅舎内にはたま駅長関連のグッズが!!

 

せっかく来たんだからと

 

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初代の缶バッジと二代目のストラップをゲット!!(^^)

 

ちなみにどちらの『たま』も女の子。

まぁ三毛猫は9割が雌ですからねぇ~

逆に茶トラはほとんどが雄なんですよ、不思議やね。

 

本来であればもう一駅、伊太祈曽駅にも寄って、もう一匹の駅長、ヨンタマ駅長にも会いたかったんですけど生憎この日は定休日らしく、次回の楽しみにしておくことに。

 

ニタマの次なのになんでサンタマじゃなくてヨンタマなのか?

 

実は居るんですよ、サンタマも。

 

和歌山鐡道の親会社である岡山電気軌道の本社がある岡山市に「SUNたまたま」という猫が居て、SUN=3(サン)ってことで、ヨンタマになったとか。

 

 

しかし、赤字解消が困難であるため路線廃止を表明した南海電鉄から和歌山鐡道が経営を引き継いだローカル鉄道で、猫を駅長にするという思い切ったアイデアを切っ掛けに、日本はもとより海外にまで知られる路線となり、大黒字とは行かないまでも、廃止を免れたというのは凄い話ですね。

 

当然、猫駅長だけでなく、車両やイベント、経営の効率化などあらゆることで頑張ってきた会社、それを応援してきた地元自治体、住民等々、地域が一体となっての成果なんでしょうけどね。

 

にしてもやっぱり駅長がだったから?

犬とかウサギとかじゃなくて・・・

 

まぁ結果論やけど、「犬は人につく、猫は家につく」って言うから地元直結の鉄道には猫が良かったのかも。

 

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我が家の猫たち、小鉄トトロはとんべ家が危機に陥った時に助けてくれるのか?

う~~~ん・・・無理やろなぁ~(^^;

 

 

さて、たま駅長のご尊顔を拝し、お土産も買ったし、また電車に揺られ、和歌山からはJR阪和線で大阪に帰りますか。

 

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てことでJR和歌山駅まで帰ってきたんですけど、まだ時間もあるし、天気も良いってことで、駅を出てブラブラ歩きながら和歌山城を目指すことに。

 

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和歌山の玄関口です  が・・・

 

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片側4車線の広い道路ですけど、平日の昼間だと言うのに車の数が少ない!!

 

歩道を歩く人の姿はほとんど無し。

 

この道はJR和歌山駅と和歌山市駅を結ぶ幹線のはずで、大阪で言えば御堂筋みたいなもんと違うん?

 

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懐かしい看板発見!!

 

大塚のボンカレー。 この女優さんは松山容子って名前だったはず。

 

女優さんと言っても、ボンカレーのCMの人って認識しかありませんけどね(^^;

 

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和歌山城、到着!!

 

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入場料410円払って内部を見学。

 

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紀伊水道方面を

 

手前の川は紀の川か?

 

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和歌山市役所と市街地

 

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右手奥は高野山方面

 

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紀州 南高梅が咲いていました。

 

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梅の花とお城、絵心とテクニックのある人なら素敵な写真を撮られるんでしょうけど、そう言うセンスの欠片も無いとんべではこれが精一杯(笑)

 

さて、帰りはJRでは無く、和歌山市駅から南海で帰ることに。

 

特急サザンに乗って、終点なんばのひとつ手前の商売繁盛の神さんで有名な今宮戎直近の新今宮駅で下車。

 

堺筋をブラブラ歩きながら北上しました。

 

途中・・・

 

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新世界の通天閣

 

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大阪では珍しくなった路面電車の阪堺電車の一方の始発駅である恵比寿町駅。

 

もうひとつは朝に和歌山に向うときに乗った天王寺にあります。

 

ここ恵比寿町と天王寺から出た車輌は初詣で賑わう住吉大社で合流し、大和川を渡り、堺市の浜寺駅が終点となります。

 

もう10年ほど前、息子と阪堺電車の全線を乗りましたよ(^^)

 

 

さて、最近凝っているアクションカムで撮った動画もアップしておきます。

 

ただ、最初のファイルだけ音声も入ってたんですけど、残りはなぜか録音OFFの設定になってました?(^^;

 

まだ使い方を理解してないみたいです(笑)