今から5年前、ラジコンヘリコプターの450クラスであるT-REX450Proをスケールボディにインストールし、陸上自衛隊多目的小型ヘリOH-6Dを製作した時の記録です。

 

製作と言っても自衛隊仕様に塗っただけですけどね(^^;

 

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2015年3月31日~5月30日までの記事をひとつにまとめました。

なもんで、ちょっと長いです。

最後にフライド動画を掲載していますので、お暇な方はご覧くださいm(__)m

 

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郵便局の兄ちゃんが届けてくれたブツ、450クラスのスケールボディです。

 

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モデルはヒューズのMD500です。

 

私、この卵型の機体が好きで、AIR WOLFの次はこいつって決めてました。

 

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全塗装を予定していて、それ用の塗料も購入済み。

 

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はい、私が作ろうとしているのは陸上自衛隊OH-6Dです。

 

ま、似せるのは機体色だけで、ローターは450PROのデフォルトである2枚のままですけどね(^^;

 

本物は5枚ローターです。

 

下地を作ったり、パーツを改造してから塗装ですから、完成して実際にかわせみ飛行場の空を舞うのはかなり先の話になりそう。

 

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このMD500、フロントとリヤボディはAIR WOLF同様、磁石で留まってるんですけど、左右2箇所だけなので、下側にもう一箇所、磁石を追加しました。

 

ボンドで両側に適当にくっ付けて終わり(^^;

 

この磁石、壊れたモーターをバラして回収したものです。

 

それとドアの周りなどを改めて筋彫りして強調しました。

 

曲線がガタガタになってますが、塗装すれば目立たなくなる・・・と思う(^^;

 

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元々の機体は米軍仕様で、ボディサイドにU.Sナンチャラカンチャラ、上部にも機体番号などが描かれてました。

 

写真で見た時にはステッカーが貼ってあるんだろうと思ってたんですけど、下地に白や黄色、赤などの塗装があり、そこだけマスキングされて文字やラインになっていたんですよ。

 

ってことで、その部分を紙やすりでシコシコと削りました。

これ、案外面倒臭かったです(笑)

 

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スキッドを仮付けしてみました。

 

AIR WOLFに比べて、機体のインストールもかなり楽そう。

 

塗装に入る前に一度機体をセットしてみて、調整が必要かどうか確認せんとイカンですな。

 

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写真のベースを機体のスキッド取り付け部にネジ留めして、ボディへセットするやり方はAIR WOLFと同じです。

 

が、このベース、450Sport用に作られてるみたいで、450PROのスキッド取り付け用は真ん中の1箇所だけなのにそこには穴も何も開いてません。

 

ま、柔らかい材質なので簡単に穴を開けることが出来ます。

 

で、機体にベースを取り付け、ボディにセットしてみると・・・

 

エレベーターサーボがボディと干渉してセンター位置にセット出来ません(*_*)

 

これもSport用に設定されたスペースだから?

 

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面倒ながら、それまで積んでいたサーボがTAROT製の奴だったので、背の低いALIGN純正のDS410Mに交換し、取り付け方式を初代450PROにしました(^^;

 

初代のPROって、エレベーターサーボの取り付けはフレーム内側からでしたよね。

その分、V2よりもサーボの出っ張りを少なく出来ます。

反面、固定するのにドライバーをまっすぐ突っ込めずに難儀するんですけど。

 

 

ってことで、ジャイロ(マイクロビースト)の再設定まですることに・・・

 

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これもPROを積むが故の対処なんですけど、そのままではアンチローテーションブラケットがボディに当たってしまうので、黄色い部分をカットしました。

 

ま、塗装前なんで、適当にカットして、ヤスリで修正する予定。

 

ここまでの作業が出来たのは今日の朝の3時過ぎ(^^;

 

サーボを交換し、ジャイロの再設定をしたので、ボディへのインストールはもう一度飛ばしてからになりました。

 

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イラストレーターでチャチャっと。

 

「陸上自衛隊」のフォントは要変更ですな(^^;

 

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で、これに印刷したら出来上がり~

 

 

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キャビン部分の風防は一体になっているので裏と表両方にマスキングしておきます。

 

元々の塗装がアバウトであちこちはみ出たり、足りなかったりしているので、マスキングも適当に貼れて楽でした。

 

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最初はサーフェイサーは吹く予定してなかったんですけど、試しに陸上自衛隊カラーをオリジナルの上に吹いてみたら色の乗りが悪かったので。

 

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まずベースに茶色(タミヤカラーTS-90)を。

 

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乾燥後、迷彩用のマスキング。

 

これが今回の塗装で一番手間が掛かりました。

 

曲線ばかりだし、非対称な形なもんで幅広のマスキングテープを曲線にカットして、それを貼り付ける作業の繰り返し。

 

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なんか、青虫みたい(^^;

 

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マスキングを剥がした状態。

 

思ってたよりスムーズに出来ました。

 

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2色の境界部分に黒で曲線を描きます。

 

その後、デカールを貼ったんですけど、文字系はクリアのデカール用紙に印刷し、滲み防止のため上からつや消しのクリアを吹いたところ、乾燥後に白くなってしまい破棄しました。

 

別のクリアスプレーを買ってきて再製作です。

 

にしても、写真と実物ではかなり色合いが違います。

外だとまた違って見えるんでしょうかね?

 

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会社の机の引き出しに転がっていたゼムピン。

 

こいつを適当に切って、取り付けると

 

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係留用のフックかな?

 

もうひとつ、T-REX250のフライバーを使って作ったもの

 

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アンテナです。

 

まだ仮に付けただけなんで角度がおかしいけど、最終的には接着します。

 

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こういう小物作り、案外好きです(^^)

 

機体はまたまた確認フライトが必要になったけど、ボディは完成しました。

 

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ウィンドウ部分やダクトなど、クリアパーツを貼り付けて完成です。

 

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スキッドのパイプ部分は敢て塗装してません。

 

機体を積んだ後で尾翼関係とアンテナを取り付けます。

 

内装で茶色いのが写ってますけど、クリアパーツを固定しているガムテープですが、ちょっと目立つので、内装を黒かグレーに塗った方がいいかもね(^^;

 

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初飛行の際、共振による異音が気になったので、その対策をしてみました。

 

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ホームセンターで10mm×100mm×100mmのスポンジゴム(1枚/40円)を購入。

 

スポンジと言っても、適度な硬さがあり、固定&振動吸収に適しているように思います。

 

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テールボディの内径よりやや大きめにカットし、内側はブームとロッドの逃げ部分をカット。

 

カットするラインを赤マジックで適当に描いたんですけど、カットも適当なのでラインが残ってしまいました(^^;

 

適当なカットでも問題ないのは、ボディに押し込むようにセットするためです。

 

この振動防止&固定用スポンジですが、AIR WOLFでは450、500共に同封されてましたが、MD500にはありませんでした。

 

フロント側にも同様のスポンジゴムをセットすれば、よりシッカリと固定されるでしょうけど、また機体を取り外すのは面倒なのでリヤだけで終了です(^^;

 

ちなみに同じものを2枚作り、二重にセットしています。

 

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さて、どの程度改善されているか、また飛ばして確認ですが、スケール機を持ち運ぶのは気を使います。

 

カーゴルームの広い車ならそれなりの固定具を取り付けて、安定感のある運び方が出来るんですけど、悲しいかなマイカーにはそんなスペースは無し。(当時のマイカーは小さなコンパクトカーでした)

 

さりとて、本格的なケースをポチる余裕も無し。

 

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ってことで、スケールボディの入っていた段ボール箱を利用して運搬ケースを自作するです。

 

蓋を裏返して二重にして縁をテープで補強します。

 

中に小さな段ボール箱を固定し、テール部分を支えるために上面をカット。

 

ずれ止めのためにマジックテープを通しておきます。

 

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黄色のメッシュは100円ショップで買った滑り止めのシート。

 

このシートを同じく100円ショップで買った両面テープで固定。

 

 

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ヘリを入れるとこんな感じ。

 

急ブレーキだとちょっと心配やけど、普通の加減速やカーブ程度なら大丈夫でしょう(^^)

 

見た目はみすぼらしいけど、材料のほとんどが廃品利用なんでこんなもんかな。

 

ってことで、明日はこの状態で運ぶです。

 

 

 

 

この後、落ちたフロントカウルをみんなで探したんですが発見できず、翌日も範囲を広げて探しても見つけられず諦めかけた頃、ラジコン倶楽部の会長がヒョコっと現れ、ものの10分もしない内に見つけてくれました!!

 

落とした当日、会長は現地には居なくて、上の動画を見て大体の落下位置の見当を付けて探して見つけてくれたんですよ。

 

現地に居ると先入観が強くて、「あの辺に落ちたはず」ってことから、無意識に探すエリアを限定してしまっていたみたい。