今回はあの悪名高い酷道308号線の『暗峠』を走ってきました。
暗峠には若い頃、一度だけバイクで行ったことがありましたが、走りにくさと敢えて利用する道でも無いので、その後は行かないままバイクを降り、昨年からリターンライダーとしてまた走り出したんですよ。
若かりし頃、共に峠を越えたHONDA CBR400Fの勇姿!!
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外環(170号線)を南下し、枚岡公園の標識を左折(東進)して府道702号線から国道308号線へ。
近鉄奈良線のガードをくぐってすぐに左折。
これは308号線が一部西向きの一方通行になっているため100mほど北上してから右折して308号線の本線に戻ります。
いよいよ暗峠目指してのヒルクライムです(^^)
この場所でもかなりの勾配ですが、普通に民家が軒を連ねています。
登り始めてまだ少しのところで大阪市内を見下ろせる場所があります。
視界は狭いですけど、この後は山の中に入っていくので下界は少ししか見えない・・・と思います(^^;
ほとんどの登りは1速でしか無理でした。
2速に入れられる場所もありますが、すぐにスピードが落ちてしまいシフトダウンを余儀なくされます。
やって来ました、最大勾配31%の坂!!
イン側にはタイヤが空転して出来るマークがいくつもあります。
4m程の道幅でもイン側とアウト側では勾配が違うので、出来るだけアウト側を通った方がスリップせずに済みそう。
「弘法の水」で一服。
以前は銘水としてこの水を汲みに来る人が絶えなかったようですが、現在は水質に問題があるらしく、そのままでは飲用に適さないとの看板がありました。
峠付近は石畳になっています。
昔はこの辺りに奈良街道を通る旅人にための旅籠も複数あったらしく、賑わっていたようです。
閉まっていますが右手には峠の茶屋があります。
休日のみ開店しているとか。(私が行ったのは平日でした)
正面を左右に横切るコンクリート構造物は生駒信貴スカイラインです。
このスカイラインは4輪専用の有料道路です。
昔、家族で夕涼みがてら生駒山頂遊園に行くときに通りましたが、終点の信貴山までは滅多に行かなかったですね。
スカイラインをくぐります。
くぐってすぐに生駒市&奈良市の街並みが見えます。
ここからは奈良方面への下りになりますが、大阪側ほど勾配はきつくなく、道幅も広めです。
生駒市街に下ると逆に道幅が狭くなり、車ではすれ違いできないほどの幅員になってるところも。
久しぶりに308号線(暗峠)を走ってみて、古い記憶だけで抱いていたイメージ(凄く走りにくく、怖い道)よりは普通に走れましたよ。
昔よりは道も整備されてるだろうし、当時はネットなどのシステムも無く、情報としては口コミか雑誌程度だったので実際に行った時の印象が強烈で、それが”凄く怖い道”というイメージでインプットされてしまったんでしょう。
もう少し暖かくなったらこの道を大阪側から歩いて登り、スカイライン沿いに山頂遊園までハイキングしたいと思ってます。
それまで自転車で足腰を鍛えておかないと・・・(^^;