土曜日に折りチャリで高槻市と茨木市にある『ねじりまんぽ』に行って来ました。
『ねじりまんぽ』って何? って思われますわな、普通(^^;
以下のページに判りやすく解説されてます。
要は鉄道をくぐるレンガ造りのトンネルなんですけど、線路と斜めに交差している場合にレンガの積み方がらせん状になっていて、今となっては珍しい構造物なんですね。
そんなものが近くにあるのを最近知って、是非見に行こうってことで(^^)
家を出た頃はまだ雲っていたけど、淀川の右岸を高槻市に向けて走っているうちにお日様も顔を出し、暖かくなってきました。
いきなりですけど、一箇所目のねじりまんぽ(高槻市)に到着。
ご覧の通り、幅、高さともに2mほどで延長も20mぐらいかな。
こじんまりとしたトンネルです。
レンガがらせん状に積まれているのが判ります。
地面から50~60cmほどは真っ直ぐ水平に積まれていて、その上は斜めに積んでます。
れんがを積んでトンネルを作る場合、上の鉄道と直角に交差していないと荷重の掛かり方が均等ではなくなるのでこうしたらせん状の積み方になるんでしょうね。
100年以上前の土木技術であり構造物ですが、現在も普通に使われているのが凄いですね。
反対側は普通のコンクリート製の四角なトンネルです。
おそらく線路が拡張された部分はコンクリート製のトンネルで作ったんでしょうね。
ちなみにこの線路はJRの東海道本線です。
幅よりも高さが判らず、天井をぶつけることがあるのかも・・・?
このねじりまんぽから数十メートルほど北上すると京と西国を結ぶ『西国街道』に当たります。
橋の欄干には参勤交代の様子を描いたレリーフが。
現道としては大阪府道67号線なんですね、この辺りの西国街道は。
言われてみれば”昔の街道”の面影があるような、無いよう・・・(^^;
途中の小さな四辻に道標がありました。
だそうです(^^)
この辺は雰囲気ありです(^^)Y
西国街道を西進し、安威川に出たところで川に沿って下り、府道15号線の1本西側の狭い道路を南下すると茨木市のねじりまんぽに到着。
ここも高槻と同じく、線路の北側はコンクリート製のトンネルになってました。
南側からの状況。
判り辛いけど、基本的な積み方は高槻のと一緒のように見えますね。
茨木ねじりまんぽからは安威川に沿って茨木市~摂津市と走り、淀川へ。
発 : 午前 8:00
着 : 午後 0:10
走行距離 39 Km
時間的にも体力的にもまだ余裕はあったけど、夕方から予定があったので早めに帰宅しました。
せっかくの土曜日だったので、もうちょっと走りたかったのが本音。
ま、『ねじれまんぽ』と言う、これまで知らなかった構造物を見ることができたし、このねじれまんぽ、大阪以外に京都府や兵庫県にもあるようなので、次は他府県まで足を伸ばしてみましょうか。