★祝!T2公開決定!
Trainspotting
1996 UK
監督:ダニー・ボイル
脚本:ジョン・ホッジ
原作:アーヴィング・ウェルシュ
出演:ユアン・マクレイガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー、ケヴィン・マクキッド、ロバート・カーライル、ケリー・マクドナルド
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舞台はエジンバラ
仲間とヘロインでハイじゃないときは、ドラッグのために盗みを働く日々のマーク・レントン
このままじゃいけない!と、ドラッグ断ちしては、もとに戻る生活の繰り返し
今度こそと、ロンドンに出て職に就くが、仲間のシック・ボーイとベグビーがやってきて部屋に入り浸るようになり・・・
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ヘロイン中毒な仲間たちの最低最強ライフ
イギー・ポップの「Lust for Life」を背に、追っ手から必死に逃げるマーク・レントンとスパット
盗品が振り落ちるのもかまわず全速力で走るレントン。が、曲がり角で車に衝突
ヒヤッと息を飲んだ瞬間、起き上がったレントンがにっこり笑う
あれ?この人・・・目がイッちゃってる・・・
30本に1本くらい、始まって数分で「やばい!この映画、面白い!」って前のめりになる映画がある
そういうのに当たると全身の歓び細胞がフワフワフワ~っと泡になって上昇する。まさにこれがそう
「かっこいい」のひとことに尽きる、痺れる映画
楽曲、キャストはもちろんポスターにしたいシーンだらけの映像、色彩
単純にドラッグ=かっこいい、危険だっていう映画ではもちろんなく、冒頭の独白
「Choose life、Choose a job、Choose a carrear、Choose a family、Choose a fuckin big television.....(中略)Choose your future、but what would I want to do the thing like that? 」
や、
「手に入るドラッグはなんでもやった。もしビタミンCが違法なら、やった」
と、哲学すら帯びる思想
かつての「sex、drug、rock'n roll」とは一味も二味も違う、快楽も地獄も自らの水かきで泳ぎ渡る、これぞ90年代の退屈からの脱却物語
グラスゴーが舞台の前作「シャロウ・グレイブ」も大好きだけど、ユアン・マクレイガーといえば、やっぱりマーク・レントン
一見、賢そうな好青年。笑うと一転、人懐っこさ満開と同時に、危ない橋を躊躇なく渡り続けそうなアホっぽさを兼ね備えたルックス
有名なトイレシーンも、まさに「ハマリ役」
監督はここでデヴィッド・ボウイの「Golden Years」を使いたかったって話もあるけど断られたらしい。う~ん、惜しいね~
レントンの仲間も曲者揃い
007オタクのおしゃれなジャンキー、シック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)
ちょっと気弱でお人よしなスパット(ユエン・ブレムナー)
アル中で喧嘩中毒。目が合ったら最後、敵にも仲間にもしたくない男NO.1のベグビー(ロバート・カーライル)
レントンのビデオすり替えのせいで彼女に振られる、唯一ヘロインをやらないトミー(ケヴィン・マクキッド)
魅惑の少女ダイアン(ケリー・マクドナルド)
オープニングの衝撃的なかっこよさが忘れられず、繰り返し見たくなる、まさに中毒映画
まずヘロインに陶酔するレントンに痺れ、スパットのヘタレキーパーぶりに笑い、トミーの青さに微笑み、シックボーイの優男ぶりにうっとりし、ベグビーの切れっぷりにドン引きしつつ、ダイアンの魅力に驚く
なんだかんだで毎回捨て犬みたいなスパットが愛しくて一番好きになって、幸せに幕を閉じる
スパット役のユエン・ブレムナー、MI5(TV映画)では元工作員のジャーナリストをクールに演じてばっちりハマっている
T2、楽しみ!