以上、述べてきたように、回数が多い頭痛に悩む方には、心にある一つの傾向があることを知っていただきました。そしてそのポイントは、一言で言うと「頭痛人は一般に精神が緩んでいない、張っている」ことが多いということです。ギターやバイオリンの弦に例えると、ピンと張っている。ですから音色は綺麗で、だらしない音は決して出しません。これが頭痛人なのです。このことは、人間として大切で素晴らしい資質です。ですから社会の発展においてはなくてはならない存在であると言えます。一方で自分の能力を出しすぎることによって、弦が張りすぎることがあるわけです。弦は張りすぎると切れますよね。つまり「頭痛は弦が張りすぎていることへの警告」であると捉えることができます。
このように頭痛を捉えてゆくことによって、頭痛治療に新たな道が開けてきます。では具体的には日常どう対処し、どう考えて日々を送ればいいのでしょうか?