『寿命とある灯火』
葬送のフリーレンというアニメを見ました。
1000年生きたエルフであるフリーレンが、かつて共に旅をした勇者の死をきっかけに人に寄り添っていくアニメです(個人の感想)
単なるアニメの話ですが、人の死を扱うものは僕の心に留まります。
今年再びCRTD(ペースメーカー)が発動しました。これは誤作動でしたが体への衝撃はトラウマになるほどです。
28歳で突発性拡張型心筋症を頂き、今年37歳までの10年ほど生き長らえさせて頂いています。
心臓移植の話から予後5年~10年と命の話を医師から聞かされたときは、両親に申し訳なかった気持ちを思い出します。
人の死は確実です。いつかくる運命です。
正直言いますと28歳の当時は死というものを自分だけで考えていました。両親には申し訳ないがこの命がここまでなら仕方ない。
しかし、世の中が必要としているなら生きるはずだ。そう考えていました。
37歳の自分には恐怖が芽生えていました。
あれから10年。自分には家族ができました。運命の女性と出逢い子を授かりました。今では4人の子供に恵まれています。
嫁や子供の顔を思い浮かべると死を受け入れらなくなる自分がいました。
守りたい。そのためには命が必要だ。
僕は家族を受け入れたことで無駄にできる命がないと気づいてしまったのです。
1000年生きるエルフのフリーレンにとって寿命とは意識ができないものです。人の死を見送ること・葬送することで命の儚さを学んでいきます。
世のため人のために。
この命が尽きるまで果てるまで僕は見送られます。家族を持つことで弱くなった僕ですら必要としてくれている人達がいます。
僕の死は確実に近づいているからこそ、この今の思いを幸せに感じれます。
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