『野蛮力』




火事場の馬鹿力とあります。

もう動けないと病で寝込んでたいた男が、火事だとの知らせで飛び起きる。

腰が曲がりのろのろと動くしかなかった老婆が同じく火事の際に、機敏に周りに知らせ通帳印鑑を持っていち早く避難する。

人間には不思議な出来事が多々起きます。


整体協会生みの親・野口晴哉氏は『野蛮力』という言葉を使います。

現代文化に慣れ家畜されていくなかで、人の力は落ちていきます。

栄養にしてもサプリメントで栄養過多となり、足りない足りないとまた食べていきます。


本来の人の力とは瞬発力であり、どんな状況でも生き残る力です。

少ない食事でもそこから最大限栄養を取ろうと体は働いていきます。

野蛮力とはうまく言ったものですね。文明に慣れた現代人は野蛮という言葉を嫌います。

ときには野蛮となる力を思い出すことも面白いかもですね。


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