となりのケンさんです。

海の水は塩分が含まれているが、
海の氷は塩ぱっくない。



水は余分なものを吐き出しながら純粋な水だけが少しずつ凍っていきます。

海水が凍る時も、雪の結晶によく似た氷の結晶が先ず 水中でうまれて水面に浮かび始めます。
しばらくすると氷の結晶が互いにくっつきあって氷となります。

この時塩分は濃い海水として吐き出されていきます。

それでも結晶と結晶の隙間に少しは この濃い海水が残るから海の氷は海水の5分の1くらいの塩分は含まれています。

ほんのちょっとは塩っぱいかも知れないけれど、ジュースやウヰスキーに入れても大丈夫です。



南極に漂っている氷山をかき氷にして食べても甘くも塩っぱくないもありません。



その理由は南極の浮かぶ氷山は長年にわたり南極大陸に降り積もった雪が 更に積もった上の雪の重さで押し潰され氷になり、ついには大陸氷河になりました。

この氷河がゆっくりと海にせり出して海に落ちて氷山となって南極の海に漂っているのです。


南極地方でも海水は氷ますが 海に漂っている氷山は雪の凍ったもので塩っぱくないはないのです。

実は、北極の海の氷山は塩っぱいのです。

それは北極には 大陸が無く、深い海だけの世界ですから 南極のように降り積もった雪が凍って海に流れ出しません。

北極海では海水そのものが凍って氷山になるからです。