こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。
晴天が続いていましたが、今日は少し曇り空。
これからひと雨降るかな、という夕暮れです。
さて、僕はこれまでブログで「うどん屋さん」について、あまり書いたことがないのですが、今回はさぬきうどんのお話です。
高松の商店街に「ライオン通り」というアーケードの商店があります。
初めて名前を聞くと、なぜライオンなの?と疑問に思う人も多いはず。それは、大正11年に誕生した映画館「ライオン館」に由来します。当時、人々の娯楽といえば数えるほどで、映画は最高の楽しみでした。その意味でもライオン館は大変な人気を呼び、市民の憩いの場として親しまれました。ライオン館の名付け親は、故矢野庄太郎・ヨネ夫妻。日本大サーカスのひとつ、矢野サーカスの経営者でもありました。ライオン館の名前はサーカスのドル箱、ライオンくんにあやかったとか。
高松ライオン通商店街について | 高松ライオン通商店街より引用
その昔、「ライオン館」という映画館があり、そこから通りの名がついたのですね。
矢野サーカスの方が名付けたとは知りませんでした。
飲み屋さんが多く集まるエリアでもありますので、この辺りの思い出を語り始めれば、きりがない…
高松駅、高松港からは徒歩15分ほど、コトデン片原町駅からは5分ほどです。
どちらの駅や港からも歩いて行けます。
奥さんは、時折「川福にうどん食べたい」というのですよね。
毎日、という感じではなくて、数か月~半年に一度くらいの頻度で、食べたくなるのだそう。
最初訪れた時には立派な提灯に「うどんすき」と書いてあるので、「本当にうどんがすきなんだなあ」と思ったものです。
(「うどんすき」はうどんの入った鍋で、うどんの入ったすき焼きではないです。念のため)
どちらかというと、お客さんが来た時に、接待で連れていくような、ちょっと料亭っぽい感じの趣のあるうどん屋さんですが、お昼はランチメニューもあり、普通にうどんが食べられます。
いつだったか、かがわさんに「どこのうどんが一番おいしいですか?」と尋ねたことがあって、
「ざるうどんは、宗家やなあ」
と言われて「そうけ?」と思ったことがあります。
後でわかることですが、こちらの川福さんが「ざるうどんの宗家」なのだそうです。
確かに、ざるうどんが人気で、店内のほとんどの方が天ざるを召し上がっておられました。
動画のキャプチャで申し訳ないのですが、おでんはセルフではなく「たまごとだいこん」と注文するスタイルです。
少しコロナの時期に来ていなかったので、驚いたのですが、厨房の中の方が変わっていました。
こちらの写真の男性が、いつもおられて、茹でたり、天ぷらのタイミングを言ったりする手際を、すごいなあと眺めていました。
代替わりされたのか、若い方(お顔は似ている)に変わられていました。
奥さんは他では頼まない「あつなめこ」。
文字で書くと変わった風に見えますが「温かいなめこうどん」です。
写真撮っていなくて、画像がぼけているので、昔(2018年頃)のあつなめこも載せておきますね。
僕は暑かったので、冷たいぶっかけ、これは「ひやぶ」だそう。
少し細い麺なのですが、それがまた美味しいのですよね。
なめこはもみじおろしがきいていて、ぴりっとしているのだそう。
もともと川福は琴平にお店を構えていたそうで、金子知事が高松に招いたのだとか。
確かに、お座敷や調度品など、讃岐らしい雰囲気がありますよね。
女将さんが相撲甚句をされていて、お相撲関係のポスターなども多くあります。
僕は三越に寄る際に、この辺りを通るのですが、ここのところ週末のお昼は行列が出来ています。
連休中やお盆の時には、列が出来ていましたが、週末に、というのはあまり見かけませんでした。
(2階の席もあったが、今は入れてないみたい)
※川福のお店の前に「美代志野(みよしの)」さんという甘味処があったのですが、忘れかけていました。
うどんを食べて、白玉やかき氷、というのが一つの楽しみだったのですね!
高松の老舗のうどん店、高松に来た際には、ぜひお立ち寄りください。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。