こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。
冬らしい寒い一日となりました。
暖かい日が続いていたので余計に寒さを感じます。
さて、高知の旅はトリトンでモーニングをいただいた後、室戸に移動しました。
僕はもう行かなくてもよかったのですが、奥さんは行ってみたいところがあるというので、行ってみます。
(僕も晴天で室戸に行こうと言われれば断ることはない)
駐車場の車を停め、お手洗いに行った後、遊歩道に入ります。
(他の方もお手洗いを探しておられたが、確かにあまり市沿いにトイレがないのですよね…)
上を見ると、室戸岬灯台の屋根が見えました。
室戸岬には結構長い遊歩道が整備されています。
ちょこっと行った程度で、じっくりとこの遊歩道を歩いたことはありませんでした。
「龍宮神社」があるというのですが、どの辺りでしょうかね。
アコウの木があるところから入るらしい、というので、それらしい入り口を探します。
いくつも海岸へ下りていく道があり、どこからでも入っていけます。
「遊歩道」「名木あこう」という木製の看板があり、そこから中へ入っていきます。
わあ、いきなり亜熱帯です。
12月の年末に近い時期でしたが、虫が飛び、春のような陽気です。
暑い?というほどの天気でした。
すぐにアコウの木が見えます。
何度も来てみているはずなのですが、大きくて立派な幹に毎回圧倒されます。
アコウの木は別名「締め殺しの木」と呼ばれていまして、他の植物に絡まりながら生き抜くのだそうです。
ここでは岩に絡まり、締めています。岩の場合、締められてもそれほどのダメージはなさそうで、お互いに安定し寄り添っているような雰囲気でした。
生命力を感じる巨木、他に人もいなかったので、ベンチに座ってゆっくり見られました。
緑のトンネルを抜けると、牛角岩(うしかどいわ)という看板がありました。
どれだろう?と一瞬考えたけれど、きっと、この岩だろうなあと思います。
隣には「子授の岩」。
いろんな岩があって、それぞれ名前が付いているのですね。
その先には「月見ヶ浜」がありました。
木浜を抜けていくと、少し景色が開け、山の中腹(本当は岩の中腹)に社の屋根が見えました。
あんなところに神社があったのですね。
上がるための石段があるのですが、狭くてとても急でした。
これはカメラ撮りながら上がる感じではありません…。
転ばないように、二人で落ちないように支え合いながら、何とか上ります。
台風や風など、自然の厳しい場所なので、鳥居はステンレス製です。
龍宮神社、海幸彦を祀っているのでしょうかね。
伊勢でお参りした、子安神社コノハナサクヤビメの子、炎の産屋で生まれた火照命(ほでりのみこと)ですね。
航海の安全と豊漁の祈願し祀られているのだそうです。
捕鯨にルーツを持つ漁業の盛んな地域なので、昔から信仰を集めていたのでしょうね。
この日の朝、甥っ子が生まれたので、元気な子に育ちますように、とお願いしました。
景色もとても良いし、辰年なので、龍宮神社に来られてよかったです。
少し海岸に下りてみると、透き通った水がとても綺麗でした。
後ろからは釣りの格好をされた方も来られていたので、大物が釣れるのでしょうね。
遊歩道に戻ると、大きな植物が自生していました。
わあ、これは海外でよく見る光景ですよね。
リュウゼツラン、アガベとも呼ばれ、テキーラの原料だそうです。
数十年に一度花をつけるのだそうです。
確かに、メキシコに行くと見かけそうな形です。
もう一つアコウの木を見つけました。
前の日にジブリの展示を見たからか、ついついラピュタを思い出してしまいました。
結構虫が多く出て来たので(真冬なのに!)、国道へ戻ります。
ここから室戸岬灯台へ行く道があるのですね。
しかし、今回は室戸岬灯台ではなく、その奥の展望台へ行ってみます。
その話はまた次回に。
まだまだ室戸岬には見どころがたくさん残っているので、また近くへ来た際には、少しずつ見て行きたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。