こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

雲の隙間からは日差しがあるのですが、曇りがちなお天気です。

冬なのだから仕方がないとは思いますが、なかなかすっきりしませんね。

 

さて、今回は(も)「終わってしまっていけないじゃないか」シリーズ、栗林公園のライトアップです。

毎年栗林公園では春の桜の時期と秋の紅葉の時期にあわせて、夜間のライトアップをしているのですが、今回は秋の紅葉ライトアップです。

少し紅葉の時期が遅れている、というので、最終日に行ってきました。

日曜日だったこともあって、とても人が多かったのですが、もしと特別名勝栗林公園のライトアップアなんかにご興味がおありでしたら、どうぞお読みください。

 

 

栗林公園のライトアップアは午後5時から

今回は夕方から夜にかけて見たのですが、昨年は昼間に行き、鯉ヘルペスで全て入れ替えた「池の鯉」の記事を書いていますので、もしよろしければあわせてご覧ください。


 

では、まず場所から見ていきます。

 

 

かがわのやや東寄り、高松市の中心部からやや南にあります。

 

 

この記事の前のサンポートから商店街を歩いたルートをそのまま辿っても徒歩で約30分。

ゆっくり歩けばもっとかかるし、本当にまっすぐ行けば25分ほどで着きます。

 

何度か書いているけれど、かがわさんたちはこの距離を歩くのは「結構距離ありますよ」という感覚なのですが、実際にはそうでもありません。

 

 

普段は正面から入りますが、ライトアップなどの混む時には北口から入ります。

結局中で合流して同じところを見るから、ほとんど変わりませんが、少し印象は違うかもしれません。

 

栗林公園北口 午後五時

 

栗林公園は普段夜間閉まっているので、夜に入れるのは春と秋のライトアップの時期だけです。

夜型観光の充実と言っているので、結構プレッシャーがかかっているかと思います。

枕流亭から日暮亭

入園料は昼でも夜でも変わりません。大人は一人410円です。

園内に入って進むと、すでに灯りが点いていて、大勢の方が見物したり、写真を撮ったりされていました。

 

 

栗林公園はこのところ、年を重ねるごとに入園者数が増えていまして、春と秋のライトアップ期間中も毎回「過去最高の人出」となっているそうです。

 

枕流亭(ちんりゅうてい)の岸が照らされていて、人が集まっています。

 

 

僕も来るのが何度目かになったので、大体ここに照らされるのだな、というのがわかるのですが、人気の場所はほとんど人で埋め尽くされている感じです。

一応奥さんも子どもも誘ったのですが、「寒いし、人が多いから行かない」とのことで、それも何となく理解できるところです。

 

 

もしかしたら、陽が沈んでからの方が綺麗かもしれませんが、ここは時間によっては身動きできなくなるほどなので、先に進みます。

 

 

少し先に進みますが、いつも通る川岸の道は塞がれていて、お茶畑(百花園)・梅林の横を通り皐月亭へ抜けます。

梅林橋を渡り日暮亭(ひぐらしてい)へ。

 

ここも時間帯によってはすごい人になりますが、まだこの時間は大丈夫な様でした。

 

 

 

何がよい、ということを書き難いところですが、灯りに照らされた黄色や赤がぼんやり茶室の灯りが重なるところでしょうかね。

 

 

 

僕は何となく照らしすぎでは、という気持ちになるのですが、海外からのお客さんも多かったので、やはり強調し過ぎるくらいの方がわかりやすいのかもしれません。

 

山側には修復を終えた旧日暮亭。

 

 

 

こちらもやや色味が強いのでは、という気もしますが、何となく普段とは違う感じでしたので、それを楽しむのだろうと思います。

涵翠池と掬月亭周辺

ソテツがライトアップされているのを見た若い方が「南国だね」と言っていました。

まあ、確かにこの景色を見ればそう思うかもしれませんね。

 

ソテツの岡

栗林公園の涵翠池(かんすいいけ)の北沿いの丘に、ソテツが雌株雄株(めかぶおかぶ)合わせて36株が群生している。高さ6メートル、目の高さの幹周り1.8メートルのものを最大とした茎をはじめ、長短212本の多きを数える。そのため、茎の上部から広がった羽状の大きな葉で、丘の上は県内稀(まれ)に見るソテツの純林(じゅんりん)となっている。本来、ソテツは沖縄や九州南部に自生するが、県内では庭木として多く利用されている。ソテツの岡のソテツは、薩摩藩主(さつまはんしゅ)島津家が、琉球(りゅうきゅう)(沖縄)産のものを高松藩主松平家に贈り、それを移植したと伝えられているが、その時代等は不明である。しかし、元禄(げんろく)年間(西暦1688~1704年)の「お林(はやし)お庭図」に書かれていることから、元禄以前に移植されたのは確かであろう。

ソテツの岡|高松市のHPから引用

こちらの立派なソテツ、天然記念物となっていまして、何となく僕は近いうちに「ソテツ」のブームが来るのではと予想しています。

ソテツの中にいつもは入れるのですが、夜なので通行禁止となっていました…。残念。

普段はこんな感じです。

 

2018年12月撮影

 

高松市のHPでは涵翠池を「かんすいいけ」と「かな」がふってありますが、「かんすいち」という印象もあります。

(※やはり後日観光事務所に尋ねたら「かんすいち」とのことでした)

 

 

この辺りで陽が沈みまして、辺りが暗くなってきました。

そうなると、池の水に樹木が映るので、それも見ていて楽しいところかもしれません。

 

 

池の中を覗いてよく見ると、数匹の錦鯉が泳いでいました。

元気に育ってくれているようで、よかったです。

 

 

ソテツたくさんあって不思議だなあ、という光景です。

 

掬月亭から少し池の淵を歩いて細い通路を行くと、そこにもたくさんの人がいました。

 

 

たくさんの人がいるので、何かと思って見ていたら、和船がちょうど通って行くのですね。

対岸の楓岸の方も綺麗に見渡せるので、人気がある場所なのですね。

 

 

 

ここから見ても明らかに人が多いのがわかるので、行くのを躊躇うほどですが、向こうへも行ってみます。

楓岸から飛来峰

毎回ここは綺麗なモミジ(タカオモミジだそう)があるので、人気の場所です。
楓岸(ふうがん)という場所で、葉がちょうど綺麗に色づいていました。
 

 

進む方向も戻る方向も一列なので、止まったり、進んだりという感じ。

平坦な道だけではなく、凸凹しているところもあるので、ベビーカーを押す方は大変なところです。

 

一つのところにたくさん人がいるな、と思ったら、大体和船がいます。

 

 

なるほど、皆さんこの和船を撮りたいのですね。

 

 

何とか楓岸を抜け、飛来峰(ひらいほう)へ向かいます。

お団子を売っている吹上亭の周りには、これも見たこともないほどの人がいました。

 

 

飛来峰の上もすごいことになっていまして、次々に人がやってきますので、早めに退散です。

 

迎春橋から小松亭(閉まっている)の辺りは、それほど人がいなくて、比較的ゆっくりと眺めることができました。

 

 

ライトアップの時期は通れる道が限られるので、人気が集中する場所があるのですね。

 

花園亭の前を通り、商工奨励館の方へ歩いて行きます。

 

 

うどんやいちご大福など、食べ物が並んでいました。

 

 

すぐ隣には、東門から入るとすぐに見える大きなイチョウの木も、灯りに照らされていました。

 

 

すっかり辺りが真っ暗になり、少し寒くなってきたので帰ります。

 

 

よろしければチャンネルお願いします。

 

 

 

足元が暗いので、若い方やカップルなんかが多いのですが、栗林公園のライトアップを楽しまれていました。

今度のライトアップは桜の時期ですが、また紅葉の時期が巡ってきたら、立ち寄ってみてください。

 

それでは今日はこの辺で。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。